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タイのロングステイ!駐在員妻教えるタイ移住の際に持って行くべきもの

パスポート

どんな国でも移住やロングステイとなれば、それなりの準備が必要になるものですよね。気候も違うし生活習慣も違うし、何より一度渡ればそう何度も日本に帰ったりできません。だからこそ、万全の準備をして出国したいところです。

この記事ではタイの郊外の都市に住んで4年半となる1人の駐在員妻が、自分の経験を踏まえつつ、移住前に準備するものをまとめてみました。

持ってくればよかったと思った意外なものや、持ってきたけれど必要なかったものなどをご紹介します。ぜひ参考にしてください!

目次

お金はどのくらい必要?

お金

まずどこで何をするにもお金が必要ですよね。タイで働くために移住する場合、最初のお給料が出るまでに生活用品などをそろえるのに、とりあえずは1人当たり3万バーツ(約10万円)ほど用意しておくといいでしょう。

ただしこれはあくまで身の回りの最低限のことに足りる金額の目安であり、学校へ通う費用や家賃などは別です。

ちなみに一般的なコンドミニアムを借りる場合、予約金・敷金(タイではデポジットといいます)・初月家賃をあわせて、8万バーツほどかかる計算となります。

しかし格安ならば家賃が月8,000バーツ、初期費用3万バーツ台からあるので、前もっての物件探しが大事ですね。

平均気温30℃のタイでの服装は?

タイの街並み

暑い国だからこそ夏服と防寒用の服を

タイは日本に比べてかなり赤道に近いところにあり、バンコクの年間平均気温は約30℃です。

そのためやはり、服装は日本でいうところの夏服が1年を通して活躍する傾向にあります。Tシャツやタンクトップなどの薄手の服は、たくさん用意しておくに越したことはありません。

しかしそんな熱い国だからこそ、室内はクーラーがガンガンに効いている場合が多いのです!

また年末年始のほんの2週間ほどですがタイでも気温が20℃くらいになることがあり、特にここ数年は中国や日本の寒波がタイにまで届くことが増えているのです。

しかもタイには暖房器具がないため、衣服などで対応しなくてはなりません。そのため、タイに持っていくべき服は、

  • Tシャツ・タンクトップなどの夏服
  • 室内で羽織るための薄手の上着(カーディガンやストールなど)
  • ヒートテックなどのかさばらない防寒着
  • 日本に一時帰国する時のためのコート

などです。

またそれ以外に暖をとるための道具としては、

  • 使い捨てカイロ
  • 湯たんぽ

などがかさばらないのでおすすめです。

暑がりだから20℃くらいなら半そでで平気という人でも、風邪をひいたときに持っていないと後悔しますよ!タイのお布団は薄いので、日本のお布団を1枚くらい持って行ってもいいかもしれません。

タイのファッションセンスが合わないことも……

またタイで売られている服はプチプラか、かなり個性的なデザインのものがほとんど。日本人のセンスに合うファッションはTシャツくらいしか手に入らないので、おしゃれ着や勝負服は日本でちゃんと買っておいた方が無難です。

またタイではストッキングをはく習慣もないので、めったに売っていません(少なくとも私は見たことがありません)。

タイでは手に入りにくい日用品

キッチン

国際化の進んだバンコクでも、日本では普通に手に入っていたのになかなか手に入らない物がいくつかあります。自分や周りのタイ移住者の経験から、タイに持って行くべき日用品を挙げておきます。

除菌のできるお掃除シート(トイレクイックルなど)

タイでは日本ほど除菌を必要と考えていないようで、トイレ掃除用の除菌シートは売っていません。しかしタイのトイレはお風呂と一体化していて総タイルになっていることが多いので、持っていると重宝します。

ばんそうこう

タイにも売ってはいますが、すぐはがれる、汚れが付きやすい、貼りにくいなどかなり難あり。日本のものはやはり質がいいです。

うがい薬

タイではうがい薬といえばマウスウォッシュが主流で、喉を殺菌するためのものはほぼ売っていません。しかもタイでは年中インフルエンザが流行っていますしね。ただし一応喉の殺菌用スプレーが薬局や病院で売られてはいるようです。

洗濯用洗剤

日本の洗剤は軟水用なので本来外国での使用には適さないのですが、それでもタイ製のものに比べると汚れ落ちがいいです。特に生乾きの臭いを消すタイプのものと、おしゃれ着洗い用のものはタイにはあまりありません。

実はハイターのような除菌のできる漂白剤もタイにはありませんが、こちらは郵送も手荷物での輸送もできないので仕方ありませんね……。

歯ブラシ

私は不便を感じないのですが、タイ製の歯ブラシはヘッドが大きく磨きにくいとよく言われます。気になる方はご用意を。

台所用ラップ、アルミホイルなど

この類は、タイ製のものだとイライラするほど使いにくい!タイでもイオンなどには比較的使いやすいタイプも売っていますが、それを見つけるまではかなり不便を感じるのではないでしょうか。

タイにはなぜか傘が売っていません。傘が役に立たないほどの大雨が多いからでしょうか…?雨天用も日傘も日本で用意しておきましょう。

他にも化粧品やシャンプーなど、こだわりのある人は持っていくに越したことはないでしょうが、やや割高ながらそこそこ日本製品も売っているので、無理をしてまで持って行くのはおすすめしません。

たまに食べたくなった時に役立つ食料品など

タイには日本人が多いこともあって、日本食品はあちこちで売っていますが、値段は総じてお高め。そんな中で持ってきておくと助かるものは、これらの品々。

  • カップ麺
  • 袋麺
  • インスタント味噌汁
  • ふりかけ
  • お醤油(西日本の人)

カップ麺はタイで買うと、値段は何と約500円。軽い気持ちで食べられる値段ではありませんよね。

ちなみ日本食の調味料はタイでもそこそこの値段でそろうので、お味噌汁はちゃんと作るという人にはインスタントのものは必要ないでしょう。

また私は西日本出身なのですが、タイには東日本のお醤油しか売っていないことに困りました。

日本の電化製品はタイでは使える?

電化製品

端的に言えば、使えます!しかし日本とタイでは家庭用電源の電圧が違うので、変圧器が必要です。

あまり電力を消費しない電化製品ならコンビニに売っている小型のものでも大丈夫ですが、炊飯器などの発熱する製品、パソコン、テレビなどには大型の変圧器(上の写真参照)でなくては対応できません。

こちらは大型デパート(エンポリアムなど)の家電売り場に売っています。そしてとても高くて重いです!

まとめ

タイで買えないもの、買えるけれど高いものなどをまとめてみました。しかし誰もがすべてを必要とするわけではないと思うので、ご自身でよく吟味して荷造りをしてくださいね!

ちなみに余計なものを持って行ってしまっても、タイでは物を捨てるのにお金がかからないので意外に平気です。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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