旅行をするのと住むのとでは、持参するアイテムは変わりますよね。ラオスに長期で旅行する場合や、仕事などで住む場合、何を持っていけばよいのか悩むと思います。
私は出国する前に、事前にインターネット等で下調べをしました。しかし、それでも持ってきたけど使わなかったものや、もっと持ってくればよかった!と思うものもあります。
ここでは、ラオスに住むなら絶対に持っていくべきアイテム11点をご紹介します。
蚊除けグッズ
ラオスでは、蚊が原因となるデング熱やマラリアはとてもポピュラーな病気です。一年中暑い国ですから、一年中蚊がいます。肌を露出しないことが最善策ですが、汗もかきますしそんなわけにもいきませんよね。
外出する時は必ず蚊除けスプレーなどの蚊除けグッズを持参してください。ラオスでも売っていますが、ラオスに着いた瞬間から必要となりますので、1つ準備しておいたほうが良いでしょう。
また、刺された時のために、痒み止めも併せて用意してください。
薬
ラオスでは、病院に行くことは滅多にありません。その理由は、医療が発達していないので病院があまり頼りにならないことと、薬局で薬が買えることです。
日本では医者の処方箋がいるような薬でも、ラオスでは薬局で購入することができます。しかし、病気は突然やってくるもの。風邪薬、鎮痛薬、胃薬くらいは日本から持参しましょう。
また、ラオスの薬は日本のものより成分が強いようなので、飲みなれた日本の薬の方が安心できます。
SIMフリーのスマートフォン
ラオスでスマートフォンを使用するには、WiFiを持ち歩くか現地のSIMが必要です。ほとんどの飲食店では、フリーWiFiを利用することができます。しかし、外に出てしまうとインターネットを使うことができなくなってしまいます。
現地のSIMを使うなら、安いものでよいのでSIMフリーのスマートフォンを用意しましょう。
サングラス、帽子
サングラスや帽子は必須アイテムです。ラオスでは強い日差しの中、外を歩き回ることがよくあります。
また、サングラスの役割は日差しから目を守るためだけではありません。ラオスでは舗装されていない道がまだまだあります。トゥクトゥクと呼ばれる三輪タクシーに乗れば、外の風をダイレクトに受け、砂埃が目に入るなんてことがよくあります。
強い日差しと砂埃が目に入ることを防ぐために、帽子とサングラスは必ず用意してください。
趣味の道具
ラオスに来て最初の3カ月は、毎日が刺激的で旅行者気分でした。しかし、3カ月を過ぎたあたりから生活にも慣れ始めます。人によっては、ホームシックに陥ることもあるでしょう。
ラオスは、首都であるビエンチャンでさえも、遊べるような場所はほとんどありません。休日に時間を持て余すことのないように、何か趣味のものを用意するといいでしょう。
私の場合は、ニンテンドー3DSを持参しました。日本にいる友達と時間を合わせてオンラインゲームをする時間は、海外に住んでいるという事を忘れるほど楽しい時間です。
本を持参するのも良いでしょう。しかし、本は重たいので、kindleのスマートフォンアプリをダウンロードすることをおすすめします。私は本が読みたいと思ったら、このアプリ(https://itunes.apple.com/)を使って本を読んでいます。
バッグ
ラオスでは防犯の意味も込めて、荷物はひとまとめにする方がいいです。シーンにより、どのようなバッグが便利なのか、おすすめをご紹介します。
大きめのバックパック
ラオスには、街全体が世界遺産になっている「ルアンパバーン」や、欧米人バックパッカーに人気の「シーパンドン」など、首都ビエンチャン以外にたくさんの観光スポットがあります。
また、隣国のタイやベトナムなどにも、飛行機や寝台バスを利用すれば簡単に行くことができます。
そんなとき、スーツケースは移動する際に邪魔になりますし、飛行機などで預ければ、自分の手元から荷物が離れることになります。
荷物を紛失することも十分にあり得ますから、荷物をひとまとめにできるように大きめのバックパックを1つ用意したほうが良いでしょう。
ラオスでも売っていますが、日本ほど種類はないですし、メーカーなども正規品かどうかわかりません。
普段の街歩き用バッグ
普段の街歩き用のバッグなら、斜め掛けやボディーバッグをおすすめします。肩から掛けるバッグは絶対にやめてください。ひったくりに遭う危険があります。大きさも、できるだけ必要最低限の荷物が入る小さめのものが良いでしょう。
小さめのリュックサックでも問題ありませんが、ナイトマーケットなど人の多く集まる場所では、背中に背負うのではなく身体の前にかけるようにしてください。
履物
ビーチサンダルでも問題ありませんし、ラオスにもたくさん売っています。それ以外の、日本から持参したほうがよいおすすめの履物をご紹介します。
スニーカー
ラオスにも売っていますが、種類は多くありませんし、メーカーの正規品はほぼ無いと思っておいてよいでしょう。1~2足は、履き慣れたスニーカーを持参することをおすすめします。
私は日本からスニーカーを1足持っていきましたが、長時間履くと足が痛くなります。普段はビーチサンダルを履いていますが、国内旅行をする際は歩きやすいスニーカーが絶対にいると後悔しました。
なぜかというと、ラオスでは舗装されていない道も多く、でこぼこ道を歩くことになります。それに、ラオスの国内旅行と言えば洞窟や山歩きなど、探検のような観光をすることがほとんどだからです。
多少金額が高くても、足に合う歩きやすいスニーカーを持参することをおすすめします。
足首の固定されたサンダル
ラオスでは雨季になると、そこらじゅうに水たまりができます。舗装されていない道もありますから、ビーチサンダルだと泥水がはねて洋服が泥だらけになります。
また、ビーチサンダルは滑りやすく危険です。そのため、足首の固定されたサンダルをおすすめします。
足首が固定さたサンダルなら長時間歩いても疲れにくいので、スニーカーは足が蒸れて嫌いだという方にもおすすめです。
綿素材の洋服、下着
ラオスは熱帯性モンスーン気候で、年間平均気温は26.4℃です。気温が一番高いと言われる4月には、40℃を超える日もあります。
1月~2月にかけては薄手の長袖が必要なほど肌寒い日もあります。しかし、基本的には日本の8月くらいの暑さだと思っておいてよいでしょう。
一年のうち11カ月は真夏なので、毎日、たくさん汗をかきます。私は日本から洋服を何枚か持ってきていますが、ポリエステルなどの化学繊維の洋服は着なくなりました。その代わりに、綿素材の洋服を毎日着ています。
綿は、繊維の中に穴が開いているので、寒い時は空気を穴に閉じ込め保温をし、暑いときは空気を外に逃がす働きをします。
しかし化学繊維は、繊維の中に穴がないので、温度調整が難しいんです。毎日着る洋服は、着心地の良い綿素材のものを選ぶようになりました。
下着についても同様で、直接肌に触れるものなので綿素材のものが良いと思います。日本と比べると、半袖の洋服を着る期間は非常に長いです。そのため、生地が痛むのも早いです。
ラオスに来て半年で、洋服に穴が開いたり毛玉ができたり、生地がボロボロになりました。
ラオスにも洋服は売っていますが、日本のものほどクオリティは良くないので、考えているよりも多めに洋服や下着を用意したほうが良いでしょう。
ガイドブック
ガイドブックと言えば「地球の歩き方」ですよね。ガイドブックは、旅行者だけではなく、生活する上でも役に立ちます。私は、ガイドブックは「地球の歩き方」のみ持参しました。
しかし、ラオスで知り合った友達が持っていたガイドブックが非常に便利でしたのでご紹介します。
ラオスに住むなら「ラオス観光公式ガイドブック」
旅行者なら「地球の歩き方」で十分です。しかし、ラオスに住むなら「ラオス観光公式ガイドブック」をおすすめします。これには、ラオスの1年間の行事ごとが詳細に掲載されているからです。
「地球の歩き方」もいいですが、「ラオス観光公式ガイドブック」ほど情報が詳細ではありません。どうせ住むのなら、ラオスのお祭りや風習など詳しく知っている方が楽しく生活することができますよね。
ガイドブックと言えば「地球の歩き方」
とはいえ、ガイドブックと言えば、といわれるほど、「地球の歩き方」も持っていて損はないです。「ラオス観光公式ガイドブック」よりも情報の量は多いと思います。
広く浅い情報なら「地球の歩き方(ラオス)」、狭く深い情報なら「ラオス観光公式ガイドブック」という感じで、使い分けるのもいいと思います。
生理用品や化粧品など
女性限定の話になりますが、生理用品はできれば1年分持参したほうがいいです。ラオスにも日本のものは売っていますが、種類が少なく、どこにでも売っているというわけではありません。とくにタンポンは全くと言っていいほど売っていません。
たまに入荷するときがあるようですが、人気のためすぐに売り切れてしまうそうです。生理用品はかさばりますし荷物になりますが、ストレスにならないためにも使い慣れたものを持参することをおすすめします。
また、化粧品やスキンケアアイテムはラオスではあまり種類がありません。使い慣れたものがあれば必ず用意してください。
1年中サンダルを履いていると、かかとが真っ黒になります。乾季では乾燥でひび割れることがよくあります。かかとのケアグッズを持参することをおすすめします。
友達からもらった手紙や写真など
海外に住むと、頻繁に日本へ帰ることはできなくなります。友達に会うことも難しくなりますよね。ホームシックにならなくても、仕事に疲れたり、生活に慣れないうちは弱気になることもあります。
そんな時、出国前に撮った友達との写真や手紙、プレゼントなどを見ると「よし、頑張ろう!」と元気が出ます。
出国前は楽しみがたくさんでワクワクするかもしれませんが、きっと滞在中一度は心が疲れてしまうこともあるでしょう。そんな時に、応援してくれる友達のことを思い出すと、きっともっと頑張れると思います。
まとめ
出張などで頻繁に日本に帰国できる方は焦らなくてもよいでしょう。しかし、1年に1度程度しか帰国ができないのなら、上記のものを準備しておいて損はありません。
もちろん、ラオスで全く売っていないわけではありません。しかし、探すのが難しく、すぐに手に入れることができないアイテムばかりです。
ラオスに長期で旅行する場合や、仕事などで住む場合には、この記事をぜひ参考にしてくださいね。
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