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ラオスの伝統工芸を体験!「ホアイホン職業訓練センター」の体験レポート

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染め物

東南アジアへ行ったことがありますか?東南アジアのお土産屋さんには、必ずと言っていいほどエキゾチックな色柄の布や、カラフルな刺繍の施されたポーチなどが販売されていますよね。

ラオスも同じように、ナイトマーケットや街の土産屋でそのような製品を目にします。既製品を購入するのも良いですが、自分で作ってみたいと思ったことはありませんか?

ラオスにある「Houey Hong(ホアイホン)職業訓練センター」では、ナチュラル染料を使用した染め物体験や、ラオスの伝統的な機織り体験をすることができます。

在住者はもちろん、旅行者にもおすすめしたいラオス「ホアイホン職業訓練センター」での体験をレポートします!

ラオス「Houey Hong(ホアイホン)職業訓練センター」とは

「ホアイホン職業訓練センター」の歴史

創立者のChanthasoneさんは、1998年に女性とラオスの子ども支援会(ASCW)とラオス女性のための雇用協会(APJW)の支援を得て、センターを設立しました。

1999年から2001年の間には日本政府機関であるJICAが助成金を提供し、現在のセンターの姿となっています。

「ホアイホン職業訓練センター」の目的

恵まれていない農村地域の女性を対象に、様々なスキルレベルのトレーニングの提供を行っています。また、ラオスの伝統工芸を復活させ支援する活動を行っています。

旅行者にも嬉しい、車での送迎

ホアイホン職業訓練センター

「ホアイホン職業訓練センター」は、ドンドック大学から車で数分の場所にあります。車やバイクなどで自分で行ける場合はいいですが、旅行者だと移動手段がないですよね。

でも大丈夫。「ホアイホン職業訓練センター」では車での送迎も行っています。朝8時半、または13時半に「True Colour(トゥルー・カラー)」というお店の前で待ち合せます。

料金は1人50,000キープです(日本円で約640円/2018年3月現在)。所要時間は、ビエンチャン中心部からは車で20~30分程度かかります。

「ホアイホン職業訓練センター」の見学、および体験は事前に予約が必要です。この記事の施設情報の項目で詳細を載せています。ご確認ください。

言葉が分からなくても大丈夫!

語学に自信がない場合、染め物や機織り体験の際の説明は、言っていることがわかるかな?と不安になりますよね。

スタッフは英語で説明してくれますが、染め物も機織りも複雑な動作はしません。丁寧に簡単な英語で説明してくれますし、スタッフのジェスチャーだけでも十分理解できると思います。

「ホアイホン職業訓練センター」へは、日本人以外の見学者もたくさん来るようです。

ナチュラル染料でシルクスカーフの染め物体験

シルクスカーフの染め物

午前中は染め物体験をしました!

どれも個性的で可愛い!柄と色を選ぶ

いくつものサンプルの中から、好きな柄を選ぶことができます。どの柄も個性的で、とても悩みました。また、色も、ブルー、ピンク、イエロー、グリーン、パープルの5色から選ぶことができます。

柄を付ける、絞る

柄を付ける、絞る

絞りの柄はとても複雑にみえますが、やってみると意外と簡単です。こんな風に絞りの柄は作られるのか!と、感動してしまいました。固く紐を結ばないとうまく柄が出ないので、しっかりと結びましょう。

水につける

生地に色を入れるため、この工程がとても重要だそう。十数分、生地全体に水が染み渡るように、もみもみもみもみ…ひたすら生地を揉みます。

「この工程でうまくいかないとどうなるの?」と質問したところ、「色が入らないため柄が出ず、真っ白になってしまう人もいます。」とのこと。真面目に、揉みました。

染料につける

染料は自然の木や花から採れたものを使用します。私はイエローを選んだので、ジャックフルーツの木から採れた染料で染めることになりました。染料についても、スタッフさんから丁寧に説明していただきました。

火にかけた染料につけたら、沸騰するまで生地に色を染み込ませます。水につけるときは手で揉みましたが、染料につけるときは熱くなるので木の棒で突きます。熱を加えるのが重要なんだそう。

一緒に行った友人は、大きな鍋に入った生地を棒で突く私の姿を見て「魔女みたい」と一言。魔女気分も味わえます。

干して完成

染物

染料をしっかりと沸騰させ、念入りに水で染料を洗い流したら完成です!風通しの良い場所で干して乾かします。この後、機織り体験をしました。

染め物体験だけの方は、スカーフが乾くまでの間はお茶をしたり館内を見学したりできるようですよ。

母から娘へと受け継がれる、ラオスの伝統機織り体験

ラオスの伝統機織り

大きな機織り機をまさか自分が使ってみるなんて、想像もしていませんでした!機織りって根気もいるし、手織りの生地の金額が高いのにも納得します。実際に体験してみて、その大変さが分かりました。

単純だけどパニックになる!機織りのやり方

機織り

基本的なやり方は単純です。右から左へ糸を通して左足を踏む。左から右へ糸を通して右足を踏む。

簡単でしょう?でも、しばらくすると混乱するんですよね。今、足踏んだっけ?って。そのたびに、「パニックです!」とスタッフさんに助けを求めました。

柄も付けられます

柄

機織り体験で作る生地の幅は、20センチと30センチの2種類から選べます。幅20センチなら柄を付けることができるとのことでしたので、私は狭い幅を選びました。

柄のテンプレートは、既に機織り機にセッティングされていました。シンプルなダイヤ柄ですが、慣れていないうちは案外、難しいです。スタッフさんが1つ1つ丁寧に教えてくださいました。

機織りは心の鏡!?

織物

機織りは約4時間ほど体験させていただきました。織るときに糸を強く引っ張りすぎてしまったり、逆に緩すぎたりと、力加減が非常に難しいと感じました。

出来上がった作品は、生地の両端の目がキチキチに詰まっていたり、緩みすぎて糸が出ていたりとバラバラです。機織りの最中の、心の葛藤がそのまま出ていました。心なしか、色合いも混沌としています。

しっかり学べるコースも

私は1日コースなので簡単なものを体験させていただきました。1つの作品をしっかり作り上げたい場合は、3日間かかる場合もあります。

そして、1週間かけて染料を学ぶコースもあるようです。また、場合によっては数か月通われる方もいるのだとか。私が体験した日は、欧米人の女性が機織りの柄を学びに来ていました。

私も、日にちをかけて染料や機織りについて、もっとしっかり学び、作品を作ってみたいと思いました。

ホアイホン職業訓練センター施設情報

申し込み方法

センターの見学や体験は下記URLの申し込みフォームから申し込みができます。英語で申し込むことになりますが、難しくはないですよ。

気を付けるところは、行く予定日。日本とは違い、「日/月/年」の順に入力します。不安な方は、入力項目の横のカレンダーから日付を選択してください。

今回私は、染め物体験と機織り体験の2つをしました。どちらか片方でもできますが、ぜひ、両方体験してくださいね!

申し込み時、

  • 染め物は「Natural Deys」
  • 機織りは「Weaving」

で選択してください。

ホームページ:http://www.houeyhongvientiane.com/

料金

  • 車の送迎、50,000キープ/1人(日本円で約640円)
  • 1日体験(染め物、機織り)、280,000キープ/1人(日本円で約3,600円)
  • 参考サイト:http://www.houeyhongvientiane.com/

  • ※ランチ付き
  • ※日本円への換算は、2018年現在のレート

細かい刺繍の生地や小物も販売

センターでは、センター内で作られたスカーフや小物などが販売されています。ラオス在住者にぜひ見ていただきたいのが、「シン」用の生地です。

シンとは、ラオスの伝統衣装で女性用の巻きスカートです。ラオス在住者の女性なら1枚はお持ちではないでしょうか?

「ホアイホン職業訓練センター」で販売されている生地は、伝統的な柄を使用しています。しかし、日本人スタッフの感性により、日本人好みの色柄に仕上がっているのです。

私はあまりお金を持ってきていませんでしたので、生地を購入することができませんでした。「ホアイホン職業訓練センター」へ行く際は、少し多めにお金を持っていくことをおすすめします。

まとめ

猫

センターには猫や犬、ニワトリまでいました。

東南アジアの伝統工芸品は、その技術が失われつつあると言われています。土産物屋などで大量に売られる製品は金額が安価な場合が多いせいか、価値が軽視されがちです。

実際に体験してみることで、1つ1つの工程の大変さを知り、技術のすばらしさに感動しました。そして何より、自分で作った作品は愛着が湧きますよね。

ラオスにはいくつかの観光スポットがありますが、お土産として、ラオスへ来た思い出として、「ホアイホン職業訓練センター」を訪れることをおすすめします。

また、車の送迎の待ち合わせ場所である「True Colour(トゥルー・カラー)」には、「ホアイホン職業訓練センター」で作られた製品が販売されています。ビエンチャンの街中にあるお店なので、ぜひのぞいてみてくださいね!

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相馬明日香

相馬明日香

投稿者プロフィール

ラオスの首都、ビエンチャンに住むアラサーOLです。
一度も足を踏み入れたことのない国“ラオス”に軽い気持ちで移住しました。ゆったりとしたラオスの、心地のいい時間の流れの中で生活しています。好きなラオス料理は「チンチュム」。

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