MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

イタリアの学生ビザは申請書類が盛りだくさん!学生ビザの取り方徹底ガイド

今回はイタリアの学生ビザを取るために必要な書類と、その詳しい手順をご紹介したいと思います。

日本でイタリアの学生ビザを申請できる場所は、在東京イタリア大使館か、在大阪イタリア総領事館です。自分の住んでいる場所が東京と大阪のどちらの管轄なのか、調べてから申請に行ってくださいね!

書類に少しでも不備があると、ビザの申請することができません。これからイタリアの学生ビザを取る予定の方には必見の内容です。

目次

イタリアの学生ビザ(語学学校)取得に必要な書類

  • パスポート(帰国予定日から90日以上の有効期限が残っているもの)
  • パスポートの顔ページのコピー1枚
  • パスポート写真と同じサイズの証明写真2枚
  • イタリア大使館のサイトにはパスポートサイズの写真(近影・カラー)を貼付したビザの申請書(ビサ申請書Dタイプ)
  • 住民票(1週間以内に取得したのもの)
  • イタリア滞在期間全てをカバーする無制限の海外傷害保険の証書と領収書
  • イタリアの語学学校の入学証明書
  • 語学学校が教育監督局の認可を受けていることを証明する書類、または学校の経営母体である会社の商工会議所の直近の登記簿謄本
  • 授業料が支払い済みである証明をする領収書
  • 通帳のコピー(過去6ヶ月の入出金の記載があるもの。または、留学資金出資者が親の場合は、親のもの)
  • イタリア国内の住宅の賃貸証明。ホームステイを場合は、家主の受け入れ承諾書

参考:在日イタリア大使館

ご覧のように、かなりたくさんの書類が必要になるので、余裕を持って準備に取りかかるようにしましょう。

ビザ取得の準備を始めてから、実際に手元にビザが届くまで、何ヶ月もかかってしまう可能性もあります。

領事館で申請が通るまでが長いのですが、審査に通ってしまえばその後は早く、1週間ほどでビザを手に入れることができます。

ビザ申請用紙Dタイプ

学生ビザを申請するときはこのビザ申請用紙に記入することになります。(画像は1枚目のみ)

イタリアの学生ビザ申請用紙

書類を用意するときに気をつけるべきこと

学生ビザを申請する過程で書類を準備することになります。かなり量が多いので、大変だと思いますが、その書類を集めるときに注意するべきことが何点かあります。

せっかく書類を集めても、ミスがあって申請できなかったということがないよう以下のことに注意してみてください。

入学証明書には必ず受講授業時間数を記載してもらうこと

語学学校の学生ビザを取得するためには、1週間に20時間以上の受講が必要です。

また、レベルにあった講座のタイトルを入れてもらうことも必要です。

例えば、すでにイタリア語が話せるにも関わらず、講座が「基礎コース」となっていたら、申請時に講座のレベル変更をするよう言われてしまいます。

学校法人証明(語学学校が教育監督局の認可を受けていることを証明する書類、または学校の経営母体である会社の商工会議所の直近の登記簿謄本)の書類は、30枚ほど必要な場合もあります。

書類取得の際、イタリアの学校に問い合わせをしたところ、学校側も「どの書類か分かりません。1枚は確実ですが、ほかの書類はビザに必要かどうかわからないので念のために全部送ります。」と返事があり、手元に届いた書類は30枚ほどありました。

試しに学校が確実に必要、と言った1枚だけを領事館で提出してみたところ、それだけでは不十分だったため、送ってもらった全ての書類を提出したところ、ようやくOKがもらえました。

学校側もどんな資料が必要なのか把握していないこともあるので、とりあえずビザに関係のありそうな資料は全部送ってもらうようにしましょう。

 

東京大使館と大阪領事館ではホームステイに必要な書類が違う

  • 東京大使館では、受け入れ承諾書 “Lettera di invito per STUDIO”
  • 大阪領事館では、”Il sottoscritto dichiara inoltre”

ホームステイをする場合は上記の書類が必要です。

イタリア東京大使館と大阪領事館では一部書類が違い、統一されていないようなので、領事館に問い合わせてみましょう。

  1. 在東京イタリア大使館または在大阪イタリア総領事館のホームページから受け入れ承諾書の用紙をダウンロードする
  2. その用紙をイタリアのホームステイ先に送る
  3. 用紙に情報を記入してもらい、オリジナルをイタリアから日本に郵送してもらう。

という手順が必要になります。

イタリアで書き込んでもらった用紙をスキャンして、メールで送ってもらい、印刷しても、ビザを申請するための書類として受け付けてもらえないので注意しましょう。

 

大学(大学、国立音楽院、美術アカデミーなど)に通う場合は受験許可証が必要

語学学校のための学生ビザに必要な書類に加えて、大学、国立音楽院、美術アカデミーに入学希望をする人は、受験許可書も必要です。

願書を学校に個人で直接提出することはできないため、在東京イタリア大使館を通して出願する必要があります。

出願手続き終了後、イタリア語能力検定試験受験のための暫定ビザが発行されることになります。語学学校とは違いがあるので、きっちり確認しましょう。

まとめ

ビザ取得の準備は、用意すべき書類も多く、簡単ではありません。必要な情報や手順は、インターネットで調べられる範囲のことは、自分で調べてしっかり準備しましょう。

大使館や領事館に電話しても、個人的な質問などには答えてもらえないことがあります。また、在大阪イタリア総領事館を訪れる場合には、事前に訪問予約をとる必要があります。

電話での予約は受け付けてもらえないので、インターネットの専用予約フォームから申し込んでください。

予約フォームは、スマートフォンからは、表示が出来ない所もあるので、パソコンで行うようにしましょう。

やるべき事が多すぎて嫌になってしまうこともあるかもしれませんが、憧れのイタリア生活を夢見るなら必要なステップ。

一つ一つ確実にこなしていきましょう。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

イタリアで働くには?日本人向けの求人とイタリアでの就職・転職について

【イタリア求人】未経験からでもイタリアを狙えるサイト・転職エージェント12選

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

目次