古代より文化が育まれている土地、イタリア。
世界遺産の数は2016年時点で世界一です。素晴らしい美術・芸術が生み出され、人々は陽気で明るく、ファッションは最先端、そして美食の国。
そんなイタリアで移住、長期間暮らすために、知っておきたいこと、現地でやることをご紹介します。
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イタリア移住の魅力
イタリアは移住先として人気の国ですが、それはやはり温暖な気候、素晴らしい歴史、おいしい食事、陽気な人々…と魅力的なキーワードがそろっているからではないでしょうか。
また、南北に長い地形のおかげで場所により様々な特徴があります。日本のような働き方をしたければ北部、ゆったりのんびり過ごしたければ南部など、移住しようとする人が自分の性格や展望に合った場所を選択できるのも、イタリアの良さのひとつではないかと思います。
移住する前に自身の希望をよく検討することで、イタリアへの移住はさらに素晴らしいものになることでしょう。
イタリア移住で生活はどう変わるのか
物価
物価については、日本とそれほど変わらないと感じることが多いと思います。
標準税率は22%ですが、「生きていくのに最低限必要なもの」と考える、食材をはじめとした特定の品を対象に10%と4%の軽減税率があり、食肉、小麦粉、薬、卵、砂糖その他は10%、生鮮野菜、牛乳、パン、パスタその他は4%となっているため、日常の食料品をスーパーで購入する場合は日本より安いと感じる人もいるかもしれません。
スーパーでの価格の例
- ミネラルウォーター1.5Lサイズのペットボトル1本25~80セント
- 牛乳1Lサイズ1本70~90セント
- 玉ねぎ1㎏で80セント~1ユーロ
- じゃがいも1㎏80セント~1ユーロ
ちなみに、イタリアで税金を支払うことになるため、高級ブランド品などの購入時にイタリア内で免税を受けることができなくなります。
住環境
イタリアの住環境は、場所による違いが大変大きいと言えます。
ミラノやローマなど有名な街の都市部では東京並みの家賃かそれ以上になることもありますし、逆に郊外では大きな庭付きの一軒家を格安で借りることができる場合もあります。
仕事の都合での移住は大きな都市に行くことがほとんどだと思いますが、例えば老後の移住などで空気のきれいな地方に住んでみたいという方もいらっしゃるかもしれません。
どんな小さな町にも食料品を購入できる商店とコーヒーなどを飲むことができるBARはありますので毎日の生活の心配はありませんが、時々病院などに行くことを考えると車が必需品となりますので念頭に置いて計画をたてるのが良いでしょう。
治安
イタリアも以前より街並みが整えられ、女性一人でも安心して歩くことができる場所が増えました。
ただやはり日本とは違いますので、移住後も外国にいることを常に意識して生活することが重要です。
例えば駅のそば。大通りは安全でも、そこから繋がる細い道の中には、地元のイタリア人さえ通りたがらない場所も多いです。
また昼間は人通りが多くても、暗くなると危険性が高まる場所が少なくないので、そういう所には気を付けましょう。
そして、アジア人はスリに狙われることが多いので、「カバンはポケットを内側にした上、斜め掛けにして手を上に乗せる」など普段から警戒をクセにしてしまうのが良いでしょう。
食べ物
食べ物がおいしい国といえば、真っ先にイタリアを思い出す方も多いのではないでしょうか。
半島として海に接している場所が多いので海の幸がおいしいのはもちろんのこと、イタリアンアルプスが代表するような山も数多く存在するため、山の幸も堪能することができるのです。
日本でも有名なパスタやピザ以外にも、それぞれの地域や町々に、その土地で採れる極上の食材を使って代々受け継がれてきた料理がありますので、移住する際には、その土地で有名なものが自分の口に合うかどうかもチェックしてみるのが良いかもしれません。
教育環境
イタリアの義務教育期間は10年間(6歳~16歳)。日本の高校にあたる学校は5年間ありますが、義務教育なのはそのうちの3年生まで。
大学進学を希望するのであれば5年間通って卒業しなければなりませんが、そうでなければ生徒の意思によって3年で卒業することも可能です。
年度開始は夏休み後の9月で、学期は2学期制。公立でも学区などは決められておらず、家の近くの学校に通わなければならない等のしばりはありません。しかし中学校以降は教科書代や給食代などが自己負担となっている学校もあるので、移住の際はその辺りを調べておくほうがよいでしょう。
医療
イタリアの医療はEU規則に沿って整っており、北部~中部の中には日本やドイツ以上に最先端の治療を受けることができる病院も存在します。
移住の際は義務付けられている国民皆保険制度に加入することになり、公立病院であれば治療や入院、手術に検診など、多くを数千円の極少額で受けることができるようになります。ただ軽症の場合は、以前ほどではないですが予約を取るのに待つことが多いため、自費で保険外診療の自由診療を受ける人も少なくありません。
救急車(公営)を呼ぶ際の番号は118とEU共通の112。ドクター以外が英語を話すことは少ないため、不安な方は緊急時用に日本語の医療通訳等を事前に調べておくとよいでしょう。
気候
移住先にもよりますが、イタリアは日本と似て四季がはっきりと分かれている土地が多く、日本人には比較的住みやすい気候だと言えるでしょう。
夏はとても暑いですが日本より湿度が低いため、日蔭に入ると過ごしやすく感じられたり、日差しが弱くなった夕方以降は心地よく感じられたりするので、クーラーが無い場所でも食事やお酒を楽しむことが出来るのです。
ただ、南北に長い地形なので、北部には6~7月でも夜になるととても寒く、セーターが必要になるような場所もあります。移住する場所の気候は事前にしっかりと下調べをしておきましょう。
イタリア移住のデメリット
デメリット
イタリアに限らず、海外移住のデメリットは「すぐには日本に帰れない」ことです。
現地での生活がどんなに大変で辛かったとしても、すぐに日本の家族や友人に会いに行くことはできません。また、大切な人が他界した時も同様で、連絡を受けてすぐにチケットを購入しても出発するのに翌日まで待たなければいけないこともありますし、直行便でも最低12時間以上かかってしまうのです。
どんなにわかっていても実際に起きると本当に悲しく、移住した自分を責めることにもなりかねません。移住を決めた時点で、そういうことを日本の家族ときちんと話し、お互いに理解しておくことが重要だと思います。
イタリア移住する方法
現地採用として移住
イタリアで現地採用として職を探すのは、日本以上に難しいことを覚悟する必要があります。2020年1月にEU統計局が発表した2019年11月のイタリアの失業率は9.7%。EU28カ国全体でスペインに続き2番目に失業者が多い国なのです(EU全体の失業率は6.3%)。
イタリアで現地採用として移住を希望する方は、日本にいる間に日系企業や現地法人の募集を探し、ビザ取得に関するサポートをしてもらうのが一番の近道です。イタリアの求人情報は他国に比べてそれほど多いわけではありませんが、Webのほか、「The Japan Times」などの英字新聞に掲載されていることもあります。幅広く情報収集をすることがカギとなるでしょう。
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駐在員として移住
EU加盟国のひとつであるイタリアには、日系企業も数多く進出しています。
将来イタリアに駐在することを考えるのであれば、在イタリア日本商工会議所のサイトにある会員一覧を見るなどして、そこにある企業に就職するのもひとつの方法でしょう。
イタリアでは、5年以上合法的に滞在した後に、無期限の滞在許可(永住権)を申請することができます。もし駐在員として条件を満たすことができれば、その後現地での転職や起業を視野に入れることが可能となります。
参考サイト:在イタリア日本商工会議所
長期留学生として移住
イタリアに留学をするには、就学用のナショナルビザを取得する必要があります。ナショナルビザの期間は91~365日までで、それ以上の滞在には、現地でビザの更新を申請することになります。
学校の種類や勉強する内容により申請方法が異なることがありますので、情報は常にイタリア大使館の公式サイト等で最新のものを収集するよう心がけましょう。
イタリアでは、5年以上合法的に滞在した後に、無期限の滞在許可(永住権)を申請することができるので、卒業後は、学校で学んだことを生かして就職し、移住へと繋ぐ可能性を広げることができるようになります。
イタリアの学校を卒業したあとは、学んだことに関連する企業に自分でアピールをしていく必要があります。
何を学んだか、どんなことをしたいのか、またどんなことが出来るのか、などをまとめた書類を作成し、就職を希望する企業にメールで送るとともに、面接の機会を作ってもらえるよう積極的に働きかけましょう。
イタリア人は知り合いの紹介を非常に重んじるため、周りの人に仕事を探している旨を伝えておくことで、就職の機会を得る人も少なくありません。知り合いを増やすために習い事をしたり、近所のBAR(イタリア人の社交場的存在です)に通ったりと、普段から新しい知人関係を築く機会を作っておくのもよいでしょう。
イタリア人と結婚して移住
イタリア人と結婚をすると、配偶者としてイタリアに滞在する権利を与えられます。
ただその場合も最初のうちは短期のビザを更新し続け、法を犯さずにイタリアに居住しながら5年が経った時点で無期限の滞在許可を申請する手続きを踏まなければなりません。
イタリアの法律に基づいて結婚をする場合、基本的な情報は在イタリア日本大使館のサイトで得ることができますが、詳細が居住自治体ごとに異なることもあるため、お住まいの場所の役所での確認が必要です。
戸籍謄本など、日本から取り寄せが必要なものもいくつかありますので、早めに準備を開始するとよいでしょう。
イタリア移住に必要なビザ
ビザの種類
イタリアに移住する際は特別な場合を除き、まずは就学ビザや被雇用者ビザ、スタートアップビザなど、91日~365日間滞在できるナショナルビザを申請することになります。
また、その目的によってどのビザを取得すべきなのかが変わってきます。どのビザを取得するかにより必要な書類が異なりますので、イタリア大使館公式サイトの「ビザ」ページ等でしっかり確認し、間違いなく準備をするようにしましょう。
366日目以降のビザは現地で申請を繰り返すことになりますが、その後5年以上法を犯さずイタリアに居住し続けた場合は、無期限の滞在許可を申請することが出来るようになります。
その際は、無犯罪証明書やイタリア内での居住地証明、A2レベル(初級)のイタリア語テストに合格することなど必要事項がありますので、準備を整えておきましょう。
また、正規のビザを持つ者の家族は、いくつかの証明や条件が必要ではありますが、一緒に移住することが可能ですので必要な条件を調べておくとよいでしょう。
イタリア移住に必要な語学力
イタリア語・英語力など
イタリアに移住するにあたり、ビザ取得の準備としてイタリアやEU加盟国の公式ページを確認せざるを得ない場合もあるので、イタリア語のほか英語力をつけておく必要があるでしょう。
また、イタリアで仕事を探す際に、英語は大きな武器となります。企業にとってはイタリア語話せる外国人を雇うならイタリア人を雇う方が良いという考えがありますし、実際に「外国人を雇う前にイタリア人の雇用を検討すること」という規則があるため、英語と日本語を話すことが出来れば「イタリア人では出来ない仕事ができる外国人」として雇用される可能性が高まります。
英語もしっかりと勉強しておくことをおすすめします。
イタリア移住の初期費用
ひとりで移住する場合
- 渡航費:8万円~12万円
- 滞在許可が下りるまでの保険代半年分:10~12万円
- 家賃:500~700ユーロ/月(敷金等を含め2~3ヶ月分が必要)
- 食費や生活費:300~500ユーロ/月
- 光熱費(電気・水道・ガスなど)の設置・支払い:100~300ユーロ/月
- アパートが決まるまでのホテル滞在費がひとり1泊60~80ユーロ
1ヶ月の生活費、物価など
イタリアでは、贅沢をせず普通に生活する場合には、生活費を低めに抑えることができます。
特に食材をはじめとした特定の品を対象に軽減税率がかけられているため、食肉や、生鮮野菜、パン、パスタといったものは日本より安く購入が可能です。ただ、気を付けなければならないのは家賃で、場所によっては東京都心並みの出費が必要となります。
また、共同住宅の場合は家賃以外にも共同場所の管理にかかるお金が別途取られたり、清掃業者による清掃料金などがプラスされることも多いです。家を借りる場合はその旨しっかりと確認しておきましょう。
生活費は、アパートを借りたひとり暮らしを例にすると、ひと月に1,000~1,500ユーロほどかかるでしょうか。
都心か郊外か、観光地か否か、管理費の有無……などにより大きく異なりますが、例えば大学がある街の一人暮らし用ワンルームの例として、家賃500~800ユーロ、自炊を基本とした食費100~150ユーロ、光熱費(電気・水道・ガスなど)100ユーロ、自宅用wifi料金30~50ユーロ、その他……といったところです。
もちろん、すべて込みのシェアハウスに住むなどしてさらに費用を抑えることは可能ですが、場所によってはこれ以上に高くなる可能性も出てきます。繰り返しとなりますが、事前の確認は非常に重要です。
※賃料は、日本と違い「一般的な価格」というものがありません。場所や貸主、建物の特徴によりそれぞれ大きく異なるのでご自身でご確認ください。
イタリア移住後の就職難易度
外国人という立場を利用
イタリアでの就職難易度は比較的高いといえるでしょう。
2019年7~9月のイタリアの平均失業率はEU加盟国内でギリシャとスペインに次いでワースト第3位の9.8%ですが、大学を卒業して職を探す年代が含まれる15~34歳の失業率は17.8%とさらに高くなっています。
ただ、日本語が話せること、また日本人が美徳とする細やかな気遣いなどを肯定的に考えるイタリア人は多く、それらを武器に就職活動を成功させている方も少なくありません。
勉強したこと以外に自分の「売り」は何かを突き詰めて、そこを強調しながら就職活動を進めるようにしていきましょう。
参考サイト:AGI
イタリア移住で住みやすい都市
都市
イタリアは南北に長い国なので、ミラノやトリノといった北部と、ナポリやシチリアといった南部でその特徴は異なります。
比較的日本や日本人に近いのは北部で、規則やルールにとらわれずにゆったりとしているのが南部です。移住を目指す人の考え方や性格によってどこが住みやすいかは異なると思いますので、可能なら移住場所を決める前に観光や留学で実際に滞在し、感覚的に合うかどうかを確認するのが良いでしょう。
結婚を理由にイタリアに来たものの、その土地のアクセントが好きになれなくて離婚した人や、自然が好きなのに都市部に移住したために病気になってしまった人などが実際に存在します。他人が聞けば笑ってしまうような出来事も、移住するとなるととても重要になってくるのです。
フィレンツェ
街自体の規模が小さすぎず、大き過ぎずちょうど良いところです。街の中心地内であればバスや地下鉄などを使うことなく徒歩で周る事ができ便利です。
土地にも大変恵まれており、黒い鶏のロゴ(ガッロネーロ)のキャンティ・クラシコのワインも有名でワイン好きの方はワイナリー巡りなども楽しめます。
イタリアの都市の中では治安もさほど悪くありません。中心地を少し離れれば大型スーパーもあり、中国人経営のスーパーに行けば多少の日本食材も手に入ります。
ヴェネツィア
ヴェネツィアは水の都です。街の移動手段は個人の手漕ぎのゴンドラや、水上バスがメインになります。日々路地を散策したりと美しい街並みに飽きが来ることがありません。
何より海の食材が美味しいです。また、ヴェネツィアで本当に美味しいお店は観光客用のレストランではなく、個人のゴンドラの船乗りばかりが集まる古ぼけたレストランです。
ゴンドラ乗りはヴェネツィアを一番知り尽くしているため、本当に美味しいレストランを知っていて、夜な夜な集まって談話を楽しんでいます。
イタリア移住体験談
私は日本にいたころ、卒業した短期学校の紹介でドイツにある日系企業の職を得て、そこで滞在ビザと就労ビザを取得しました。
最初は半年分、その次は1年分、と少しずつビザを延長・更新しながら5年後に永住ビザを取得。後に、イタリアで職を得た際に、同じEU加盟国であるドイツの永住ビザを持っているということで、イタリアでも就労可能な滞在許可を優先的に得ることができました。
またイタリア人と結婚したため、2年後にはイタリアでも永住ビザを取得しました。(通常は結婚後も数ヶ月、数年ごとに更新をしながら5年後に初めて永住ビザの申請が可能となりますが、私の場合はドイツの永住ビザを持っていたため、2年後に自動取得となりました)
イタリア移住の手続き
滞在可能なビザを取得する
6ヶ月間で90日以内の滞在の場合はビザが不要です。これはシェンゲン協定に基づいたものなので、詳しくは外務省のサイトを確認してください。
長期滞在ビザとしては就労ビザ、学生ビザ、配偶者ビザ、家族ビザなど様々な種類のビザがあります。
最新の情報は大使館のサイトでチェックしましょう。
- イタリア大使館サイト:http://www.ambtokyo.esteri.it/
住む家を探す
不動産屋へ行く、ネットで探す、知人・友人の伝手で探すなどの方法がありますが、いずれにしても内覧の際は設備をしっかり確認しましょう。
内覧・契約の際は、もしイタリア人の知り合いがいれば同席してもらうとトラブルを避けやすくなります。また、1Kのような間取りは少ないため、多くの若者はシェアをしています。
シェアハウスをする場合の注意点
掃除の仕方、キッチンの使い方など日本とは異なります。また、玄関のドアを二重ロックするなど、セキュリティもしっかりしておくようにしましょう。
初めてのイタリア人とのルームシェアだと、習慣の違いから注意されることもあります。
住民登録をする
イタリアに住む場合、滞在許可証を取得しなければいけません。そのために、イタリアに入国したら7日以内に郵便局へ行きましょう。
そこで「外国人用滞在許可証申請キット」(kit per la richiesta di rilascio/rinnovo del permesso di soggiorno)を購入します。そのあと郵便局経由で警察署へアポイントを取り、後日警察署で正式な滞在許可を申請します。
銀行口座を開設する
銀行口座開設に必要なものは、コーディチェ フィスカーレ(納税番号。8.納税登録の申請をするの章を参照のこと)、滞在許可証、パスポート、ビザです。
イタリアでは日本と異なり口座維持費がかかります。平均で20〜30ユーロですが、自分が口座を開きたい銀行の口座維持費がいくらか、あらかじめ調べておくと良いでしょう。
携帯電話を契約する
携帯電話通信サービスを行っているのはTre(トレ)、Vodafone、Tim(ティム)の3社です。どの会社も評判が良いので、どこを選んでも間違いはないでしょう。
パスポートを持って近くの携帯ショップへ行ってみましょう。SIMフリーの端末を持っている場合は、SIMカードのみを購入すればOKです。契約プランは各社様々なので、自分の使用スタイルや予算を考えて決めましょう。
料金は基本的にはクレジットカード払いや銀行引き落としではなく、近くのバール、タバコ屋、携帯ショップなどで支払います。
納税登録の申請をする
先にも述べた納税番号コーディチェ フィスカーレ(Codice fiscale)。この番号がないと、就職、口座開設、定期券の購入など、何もできません。まずは納税番号を取得するようにしましょう。
パスポート、ビザ、イタリア国内の住所がわかるものを持って、近くの税務署で取得します。
まとめ
休暇で毎月イタリアを訪れているうちにイタリアの魅力に取りつかれ、ドイツからイタリアへの転職を決めました。
ファッションと美味しいものが大好きだった私には、すべてがキラキラと輝いて別世界のように見えたのです。移住初期は毎日ワクワクし、憧れのイタリアにいることが本当に幸せでした。イタリア語を習得し、仕事を始めたころから、イタリア独特のリズムに疲れを感じるようになったこともありましたが、15年以上が過ぎた今ではイタリアにきて良かったと心から思います。
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