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ボリビアに住んでみないと分からない!ボリビア生活で困った5つのこと

ボリビア

ボリビアは日本にはない魅力がたくさんあるとても素敵な国ですが、それでも実際に移住してみると不便に感じること、困ってしまうことがあります。

旅行で数日間だけ訪れるのであれば気にならないことでも、移住や就職などで現地に住むとなれば、大きなストレスの原因になってしまうことだってあります。

この記事では、実際にボリビアに住んでいるからこそ実感する、ボリビア生活での困ったことを5つご紹介します。

目次

ボリビアは物がすぐに壊れる

コンセント

ボリビアで生活していると、いろんな物がすぐに壊れます。ボリビアで売っている製品の品質が全体的に低いんです。

たとえば、ボリビアで購入した靴はほんの数日履いただけでソール部分が剥がれてきてしまったり、クーラーの設定温度を低くしすぎるとコンセントの差し込み部分がショートして煙が出てきたり、テフロン加工のフライパンも数回使っただけでテフロン加工がはげてしまったり…。

なので、何かを市場などで買う時は、必ずちゃんと使えるか試すようにしています。

たとえば家電製品などを買う時は「ちゃんと電源がつくか、試していい?」と聞くと、お店の人も普通に応じてくれます。この時点で電源がつかなくて、ほかのものに交換してもらったことも実際にあります。

ボリビアの役所が「お役所仕事」をしてくれない

パスポート

日本で「お役所仕事」というと、決められたことを決められた通りにしかできない、融通が利かない、などネガティヴな意味で使われますよね。でも、ボリビアに住んでいると、日本の「お役所仕事」はなんて素晴らしいんだろうと思ってしまいます。

担当者ごとに言ってることが違う

たとえば、ビザの取得申請のために移民局に何度か行った際、その時によってもしくは担当する職員によって必要とされる書類がバラバラで、当日カウンターに行ってみないと申請を受理してもらえるかどうか分かりません。

日本では考えられないことですね。

また、外国人はビザとは別で移民局に登録をしにいかなければいけないのですが、1度目に行ったときは午前中だったため「この手続きは午後しかできないから、午後に来て。」と言われました。

その日の午後は別の予定があったため、後日改めて午後に行ったところ、「今日は担当者がいないから、来週来て。」と言われました。納得がいかないながらも、後日出直すことにしました。

また別の日に行っても「今日は無理。その手続きをできる人は1人しかいないけど、今日は来てないから。明日来て。」と言われました。

さすがに3回目に行ったところで、夫が受付カウンターで「そっちが今日と言ったから今日来たんだ。これで3回目なんだ。どうしても今日登録をしてくれ。それが君たちの仕事だろ?」と強めに言ったところ、しぶしぶ中へ通され待つこと15分ほど。

名前が呼ばれ、何事もなかったように登録手続きをされ、ものの1~2分で登録が完了しました。

無事に登録できたものの、こんなに簡単にできるのに、なんで「できない。」なんてウソをついたんだろう?とモヤモヤした怒りを感じてしまいました。今思えば賄賂(と言っても200~300円程度ですが)が欲しくてそう言ったのかなと思います。

ボリビアの肉が硬い

食べ物

ボリビアの食事は基本的においしくてとても満足なのですが、お肉がとっても硬いです。

海がないボリビアでは、魚は高級食材なのでお肉料理がメインなのですが、特に牛肉はビーフジャーキーか?とツッコミたくなるほど、噛み切れないことが多いです。

なので、自宅で牛肉を食べる時は、圧力鍋でトロトロになるまで煮込むか、ひき肉料理などが中心になってしまいます。それもおいしいのですが、日本の焼き肉やステーキのような、柔らかくてジューシーなお肉が恋しくなります。

ボリビアで物を高く売られる

マーケット

これは外国人ならではの困ったことなのですが、多くのボリビア人は外国人に対して「自分たちは貧しくて、外国人はお金持ち。」と思っています。なので、いつも行かないお店で買い物をしたりすると、値段を高く言われてボったくられます。

私たち日本人は、しゃべらなくても見た目で外国人とバレバレなので、これはボリビア生活が何年続いても、今よりスペイン語がもっと上手になっても、外国人である以上続くだろうなと思っています。

日常的な買い物は、物価もだいたい把握しているし、いつも同じお店で買うようにしているので、ボったくられることはまずありませんが、大きな買い物をするときは要注意です。

家電や家具など、金額の大きな買い物をするときは、複数のお店で値段をリサーチしたり、信頼できるボリビア人の友人に買い物に付き合ってもらったりしています。

ボリビアは舗装されていない道が多い

ボリビアの道

日本に住んでいたころは、近所にアスファルトではない道路なんてほとんどなかったと思いますが、こちらはアスファルトで舗装されていない道路の方が多いです。

私の近所では、病院と街の中心にある大きな公園の周りだけアスファルトで、それ以外の住宅地は土のままです。

ぬかるんだ道

サンタクルスは熱帯性気候なので、真夏はとても暑いのですが、アスファルトの照り返しがないので、木陰に入ると日中でもそれなりに涼しいというメリットもあります。

でも、1~3月の雨季は毎日のように雨が降るので、道がぬかるみ歩けないほどになってしまいます。

8月は、日本の春一番のような強風が毎日吹き付けますが、土ぼこりが舞い上がって10メートル先も見えなくなることもありますし、服も髪の毛も土ぼこりで茶色になってしまいます。

まとめ

外国に住むということは、大きな変化を受け入れる必要が伴います。確かに、驚いてしまうようなことや、少なからず嫌な思いをすることもあると思います。

そんな時私は「日本に一時帰国した時に、家族や友人に話すネタが増えたな!」と前向きに捉えるようにしています。

確かにボリビアは日本とは全然違いますが、日々楽しく、これからもここに住んでいきたいと思える国です!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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