海外で生活していて、今月厳しいな…とか、もう少しお金があったら…と思ったことはありませんか? そんなときは、節約をするよりも副業をしてお金を稼いだ方が、簡単に問題が解決できるかもしれません。
今回は、ライティングやウェブ開発、アプリ開発など、日本人が海外でできるおすすめの副業を15種類紹介します。自分のビザの種類や就業先の規則に照らし合わせて、ルールを守って副業してくださいね。
ライティング、翻訳
どんな仕事?
クライアントの求めるテーマで原稿を書いたり、翻訳を行ったりします。ライターに関してはテーマの選定や見出しの選定から任される場合と、あらかじめ決められた見出しやキーワードに沿って書く場合があります。
取材を伴うライティングや一冊まるごとの翻訳などは長期戦になりますが、1週間以内に受注から納品までこぎつけられる案件も多く、仕事量を調整しやすいのがメリットです。レギュラーで定期的に仕事を受けられれば、比較的安定した収入を得られるのもよいですね。
仕事の探し方は?
もともとコネクションがある人以外は、クラウドソーシングサイトを用いるのが一番仕事を探しやすいでしょう。もし書きたい媒体がある場合は編集部へ直接問い合わせてみましょう。
仕事を探せる、あるいは作り出せるウェブサービスの例です。UpworkとFreelancer.comは世界中の人が登録している巨大なクラウドソーシングサービスです。
など
ウェブ、アプリ、システム開発
どんな仕事?
クライアントの希望に沿って、ウェブ、アプリ、システムなどを開発する仕事です。完全リモートで世界中のどこからでも、インターネット環境さえあれば受注できます。スキルによって受注できる仕事や報酬に差がつくので、日々の勉強が欠かせない分野です。
仕事の探し方は?
もともとコネクションがある人以外は、クラウドソーシングサイトを用いるのが一番仕事を探しやすいでしょう。
仕事を探せる、あるいは作り出せるウェブサービスの例です。UpworkとFreelancer.comは世界中の人が登録している巨大なクラウドソーシングサービスです。
など
ウェブ、モバイル制作
どんな仕事?
ウェブ・モバイルのデザインが主な仕事になります。サイトデザインの作成や修正が主な業務となります。デザインだけでなく、コーディングまでできると仕事の幅が広がります。こちらも開発同様、完全リモートでできるのが魅力ですね。
仕事の探し方は?
もともとコネクションがある人以外は、クラウドソーシングサイトを用いるのが一番仕事を探しやすいでしょう。
仕事を探せる、あるいは作り出せるウェブサービスの例です。UpworkとFreelancer.comは世界中の人が登録している巨大なクラウドソーシングサービスです。
など
旅の案内ガイド、通訳、予約代行
どんな仕事?
世界各国に住む日本人が、その国を訪れる日本企業社員の案内ガイド、通訳、予約代行などを行う仕事です。現地に住む人しか知り得ない情報を提供したり、通訳や予約の代行者として日本人の渡航をサポートしたりするのがおもな仕事です。
国によっては、ガイドとして報酬をもらうためには資格が必要が場合があるので、自分の住む国のルールを調べてみてください(例:イタリアの観光ガイド資格)。
仕事の探し方は?
トラベロコという有名なサイトがあります。あるいは、ココナラなどで「ガイドします!」、「現地情報、お伝えします!」などとしてサービスを売り出すのもアリです。
写真販売
どんな仕事?
プロカメラマンではなくても、写真が好きな人はチャレンジしてみる価値あり。自分が撮影した写真をストックフォトサイトに登録し、販売します。観光名所から何気ない写真まで、どこに需要があるかわかりません。
ただし、肖像権やその場所のルール(軍事施設、駅、教会や寺院など、撮影禁止の場所もあります)を守ってくださいね。
仕事の探し方は?
などが有名なフォトストックサービスです。
その他自分のスキルをWEBで売る
どんな仕事?
WEB以外のデザイン、コンサルティング、リサーチ、日本語を教える、カスタマーサービス代行、バーチャル秘書、会計などなど、自分のスキルを使って、WEBを介し仕事をします。対面で仕事をするのとは違い、世界中の人がクライアントとなります。
コンサルティングや日本語教師であれば、Skypeなどを使ってコミュニケーションをとります。
仕事の探し方は?
など。ビジネスコンサルならビザスクもあります。
広告・アフィリエイト
どんな仕事?
ブログを書いたり、何かの商材をアピールするページを作って何らかのインセンティブを受け取ります。ブログやウェブサイトにGoogle Adsenseに代表される広告を表示させたり、商品が売れた際にインセンティブが入るアフィリエイトリンクを貼ったりして収益を得ます。
仕事の探し方は?
などに登録しましょう。運営するブログやウェブサイトが大きくなれば、企業から広告をオファーされることもあります。
YouTube
どんな仕事?
メインはYouTuberになって動画コンテンツをUPし、広告を入れることで再生回数に応じた報酬を得る仕事で、ここ数年急速に参入する人が増えている分野です。海外在住日本人の中には、iPhoneで撮影した動画で再生回数を稼ぐ人もいます。
本格的に行うにはカメラやマイクなどの機材も必要ですが、まずはスマートフォンで手軽に始めてみてはいかがでしょうか。海外に住んでいるからこそ撮れる映像があるはず! また、広告収益以外にはチャンネルメンバーシップ、チャットなどでも収益を得ることができます。
仕事の探し方は?
Youtubeに登録し、YouTubeパートナープログラム(YPP)に申し込みましょう。参加が認められたら、動画をアップします。
オリジナル商品をネットで販売
どんな仕事?
自分で書いた絵、ハンドクラフト、オリジナルの携帯ケースなどをネットで販売する仕事です。ハードルが高いかもしれませんが、例えばハンドクラフトであれば海外だからこそ手に入る布やビーズなどを使ったりして付加価値をつけることができます。
仕事の探し方は?
などのウェブサービスを使います。
日本のハンドクラフト販売サイトとして有名なminneは原則として海外在住者は登録できませんが、日本の住所と電話番号と銀行口座があれば登録可能です。
海外の商品を輸出
どんな仕事?
住んでいる国で買い付けたものを輸出し、国外で売る仕事です。もちろん会社として行うこともできますが、個人が副業として行う場合はeBayやBUYMAなどのウェブサービスを使うのが一般的です。
住んでいる国の有名ブランドなど、人気があって、日本や他の国で買うと高いものが狙い目です。ビンテージなども、知識があればコレクターにウケるものが買い付けられるかもしれません。
仕事の探し方は?
など
ドライバー/デリバリー
どんな仕事?
UberやLyftといった配車サービスに登録し、自分の車で顧客を目的地へ連れていくことが仕事です。気が向いたときや時間のある時だけ仕事をすることができるので、副業向きといえます。
また、配車サービスに使用できる車を持っていなくても、自転車やバイクがあればUber Eatsなどのデリバリーの仕事をすることもできます。都市に住んでいる人で、自転車が好きな人はメッセンジャーという仕事もあります。
仕事の探し方は?
など
家やスペースを貸す
どんな仕事?
家や部屋、スペースが余っているときに、一泊から長期までの貸し出しを行います。地域の掲示板に投稿してもよいですし、Airbnbなどのサービスを利用すれば、世界中から借主を探すことができます。
余っているスペースがある人は有効活用できますし、もっと積極的に行うならば、わざと広い家を借りてそれを又貸しし、稼ぐという手もあります(又貸しの可否は大家さんに要確認)。
仕事の探し方は?
地域の掲示板やフリーペーパー、Airbnbなど。
ベビーシッター、ペットシッター、家庭教師
どんな仕事?
放課後の時間帯に余裕がある人におすすめできる副業です。子どもやペットの世話、散歩、食事、寝かしつけなど顧客の希望に沿って面倒を見ます。家庭教師として勉強を教えたり、日本語を教えるという仕事もあります。
仕事の探し方は?
地域の掲示板やフリーペーパー、口コミなど。
習い事講師
どんな仕事?
ヨガ、ダンス、ピアノなどの楽器、パーソナルトレーニング、料理、外国語、書道など、得意なことがある人向けの副業です。自分の特技を人に教えることでお金を稼ぎます。夜だけ、週末だけというように働く時間を自分で決めて稼ぐことができます。
仕事の探し方は?
地域の掲示板やフリーペーパー、口コミなど。
投資
どんな仕事?
他の副業と異なる面はありますが、お給料以外のお金を得られるという点では副業といえるかもしれません。株式、ETF、為替、金、仮想通貨、不動産など様々な投資先があります。手堅くコツコツと利益を積み重ねることも、ハイリスクでもハイリターンを狙うことも、どちらも可能です。
仕事の探し方は?
証券会社や仮想通貨業者で口座を開設など。
あなたのビザは、副業しても大丈夫?
副業を始める前に、まずは自分に発給されているビザで副業してもOKかどうか確認しましょう。明らかにOKである場合以外は副業をしないようにしてください。
特にクラウドソーシングなどで日本の仕事をインターネットを通じて請ける事に関しては、その人の持つビザや国の見解によって「OK」、「NG」、「グレーゾーン」に分かれます。
自分の行う副業がルール違反になっていないか、はっきりしない場合は大使館や移民局に問い合わせましょう。オフィシャルな回答を得るのが一番安心です。
バレないからとこっそり副業している人を見かけるかもしれませんが、発覚した場合はビザを取り消されて強制送還もあり得ますし、厳しい処分となればその後の入国が一切認められないケースもあります。
まとめ
今回はおすすめの副業を15種類ご紹介しました。自分で働く量や稼ぐ額を調整できる仕事も多いので、収入に関するリスクを減らすという意味でも、収入アップという意味でも、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
副業をすることで語学力や人脈が得られることもありますし、副業が軌道に乗れば、それを本業として独立することができるかもしれません。
ビザで認められている範囲で、ルールを守って楽しい副業ライフを送ってくださいね!
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