北京市内から空港に行く方法はいくつもあります。荷物が多い場合はタクシーが便利ですが、お値段が高いのと渋滞に巻き込まれると時間が読めないのがちょっと不安。
リムジンバスは荷物が多くても大丈夫だし比較的安いですが、乗り場が近くに無いと不便だし、やっぱり渋滞の心配があります。
中型スーツケース一個くらいだったら、地下鉄機場線を使うのが安くて速くて便利でしょう。外国人にも比較的わかりやすい表示になっているので、気軽に利用できておすすめです。
今回は空港と北京市内をつなぐ地下鉄をご紹介します。
路線はどうなっている?
地下鉄機場線は东直门→三元桥→3号航站楼(空港第三ターミナル)→2号航站楼(空港第二ターミナル)→三元桥→东直门と、一方通行でぐるぐると周っています。反対周りはありません。
3号航站楼(空港第三ターミナル)の方が先に停まるので、降り間違えないように注意しましょう。
循環路線なので、どの駅でも空港へ行く人と空港から帰った人が一緒になってごちゃごちゃに乗り降りします。
どこからどうやって乗る?
地下鉄機場線の东直门駅と三元桥駅は一般の地下鉄と繋がっています。东直门駅は2号線と13号線、三元桥駅は10号線から乗り継ぎできますが、新たにもう一度改札を通らなくてはなりません。
運賃は一律25元(およそ400円くらい)、全て自由席です。
循環ですが空港から帰ってきた人は先に三元桥駅で、残りの人は东直门駅で全員降りるので、东直门駅では一旦車両が全部空になります。ですから东直门駅から乗れば座れる確率が高いです。
地下鉄のアクセスがあるのでどうしても三元桥駅からしか乗れないこともあるでしょうが、そうなると大した時間では無いですが立って行くことになるかも…
地下鉄の車中はどんな感じ?
地下鉄機場線は一般の地下鉄に比べると車両もちょっとモダンな感じです。車内放送は中国語と英語があります。座席のレイアウトも違います。
でもなぜかこの椅子は固定されていて回りません。そして座席と座席の間隔が狭く、スーツケースを置けるような場所もほとんどないのがネックです。
小さなキャリーバッグくらいなら座った自分の膝の前に置けますが、それより大きい物は通路に置くしかありませんので、混雑して来ると通路が人と荷物でいっぱいになってしまいます。
混雑しているときは、降りる際にがんばって自己主張してぐいぐい掻き分けて降りるようにしましょう。そのためにもあまりたくさんの荷物でない方が便利です。
無事に降りられたらもう空港のターミナルビルですから、そこから先の移動は楽々ですね。
まとめ
コツさえわかれば安くて速くて快適に空港との往復ができる地下鉄機場線。天候や道路状況に左右されにくいので時間も読みやすいですね。
大きな荷物を運びにくいというデメリットはありますが、例えば日本に一時帰国するときは荷物が少ないので地下鉄機場線に乗って、日本からたくさん荷物を持って北京に戻ってきたときはタクシーを使うなど、それぞれの交通機関の特徴を生かして活用するのが賢い方法かもしれません。
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