中国にももちろん虫はいっぱいいるし、北京のような大都会でも日本と同じくらいはいます。虫が好きでないのは誰でも同じ、虫除けや虫取りグッズも色々売っています。似ている物もあり、ちょっと違う物もあり、効くものも効果が不明なものも……。
今回はそんな中国の虫除&虫取りグッズをいくつかご紹介しましょう。
もはやあまり見なくなったハエ取りテープ
写真の上側、中国へ来るときにふと思い立って100円ショップで買って持ってきたハエ取りテープです。なんとなくハエがいっぱい飛んでいそうなイメージがありました(すみません)。
でも実際、北京ではそんなにハエがたくさん飛んではいないです。ハエ取りテープも売っていますが、ぶら下げてあるのは市場くらいなもの。一応部屋に下げてみましたが、取れたのは羽虫ばかりでした。
それ以前に、中国の家屋はコンクリート製で押ピンが刺せない所が多いので、テープを吊り下げる場所が無いということに後から気が付きました。小さい虫を取るには便利です。
効いてる気がするリキッド式蚊除け
写真は中国のスーパーでよく売っているリキッド式蚊除けです。毎年6月頃になると一斉に店頭に現れます。
リキッド式の外にマット式や、日本の蚊取り線香タイプもあり、用途に応じて購入できます。
リキッド式蚊除けは小型でコンセントに直接差し込むタイプが一般的。無香とラベンダーなどの花の香りがあります。
毎年蚊が出始めたと思ったら設置しますが、そのあとはほとんど刺されなくなるので効いていると思われます。ただ、中国のコンセントは差込口がゆるいものが多いので、うっかりすると外れたり、勝手に下に落ちていたりします。
使う人を選ぶ蚊取りラケット
日本でもホームセンターなどで見かけますが、中国ではスーパーにもずらりと並んでいます、蚊取りラケット。電池式でバチバチと火花を散らして蚊を焼き殺します。
アウトドアならともかく屋内、しかも北京ではラケットを振り回して当たるほどたくさん蚊はいません。よほど蚊の多い場所か、運動神経の良い人向けという感じがします。
刺された後には、一家に一本花露水
蚊除けではなく刺された後にはこれ、昔からある痒み止めの花露水です。
刺されたところにスプレーすると、薄荷のようなものが入っているらしくスッとします。ふんわりとおばあちゃんの鏡台のような懐かしい香りが特長です。
でも痒みのもとを取るわけではないので、ノスタルジックな気分以外は一時しのぎです。
その国の蚊にはその国の痒み止めしか効かないという人もいますが、日本から持ってきた痒み止めでもちゃんと効きました。もちろん中国の痒み止めも薬局で売っています。
王道ゴキブリ粘着シート、日中比較
ハエ、蚊と来れば次はゴキブリです。
中国のスーパーでもおなじみの家の形のゴキブリ粘着シートが売っています。日本メーカーの物は少し高くて、中国メーカーの物は安いです。
日本メーカーの物は日本で売っているのと内容は同じで、表記が中国語になっているだけです。さすが本家本元、高いだけあってびっくりするほどよく獲れます。
中国メーカーの物は値段によって色々です。値段の一番高いものは日本メーカーの物とだいたい同じものです。
この他に、餌がついていなくて別売りを買うか自分で用意するタイプや、紙の家はひとつしか無くて中の粘着シートだけ取り替えるタイプなどなど。
写真は中国製の餌無し&シート取り替えタイプに別売りの餌を買ったものです。餌は顆粒状でシートの中央に盛るのですが、こぼれやすくて少々使いにくいです。この餌ではあまり獲れませんでした。こういった粘着シートは日本メーカーのものを使うか、餌を自分で工夫するのがいいかもしれません。
余談ですが、中国では小型のチャバネゴキブリが多いので、日本へ来た中国人が大型のクロゴキブリを見るとひどくショックを受けるそうです。
まとめ
あまりお目にかかりたくない、万一見かけたら効率的にさっさと駆除したい虫たち。蚊除けはまあまあ効くと思うので、それ以外の商品にもこれからの発展を期待したいものですね!
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