インドネシア語の「幸せ」という言葉Bahagia(バハギア)は、今インドネシアで私が一番使いたい言葉です。
外に出るとインドネシア人の生きてる感を感じることができ、そして1日が終わり帰宅すると「今日もインドネシア人から生きてる感をもらったなあ〜」と日々感じることができています。
それは彼らが幸せを感じているからなのだと気付いたからです。
今回はインドネシア人から学んだ幸せを感じる5つのことについてご紹介します。
与えること
毎週のようにお隣の家から朝食が届く……。
公共乗合いバンに乗りこみ一曲芸をして小銭を稼ぐ若者に乗客は惜しみなく小銭を渡す……。
近所にいるおじいさんとお孫さんのホームレスには何処からともなく食事が与えられる……。
人への施しは自分に返ってくると信じているインドネシア人を見習って私も手作りお菓子をお隣さんへ、コーラを買って駐車係のお兄さんへ届けてみました。
するとすぐにお隣さんから豪華なランチに招待され、駐車係のお兄さんは日常の用事を手伝ってくれるようになったのです。
自分から与えるとバハギア(幸せ)が倍返しで返ってくるってすごい事ですよね。
笑顔
バハギア(幸せ)を感じていると、自然に笑顔もあふれ出る……。
1日に12時間以上運転をする公共乗合いバンの運転手さんはいつもくったくたに疲れている……、でも盲人の乗客にお金は要らないよっと笑顔で言う瞬間、その乗客の盲人の顔もパッと明るくなって笑顔でお礼を言って降りていく。
この運転手さんの笑顔はきっと目が見えない相手でも感じ取っていて、ほっと幸せ感も感じているはず。
そして、その公共乗合いバンに乗っている乗客や私まで笑顔になっていたあの日、この国の人の笑顔は心からの親切があふれ出てるからなんだな……と幸せを感じた日でもありました。
ユーモアのセンスを持つ
インドネシア人の知り合いや友人の誰に聞いても「うつ病」を知らない!というのです。
つまり身近にうつ病の人がいないかその病気について見聞きしたことがないらしいのです。インドネシアに住んでみて約1年経った今その理由がよく分かりました。
毎日、来る日も来る日もいつもみんな冗談を言い合ってガハハッと笑っているのです。悩みがあっても深刻に悩む国民性ではないとは聞いてはいましたが、悩みを冗談やユーモアで本当に笑い飛ばしていたのです。
すごく単純だけど実はすごく難しい……、それでもユーモアで悩みが吹き飛んだらやっぱりそれはバハギア(幸せ)の秘訣なのかもしれないですね。
満足する
今ある家や車、物で満足することは先進国の人にとってはすごく難しい事かもしれません。
でもここインドネシアで家も車も物もないホームレスのおじさんは早朝正座をして、背筋を伸ばして、なんと清々しく指で歯を磨いていたのです。
それにオランダ統治時代からの食器を大事に使っている大家さん、古い車を毎日修理しながら乗っている近所のおじさん、みんなそれぞれ今あるものを大事にする事で自尊心を保ち満足することを学んでいるように思いました。
今あるもので満足できる人はバハギア( 幸せ)を感じられる人なのかもしれません。
夢を持つ
80歳のインドネシア人のおばあさんが私日本へ行く事が夢なの、と目をキラキラさせて話してくれました。
そのおばあさんは自分の年齢も足が不自由で車椅子に乗っている事も気にせずに、自分の夢を持っていました。
それから数ヶ月後になんとそのおばあさんは車椅子から立ち上がって自分で歩けるようになっていたのです。
行ってみたい!やってみたい!という夢を想像する事や実現させるための原動力が、人を元気付け人に幸せを感じさせてしまうのです。
夢をもっているからこそ、バハギア(幸せ)を感じることができるのです!
まとめ
いかがでしたか?
インドネシアに住んで約1年間、インドネシア人から学んだ幸せを感じる秘訣をさっそく一つ一つ実践してみたら、なんと毎日の生活にバハギア(幸せ)という言葉が増えていきました。
この魅力的な国インドネシアに住んでいる人々から、今日はまたどんな幸せのヒントをもらえるのでしょうか。
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