マレーシア人の恋愛は同じ民族同士が基本?マレーシアの恋愛事情

マレーシア人の恋愛 東南アジア

マレーシア人の恋愛事情をご存知ですか?

多民族国家であるマレーシアでは、異なる文化を持った複数の民族が同じ土地に暮らしています。日常の中では他の民族との違いを受け入れて生活していますが、恋愛となると実は話は別なんです。マレーシア人の恋愛は同じ民族同士の恋愛がほとんど。

今回は、マレー人、華人、それぞれの恋愛模様についてご紹介します。

マレーシアのマレー系カップル

手を繋ぐのもご法度?

マレーシア人の恋愛

マレーシアの人口のほとんどを占めるマレー系。ムスリム(イスラム教徒)であるため、親類以外の異性との接触に制限があり、未婚の男女は自由交際も禁じられています。

そのため結婚にいたるまではグループ交際が多いようです。

しかしここは自由な国マレーシア。二人きりでデートしている若いマレー人カップルもたくさん見かけます。

海に囲まれているペナン島では、夜ロマンチックにライトアップされた海沿いの路上でのお散歩デートが定番。

なかには二人の世界に浸ってイチャイチャしているカップルも!あまり派手にやりすぎると、宗教警察に見つかり逮捕されてしまうこともあるようですよ。

マレー系の結婚は早い

男女交際に制限があるからか、若くして結婚することが多いマレー系。

夫婦になってしまえば、周りの目を気にすることもなく堂々と一緒にいられますもんね。

とはいえマレー人は子だくさんな傾向にあり、4、5人兄弟もザラだそう。結婚後はなるべく早く子どもを希望するカップルが多いですから、夫婦二人きりで過ごせる時間はそう長くないかもしれませんね。

マレーシア華人カップル

職場恋愛もウェルカム

筆者の勤務先は、華人スタッフが大半。同僚たちに恋人との出会いについて聞いてみると、学生時代から付き合っているような場合を除き、仕事先で出会ったと答える人がほとんどです。

職場での出会いは、周りからの評判も聞けますし、お互いがもらっている給与も大体想像がつきますから、身の丈にあった恋愛ができるというものです。

真面目で素朴なタイプが多いマレーシア華人は、堅実な出会いを求める傾向にあるようです。

職場恋愛も隠れてこそこそというよりオープンなムードで、意中の二人は仲睦まじく休憩中におしゃべり。周りも慣れているのか、あまり冷やかしたりしません。

そのまま付き合い続けて結婚にいたるケースも多く、筆者の勤務先にも社内結婚カップルが数組います。

家族公認の中、ゆっくりと愛を育む

日本だと「恋人がいることは両親には内緒!」なんてケースもありますが、家族の結びつきが強いマレーシア華人、恋人が出来るとまずは両親に紹介するそうです。

お互いの家を行き来したり親戚同士の集まりに参加したりしながら、家族に認めてもらったうえで愛を育んでいくのだそう。学生時代から長い期間付き合っていて、お互いの両親兄弟とも実の家族同然になっているカップルも多いです。

結婚後も良好な親戚づきあいができそうですね。

まとめ

民族毎に異なる恋愛スタイルを持つマレーシア人。英語が広く話される国なので欧米式にストレートな愛情表現をする若者が多いかと思いきや、意外とどの民族も純情なんですよね。

マレーシアの人たちと仲良くなったら、素敵な恋愛トークが聞けるかもしれませんよ!

*本人の体験に基づいています。

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