家族の絆を感じる、マレーシア華人の結婚式に行ってみた

マレーシア華人の結婚式 東南アジア

マレーシアの他の州に比べて、中華系人口の割合が高いペナン州。ペナンに住む人の半数以上が華人だといわれています。筆者のマレーシアでの勤務先も華人スタッフが大半。華人は若い子も家族をとても大事にするのですよ。

今回はマレーシア華人の同僚に結婚式に招待されたときのことをご紹介します。

*1マレーシアリンギット(RM)=25円。

マレーシアの結婚式

マレーシアの結婚式

開始時刻はマレーシア時間

結婚披露宴の招待状をくれた同僚Cちゃん。招待客が遅刻するのがマレーシア流、「本当は19時開始だけど、マレーシア時間でOKラ!」と言われました。

当日は本来の開始時刻を少し過ぎた頃に到着しましたが、まだまだ始まる気配はなく……これぞマレーシア時間!

ちなみに、ペナン島出身の華人はホテルでの披露宴が主流ペナン半島部出身の華人にはレストランでの披露宴が人気とのことです。Cちゃんカップルは半島側在住ですので、今回は中華レストランでの式でした。

ご祝儀

ご祝儀(紅包;アンパオと呼びます)は、新郎新婦との親密度合いと会場のレベルを考えて金額を決定するとのこと。同僚の披露宴に参列する場合、会場が中華レストランのときは80RM(=約2000円)ほどが相場。

ホテルの場合は、会場となるホテルの格式と料理のランクによって変わってくるそうです(たとえば3つ星ホテルなら150RM (=3750円)ほどが相場かと思います)。

ご祝儀袋は華人の間では縁起が良いとされている赤い色のもの、本屋さんなどで購入可能です。筆者は、赤色がベースの日本のご祝儀袋にお金を包んで渡しました。

マレーシアの結婚式はドレスコード

カジュアルでOK

到着後、入り口で出迎えてくれる新郎新婦が招待客にご祝儀を渡し、会場内へ。

今回の式はあまり規模は大きくないと聞かされていたのに、ものすごい人数が会場に……

その数、500名ほど!男性はポロシャツ、女性はワンピースなど、招待客の皆さんの服装はいたってカジュアル。

中にはTシャツ短パンの人もいました。頑張ってドレスアップしていった筆者は、若干浮き気味になったのは言うまでもありません……。

マレーシアの結婚式の様子

新郎新婦も食べる!

司会の挨拶で披露宴が始まったら、豪華な料理がどんどん提供されていきます。家族を大事にする中華系らしく、両親兄弟姉妹のテーブルはステージのまん前の特等席。

開始の挨拶をした新郎新婦、あれ?家族と同じテーブルに着席していそいそと食事を始めてしまいました。招待客も食べきれないほど運ばれてくる料理を平らげるのに夢中。

本格的な中華で美味しい!そんな中、ステージ上では親戚のおばちゃんがカラオケを熱唱。誰も聞いてません。

みんなでヤームセーン!

食事がある程度済んだら、宴もたけなわ、新郎新婦が挨拶をしに各テーブルを周ります。

新郎新婦が回ってきたテーブルの招待客は立ち上がり、みんなで「ヤーーーーーーームセーン」と叫びながら乾杯!最初の「ヤ」は声が続く限り伸ばします。

ヤムセン、ヤムセンの掛け声が響き渡り、会場は熱気とお祝いムードに包まれます。

まとめ

家族に一番良い席で楽しんでもらい、新郎新婦もたくさん食べて飲んで、わいわいとした雰囲気で進むマレーシア華人の結婚披露宴。

厳かな日本スタイルはもちろん素敵ですが、カジュアルな中華スタイルもなかなか良いものですよ。

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