びっくり!カナダで出会ったメキシカンってこんな人たちだった!5つの特徴

メキシカン メキシコ生活・移住

私はカナダで語学学校に行っていた際、学生寮でメキシコ人の女の子と一緒に暮らしていました。

それから、どんどんメキシコ人の友達が増えていき、「ほぼメキシカンじゃん」と言われるほど、馴染み、彼らと過ごす時間が本当に居心地よくなりました。

私が知り合ってきた、語学学校に来るような、ある程度地位があるメキシカンに限定されてしまうのですが、彼らの子供な面、大人な面を兼ね備えた、日本人とは違った面をご紹介します。

アミーゴにはとにかく優しい、優しすぎる

アミーゴ=友達という意味。彼らの中では、アミーゴであるか、そうでないかの区切りはとにかくはっきりしています。

メキシカンは基本的に、シャイや気取った感じの、つかめないタイプは嫌いで、とにかく社交的で、ノリのいい、あっけらかんとした人が好みのようです。

アミーゴでない人のことは、容赦なく態度にでますし、「あの人嫌い」とはっきり言いますが、一度アミーゴと認めれば「まぁ、悪いとこもあるけど、あいつはアミーゴだから」で終わります。

日本の、友達同士でもある程度気を遣おうという概念はなく、たとえ寝てても、呼び出されますし、二日酔いでもお酒を飲ませられます。

でも、まるで母のように、あれこれ世話を焼いてくれ、本当に困っていたら一番に助けてくれます。かつて私は彼らに、「自分の損得と考えて相手と付き合おうとか思わないの?」と意地悪な質問をしたことがあります。

それに彼らは「自分が困っている時には、友達が必ず助けてくれる、だから友達が困っていたら自分が助ける、それだけだよ」と、当たり前のように話してくれました。

今でもその言葉が忘れられず、また忘れたくないと思います。

メキシコが世界で一番最高で、自分の家族が世界で一番最高

メキシコ

メキシコは貧富の差も激しく、やはり麻薬などをはじめとした犯罪が絶えない国です。そんな安定しない国、メキシコ。

でもメキシコが世界で一番クールな国でメキシカンが一番最高と本気で思っています。どんな環境でも家族と仲間と一緒にワイワイすることが生活で一番大事なことで、そこには、ただ人と人がいればいいだけ、お金も地位も関係ありません。

そして、数あるメキシコの古くからある歌はメキシカンが一つになるための欠かせない要素で、夜中だって関係なし、全員で大熱唱という光景に何度も遭遇しました。そして、自分に最も近い家族を、誰よりも大切に思っています。

たとえ遠く離れたカナダからも、Skypeや電話で常に連絡を取り合い、何か面白いことがあれば、「お母さんに連絡する」といった感じです。

兄弟間の繋がりも深く、ある日友達が彼女の兄との写真を見せてくれた時、その密着ぶりに、私は彼女のボーイフレンドと誤解しました。

彼女は笑いながら「兄よ。でもボーイフレンドより愛してる、だって生まれた時から一緒なんだもん」と言っていました。

パーティー大好き、踊って、呑んで、大熱唱、記念写真も忘れず

メキシコのパーティ

家では毎週のようにパーティーがありました、ビールをケースで何個も買い(テキーラはあまり飲まない)予定通りの時間を大幅に過ぎてから、ぞろぞろとやってきます。

知らぬ間に爆音の音楽が流れ始め、「これは私の曲!」と踊り出します。

知らぬ間に男女でセクシーなラテンダンスを踊り始めたかと思うと音痴だとか関係なく、声が出る限り歌いだします(もはや叫び)

そして、「Come in! come in!」と人だかりができたかと思うと、写真撮影が始まります。

メキシカンは自撮りより、誰かに撮ってもらい、身体全体を斜めに、スタイルよくキメポーズをするのがお気に入りのよう。そして、空き時間に友達や家族に写真や画像を送りつけます。

また、クラブで記念日を祝うことも習慣としているそうです。

メキシカンは働き者で、いい加減

パーティー終わりのみんなが解散した後、熱心に片付けをしていたのは、メキシカンの女の子たち。手伝おうとすると「いいの、私たちがやるわ」とテキパキと動きます。今までの、悪ノリはなんだったのかとあっけにとられました。

アミーゴを迎えるためのおもてなし精神が根付いているようです。

その他にも、二日酔いで、メキシカン達が学校を休んだ時、家に帰ってからかってやろうと戸を開けると、家中ピカピカ。拭き掃除から電球の入れ替えまで。「Thank you」以外の言葉が見つかりませんでした。

その一方で、約束には非常にルーズ。「今日は18時からパーティーね」と自分から言っておいて、その通りに来ることはまずありません。

場合によっては、「あ、あいつクラブにいるらしいよ」なんて目撃情報が入り、ドタキャンされたことを知ることも。それでもなぜか許してしまうのは、メキシカンの特権かもしれません。

実は繊細?メキシカンのビビりな一面

メキシコ

ラテンの人は、見た目も態度からもパワフルで強そうなイメージがあると思います。実際、愛想笑いなどしないし、態度も堂々としています。本人たちもしっかり者で、意見もはっきり言います。

私も彼らと親しくなる前は「向うところ敵なし」というような強い、キツイイメージでした。

しかし、ある日の夜、家にねずみが出たことがありました。

その時、いつも近づきがたい雰囲気を持っていたメキシカンの女の子が「キャー」と物凄く取り乱して叫び、「私もうここに泊まれないわ、もう帰る!」と涙目で抱きついてきました。

その子だけかと思えば、ねずみが住んでいたその家では、「ギャー」という叫び声の後に怒涛のスペイン語が続き、私は「あぁ、またメキシカンがねずみで騒いでる」と聞き流していました。

ホラー映画を観ていても、いちいちうるさいし、私がちょっと高いところに登ったり、崖に近づいただけで「やめろー、大変だあいつ死ぬ気だ」と本気で騒いでいるのです。

まとめ

私はこんな愛すべきメキシカン達に人生で出会えたことを、誇りに思っています。

もちろん全てが私たちと違っているわけではありません、しかし、彼らは、人間として私たちが一番大事にしなければいけないことを、本人たちの自覚なしに教えてくれているように思いました。

そしてこうして、外国人のそれぞれ持つ良いところは、実際に関わり受け入れなければ見えない部分でもあります。海外に飛び出すということは、国を越えていろんな人に出会うということです。

そして、そこでの出会いを大切に、そして新たな発見を自分自身で体験していただければと思います。

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同志社大学を卒業後、「人生の中で、旅行じゃなくて海外に住んでみたい!」という衝動から、就活を横目に、カナダに渡航。
ワーキングホリデーを使い、カナダを西から東へと転々とするのち、運良く拾われたロッキー山脈の麓のホテル内で働くことに。アート、音楽、社会心理、旅行には目がない。

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