オーストラリアの日系レストランに就職!自分の可能性を広げるために海外で働く

メルボルン オーストラリアの働き方

日本とは違った環境に身を置いて自分の力を試してみたい――。海外就職を希望する人の中には、そのように考えている人も多いのではないでしょうか。

オーストラリア・メルボルンで働く宮崎さん(女性・32歳)もそんな一人。海外から日本の良さを再発見したいという思いもあり、日本を飛び出しました。現地採用社員として、メルボルンにある日系レストランに勤務しています。

実際に海外で働いてみて、何が見えたのでしょうか。

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夢を叶えるためにオーストラリア就職を決断

海外で暮らして働くことが、大学時代からの夢でした。日本とは違った環境、言葉、文化を通して日本の良さを再発見できると思ったことと、私自身の可能性を広げられると感じていたことが最大の理由です。

一念発起して7年間勤めた会社を退職し、最初に選んだ街はオーストラリアのメルボルンでした。ヨーロッパ風の建物に魅力を感じ、イギリスの経済誌による「世界一住みやすい国ランキング」でもいつも1位だったからです。

オーストラリアでの就活方法は電話・メール・直接訪問

就職活動は現地オーストラリアで行いました。求人サイトを見てひたすら電話するか、メールを送るか、直接行ってレジュメ(履歴書)を渡しました。

メールで送った場合はほとんど返ってきませんでしたが、直接行った場合はその場で面接してもらい、翌日からトライアル(お試し)、上手くいけば採用という流れでした。

そして最終的に、日系レストランで働くことが決まりました。給料は月によって違いますが、毎月2,000ドル(約162,000円)以上です。

※1オーストラリアドル=約81円(2016年11月)

オーストラリアの常識1. お客様は神様ではない

日本ではお客様は神様、売り手はいつも下手(したて)です。お客様が何か文句を言えば、売り手は土下座してでもお客様の意見を尊重します。

しかし、オーストラリアでは違います。お客様も売り手側も対等です。お客様の理不尽なクレームにはそれ相応の対応をします。

日本のお客様を大切にする文化は素晴らしいです。しかし、時々やりすぎではないかなと感じることもあります。サービスしすぎると、逆に後から損することもあります。

オーストラリアの常識2. 仕事は遅く始め定時ピッタリに終わる

日本でももしかしたら似たようなことがあるかもしれませんが、オーストラリアでは日本の常識では考えられないことがよく起きます。

例えば、8時からの仕事であれば日本では最低でも10分前に出勤するのが当たり前ですが、オーストラリアでは8時ちょうどか少し過ぎてから仕事を始める人が多いです。

その割に、仕事が片付いていなくても定時ピッタリに終わります。サービス残業しろとは思いませんが、それならもう少し早く出勤すれば良いのにとは感じます。

また、すぐに仕事を辞めてしまう人も多いです。

オーストラリアでは自分の意見をしっかり伝えることが大切

日本では上司の目、会社の目を考えて、思うように意見を言えないことがありました。しかし、海外では自分の意見を言えなければ話になりません。「あなたはどう思うの?」とよく聞かれます。

だから、行動に移すときはしっかりと自分の意見を持ち、曲げないことが大事です。どんなに嫌なことがあっても、自分をしっかり持っていれば負けません。

そして、相手が納得するまで伝えること。言葉も大切ですが、伝えようとする努力はもっと大事です。

オーストラリアでの休日は趣味に没頭する

オフのときは極力仕事のことは考えないように、趣味に没頭します。

ヨガや公園の散歩をしてリラックスしたり、お菓子を作ったりします。また、愛用の一眼レフで街中の写真を撮るのも好きです。写真は編集してinstagramに投稿します。

ストレスが溜まった時は、友達にがんがん話して、一人で考え込まないようにしています。

まとめ~日本の常識が通じない環境で成長できる

自分の可能性を広げるために海外就職を選んだ宮崎さん。日本とは文化や習慣が異なるオーストラリアで、それぞれの国の良い面と悪い面どちらも感じながら、刺激のある毎日を過ごしているようですね。

海外就職すれば、それまで当たり前だと思っていた日本の常識は通用しません。思うようにいかない環境で仕事をこなし、困難を乗り越えていくことで、きっと大きく成長できるでしょう。

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