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イギリス・ロンドンの家賃相場と部屋の探し方

ロンドンの部屋

どこで生活を始めるにしろ、最初にするべき重要な仕事が部屋探し。日本でさえ気に入った部屋を見つけるのは大変なことなのに、海外となればなおさらです。

外国人も多く住むイギリス・ロンドンですが、私たち日本人が部屋を探すのにはやはり苦労が伴うもの。あらかじめ情報を集めておくことが大切です。

少しでもスムーズに住まいが見つかるよう、ロンドンに暮らす私から、家賃相場や部屋探しの手順をご説明したいと思います。

※1ポンド=約130円

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目次

ロンドンの家賃は高い

ロンドンの家賃

ポンド安でも高く感じる物価

日本人から見ると、イギリスの物価はとても高い!という印象が強いと思います。

ただ、最近(2016年6月)の国民投票によりEU離脱が決まったことでポンドが安くなり、旅行もしやすくなりました。2016年11月現在の為替レートは1ポンド=約130円と、ポンドの価値は非常に下がっています。

とはいえ、外食をすると1食1,500円ほどになり、とても高いのが現状です。ここまでポンドが安くなったのにまだ高く感じるとはすごいですね。

東京を上回る家賃

平均家賃もやはり高いです。

ロンドンの家賃の平均は月1,000ポンド、約13万円です。東京の平均家賃約8万円と比べてみると、ポンドが激安になった今でもまだロンドンが上回るという事実に驚きます。

さらに、ロンドン中心地に近づくにつれて当然家賃は高くなります。

ロンドンには、東京の山手線のようなCircle Lineの地下鉄路線が街を一周して通っています。その内側が主に中心地と呼ばれていて、家賃の平均はどこも月1,700ポンド(約22万円)以上です。

ロンドンで日本人が多く住んでいる場所

日本から来ていきなり周りに外国人しかいないという環境が不安な人は、日本人が多く集まる場所に住むのもいいでしょう。ロンドンには日本人街が2つほどあります。

フィンチリー周辺

一つは、ロンドン北部にあり、中心地まで車で30分ほどで行けるフィンチリー周辺です。

家賃の平均は月1,000ポンド(約13万円)と少々高いですが、土曜日学校の補習校とAtariyaという日本食材屋があるために日本人が集まるのだと思われます。

アクトン

もう一つは、ロンドンの西にあるアクトンという町。地下鉄で中心部から20分ほど行った場所です。

ここにもAtariyaがあり、日本人学校まであります。この日本人学校はイギリスで日本語を勉強するための私立校なので、日本人が集まって来ます

平均家賃は月1,100ポンド(約14万3千円)、フィンチリーより少々高くなりますね。

ロンドンの部屋はウェブサイトZooplaで探そう

ロンドン

大きな不動産業者は、ロンドンにはたくさん存在します。それらを一つずつ回ることもできますが、まずはウェブサイトZooplaから始めるといいでしょう。

Zooplaは、売りに出されていたり貸し出されていたりする家を探すためのサイトです。多数の不動産業者が取り扱っている様々な物件が掲載されていて、気に入ったものがあれば担当の不動産業者を教えてくれます。

Zooplaでの検索の仕方

まずは住みたい地域から検索し、値段の相場、寝室の数などを入力します。

寝室の数はStudio(ワンルームマンション)も選択でき、それ以上は寝室の数だけでしか検索できません。部屋の大きさは平米で表示されています。

また、希望家賃は、週当たりの値段か月当たりの値段かを選択することができます

イギリスでは週ごとの値段が記載されている場合が多いのですが、たいていのサイトは月ごとの値段に表示を変えられますよ。

気になる部屋があれば内見へ

気に入った物件があれば、直接不動産業者に連絡し、見に行くことができます。何件もタダで見て回れるのでいいですよね。

いくつか見て回り、これだと思う部屋が見つかれば契約です。

ロンドンでの部屋の賃貸契約手順

契約

1. 契約の意思を伝える

賃貸契約を進めるには、まず不動産業者に契約の意思を伝えなければいけません。

2. 保証金を払う

契約したい意思を伝えると、次はHolding Depositを払うことになります。Holding Depositは契約を結ぶまでの保証金で、これを払えば他の人に先を越されることはなくなります。

3. 書類を準備する

ここから契約書のサインまでは色々と準備しなければいけない書類が出てきますが、ビザ、パスポート、銀行の残高証明などは必要になるでしょう。

学生であれば、学校から在学証明書ももらっておきましょう。もし契約に必要なくても、在学証明書があれば高額の住民税を免除されるので、準備しておいて損はありません。

4. 契約書にサインする

書類の準備が整えば大家が契約書を準備するので、できるだけ読み、自分の意思でサインしましょう。サインして契約が結ばれたら家賃を払います。

このとき、学生や収入が確実でない人は、家賃半年分の前払いが必要になる場合もあります。これは主に、大家が居住者の支払いを不安に思っていたり、不動産に関するルールがあったりするケースです。

まとめ~何を優先するかを決めておこう

ロンドンの平均的な家賃はとても高いですが、中心地から離れていて少々危なそうな場所でも平気なら、安い物件はたくさんあります。初めてのロンドンの場合、これはとても無謀ですが、英語が話せるのであれば選択肢の一つになるでしょう。

安心なのは、やはり日本人街です。日本人の集まる会などもたくさんあり、経験豊富な方も多くいるはずです。

家賃、広さ、立地など、自分にとっての優先事項を明確にして部屋探しに臨んでください。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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