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ポーランドってどんな国?意外に知られていない7つのこと

カトリック教会

ポーランドという国をご存知ですか?日本では「えっ?どこそれ、ポルトガル?」なんて言われたりもしますが、ドイツの東側に位置しEUでも上位の国土面積を有するれっきとした国です。

かつての共産主義国家という暗いイメージもある一方で、首都ワルシャワ、古都のクラクフなど美しい都市をいくつも持つ、これからの発展が非常に楽しみな国の一つと言われています。

そんなポーランドに住む私から、少しでも知っていてほしい7つのことをご紹介します。

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目次

ポーランドはカトリック大国

カトリック教会

ポーランドの国教はキリスト教のローマ・カトリック。国民の90%以上がカトリックを信仰し、そのうち75%が非常に敬虔な信者であると言われるほど宗教と密接な関係を持っている国です。

日曜日になると教会の鐘が美しく響き、人々が町中の教会に歩いていく光景を未だに見ることができる珍しい国です。

クリスチャンでなくても必見の教会

日本から訪れる人にとっては、キリスト教なんてあんまり関係ないよ!という感じかもしれません。しかし、興味がないという方にも是非足を運んでいただきたいのが教会なんです。

ミサの時間以外は自由に見学できるところも多く、カトリックならではの豪華な教会を見ることができます。多くの人が訪れるワルシャワの旧市街には10、クラクフの旧市街には17もの教会があるそうです。

ポーランドの歴史は波乱万丈

アウシュビッツ強制収容所

ポーランドといえば有名なのがその歴史。

なんと2度も国が消滅するという悲劇の歴史を持っており、ナチスドイツで悪名高いアウシュビッツ強制収容所があった国としても知られています。

歴史好きには興味深い国ですね。

悲しい歴史をおさらい

1回目の国家消滅は1795年、当時隣接していたロシア、プロシア、そしてオーストリアの3国に分割されます。独立を回復できたのは第1次世界大戦後の1918年でした。

2回目の悲劇は第2次世界大戦中。ナチスドイツとソ連によってまたまた分割されてしまうのです。その後、終戦を経て再び独立を果たしますが、ソ連の共産圏に組み込まれ1989年まで社会主義政権が実権を握っていました。

アウシュビッツ強制収容所が建てられたのは第2次大戦中ですね。古都クラクフからツアーやバスで1時間半ほどととてもアクセスの良いロケーションも手伝って、現在は観光名所になっています。

ポーランドはEUなのに物価が安い

ポーランドの物価

ポーランドの通貨はズウォティ(zl)です。EU加盟国ですが、2016年12月現在ユーロは導入していません。

理由は、物価がとっても安いから。ユーロを導入できるほど物の価値が高くないのです。

では、どれくらい安いのでしょう?

日本の3分の1程度

例えば、クラクフの町角で売っているプレッツェルのような名物パン「オブヴァジェニック」は1.6zl(約45円)です。1個でかなりお腹がいっぱいになる大きさです。

現地に住んでみて感じる物価は日本の3分の1程度でしょうか。ちゃんとしたレストランで食事をしても、1人1,200円程度で済んでしまうこともありえます。

物価の面から見れば、ポーランドは住むのにも、旅行するのにも適した国と言えますね。

ポーランドは日本大好きな親日国

実は、ポーランドはとっても親日国。

こちらに3年住んでいますが、嫌な思いは一度もしたことがありません。むしろ日本人とわかると、みんなとってもフレンドリーに接してくれます

クラクフにはその名もマンガミュージアムという美術館があり、日本のカルチャーセンターのような感じで日本に関する催しがたくさん行われていますし、ワルシャワでは毎年、日本祭りも開催されていて大盛況なんですよ。

各地の日本語学校の数も年々増えており、大都市では生徒数が200名を超える学校も!日本人としては嬉しい限りですね。

ポーランドは音楽家ショパンの出身国

音楽

日本では知らない人はいないのでは、というほど有名な音楽家ショパン。フランス人だと思っている人も多いと聞きましたが、実はポーランド人なんです。

首都ワルシャワから西に50kmほど行ったところの町で生まれたショパンは、ポーランド各地の民族音楽に触れながらポロネーズやマズルカに親しんだと言われています。

ショパンの心臓は、現在ワルシャワの聖十字架教会に飾られています。

また、同じくワルシャワのワジンキ公園では、夏になると毎週日曜日にショパンのピアノ曲の野外コンサートが無料で開かれるなど、まだまだポーランドにおけるショパンの影響は大きいですね!

ポーランドは治安が良く夜でも安心

ポーランドの良いところを挙げる際に忘れてはいけないのが、その治安の良さ。ポーランドの犯罪率はヨーロッパの中でも低く、治安は全体的にとても良好と言えると思います。

3年住んでいて怖いと思ったことは一度もなく、危険な目に遭ったという話を聞いたこともありません。

日本人が観光で泊まるようなホテル周辺や旧市街などは夜でも街灯で明るく、女性の一人歩きも注意を怠らない限り大丈夫と言っていいでしょう。

ただ、ときどき出没する酔っ払いにはご注意を!

ポーランド料理は日本人好みの味

ポーランド料理

最後の項目はズバリ、食。特に生活するなら食は外せないポイントですよね。

ポーランドの料理は日本人好みのものがとっても多いと思います。

例えば、伝統的なポーランド料理であるピエロギ。皮の分厚い餃子のようなもので、中身は定番のお肉から、ジャガイモ、チーズ、野菜、変わり種のブルーベリージャムまでさまざま。

どれも優しい味です。

ほかにも、日本のとんかつを薄くしたものにそっくりなカツレツなど、ポーランドではお気に入りの料理が見つかること間違いなしです。

まとめ~実は旅行にもおすすめの国

ポーランドのイメージが少しでも頭に浮かんだでしょうか?

日本から遠いヨーロッパの、さらに馴染みのない国と思われがちなポーランドですが、魅力いっぱいな上に物価面でも治安面でも滞在しやすい国です。

これまでは日本から乗り換えが必要だった空の便も、2016年1月に成田と結ぶポーランド航空の直行便ができて行きやすくなりました。是非一人でも多くの方に足を運んでもらえたら嬉しいです。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

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