ヨーロッパは詐欺が横行していることで有名です。イギリスの治安なども心配ですよね。
詐欺師などどこにいるのかも、どのような手口で近づいてくるのかもわかりません。
今回は詐欺だけでなく、イギリスで起こり得る犯罪をいくつかピックアップし、対処法などを説明します。犯罪が多発する地域なども紹介するので、安全を気にするのであれば近づかないことをおすすめします。
イギリスで狙われやすい日本人
ロンドンには、毎年たくさんの日本人が来ます。
ところが、日本人は世界の人々と比べると性格が優しく気弱な人が多いので、犯罪の標的になりやすいのです。
ケンカなどしないし、お金を要求されたらすぐに出す。問題が起きてからも、英語が苦手だし旅行中の限られた時間の中だと警察にも行けず、諦めてしまう。日本人は、皆こう思われています。
詐欺師からしたら、当然このような人々は一番標的にしやすいのです。
これから、対処法を説明していきましょう。
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イギリスでのスリや強盗への5つの対策
スリは人が密集する場所に多くいます。特に観光地などは注意が必要な場所です。その中でも一番標的にされやすい日本人は特に気をつけましょう。
ロンドンの街に溶け込みましょう
日本人は、ロンドンでは意外と目立ちます。特にスリから見ると、日本人は見分けが付きやすいです。
地味な色の服を着ましょう
まず服装ですが、イギリス人は結構地味なものを好みます。色もそこまで派手ではない無地のセーターやパーカーが主流ですね。
ショルダーバッグは使わないようにしましょう
日本ではショルダーバッグが主流ですが、ロンドンではなるべく使わないようにしましょう。
まずロンドンでは誰も使わないですし、背中側にあるので気付きにくく、中身だけ抜かれるケースが多いです。
長財布はポケットから出さない
長財布も、ポケットから出ているととても簡単に抜かれてしまいます。カバンや携帯なども、無防備に入れておくとあっという間にひったくりにあってしまいますよ!
きょろきょろしない
さらに、日本人は海外の観光と英語が苦手なので、キョロキョロ辺りを見渡す人が多いですね。そのように辺りを見渡しすぎていたら、慣れてないことがとてもわかりやすいです。
しかもそこにカメラをぶら下げていたら、日本人のステレオタイプ丸出しです。
なるべく早く街に溶け込むようにしましょう。
ATMを利用するとカード情報を盗まれるかも
イギリスのATMにも気をつけた方がいいでしょう。
暗証番号を盗み見し、カードが出てきた瞬間に強奪して逃げる犯罪者もいます。ロンドンではくれぐれも自分の暗証番号を人に見られないようにしましょう。
さらに、カードの差込口にデータを盗む機械が設置されていることも多いです。カードを通しただけで、相手に口座への通路を渡してしまいます。
これらの詐欺は口座からお金が引かれてからでないと気づかないので、カードを使うときは注意しましょう。
イギリスでは2つの詐欺に気を付けよう
実はイギリスに詐欺は多くないのですが、全くないわけではありません。
黒タクシーのぼったくり詐欺
ロンドンの黒タクシーは現金で支払うので、運転手がぼったくる場合が多々あります。遠回りをしたり、お金を多く払わせたりします。
ネットがあれば地図を見ながら経路を確認できますが、一番地理を知っているのが運転手です。遠回りに見える経路が早いのかもしれません。
値段の上がり方も見慣れていないとわからないですし、あまりケチをつけると逆に問題が起こりそうですよね。
なので、タクシーに不信感を抱いたら、タクシーの番号を記録しましょう。後からタクシー会社にクレームを出した方がうまくいくはずです。
観光地の道端詐欺
他に多く存在するのが、道端の詐欺です。
私が経験したのはこういうものでした。ビッグベンの前の橋でコスプレした人たちが寄ってきて写真を迫られます。一緒に撮ってしまい、1人20ポンド(2,700円)を要求されました。写真を撮っただけで、です。
このようなぼったくりはどの国でもあるので、気をつけましょう。
イギリスでの詐欺への対処法
まずは、観光地で話しかけられたら答えてはいけません。
相手はあなたの心を開こうと、いろいろな手を使います。初めから無視していればいいのですが、無視するのは失礼だと思ってしまうともう相手の思うツボです。特に英語が話せないと、警察にも事情を説明できません。
もし引っかかってしまったら、周りの人々に助けを求めましょう。大人数に寄られたら、相手も強気ではいられなくなります。
イギリスで犯罪が起こりやすい場所
観光地
一番危ないのは観光地です。
犯罪は、主に人の密集度が高い場所で起こります。特に観光地などは多いでしょう。集まる人の多くが英語と英国の常識が乏しい旅行者だと、詐欺師もカモにしやすいのです。
交通機関
ラッシュアワー時には人が密集するので、スリが多発します。自分の持ち物をしっかり見張っておきましょう。
地下鉄のエスカレーターの降り口でわざと転び、後ろの人たちもつまずいて山積みとなっているところで盗みをするという手口もあります。
最も危ない地域「Hackney」
地域でいうと、Hackneyが治安の悪さで有名です。ギャングがいたり、暴動が起きたりするので、用がない限り、特に夜には寄らないようにしましょう。
他には、Brixtonも同じように治安が悪く、ギャングやドラッグが横行する地域です。
まとめ
犯罪はどの国でもあり、イギリスも例外ではありません。他のヨーロッパの国と比べ詐欺は少ない方だと思いますが、全くないわけではありません。旅行先・滞在先では自分の身は自分で守るようにしましょう。
まずは日本人らしい格好から抜け出し、旅行先では日本のファッションは忘れましょう。日本人だと思われたら犯罪のマトになります。
警察もいますが、観光地には堂々と偽警官もいる場合もあるので、不審に思ったらIDを出してもらいましょう。さらに、問題があれば周りの人に助けを求めましょう。
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