インドネシアでの滞在を快適で安全なものにするためにも、まず出発前に滞在先の情報をチェックしておくことが大切ですよね。その中でも、滞在先での病気は絶対避けたいことの一つです!
そこで今回はインドネシアで日本人がかかりやすい病気と注意点について、ご紹介します。
マラリア
東南アジアで多く見られる病気の一つがマラリアです。ここインドネシアでも例外ではなくパラサイトにかかっている蚊に刺されると感染します。
旅行の出発前にできる事前の準備としては、まず病院でマラリア予防薬を処方してもらうことができます。そして虫除けスプレーなどの虫除け剤も必須です。
またマラリアの予防策は蚊に刺されない!ことなのでマラリアの蚊が活動する時間帯(特に明け方と夕方)は外出を避けること、そして日中外出する時には長袖長ズボンなど肌を出さない服装をする事も対策の一つとなります。
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デング熱
デング熱もマラリアと同様に蚊に刺されて感染する病気です。デング熱にかからないための予防策もやはり蚊に刺されないこと!です。
実際に日本からインドネシアに遊びに来ていた友人が何人もこのデング熱にかかって入院してしまう程、ここでは誰もがかかりやすい病気と言えます。
虫除け剤、蚊に刺されないような服装、エアコンが完備されていて網戸があるホテルに滞在するなどの予防策にプラスして気を付けたいことは、旅行中に疲れすぎないことです。
同じ蚊に刺されても免疫があり体力のある人は、デング熱にかからないケースもあるそうです。
破傷風
動物に噛まれて感染する破傷風という病気があります。破傷風は、旅行前に日本で予防接種を受けることができます。
イスラム教国のインドネシアでは犬は汚れた動物とみなされているため野犬はあまり見かけません。しかし観光地のバリ島はヒンズー教なので街の至る所に犬がいて、中には凶暴な野犬や放し飼いになっている犬もいます。そして猿も街の至る所にいます。
破傷風にかからないためにまず気を付けたいことは動物に触ったり、餌をあげたりして接触しないことです。そして噛まれてしまった場合はすぐに水や消毒で傷口を洗い、最寄りの病院へ行って治療をしてもらうことをおすすめします。
熱中症
常夏のインドネシア、人気の観光スポットはやはりビーチですよね。そこで気を付けたいのが熱中症です。熱中症は日本でも夏になるといつも注意を促されているので私達日本人にとっては予防策を講じやすい分野といえます。
でも旅行先では注意を怠ってしまいがち。熱中症の予防策はこまめに水分を取ること、帽子などを着用し直射日光を避けること、日焼け止めを定期的に塗ること、一番暑い時間帯11:00〜14:00は屋外に出ることを避けること、などです。
下痢、嘔吐などの突発性胃腸炎
主に旅行先での食べ物や飲み物から下痢、嘔吐などの症状が始まり突発性胃腸炎になる可能性があります。
下痢止め、胃腸薬などの常備薬を日本から持ってくることも予防策の一つですが、一番気を付けたいことは旅行先での飲食です。水道の水、氷、生の魚、生の野菜など加熱処理されていないものを避けることで病気を予防することができます。
また衛生的なレスランを選んで食事をすることや屋台など水道がなく不衛生な場所で売られている食品は避けることが大切です。そしてもし下痢、嘔吐などの症状が単発ではなく、長く続く場合は最寄りの病院へ行くこともおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
インドネシアでの滞在中、実はいろんな病気の危険が潜んでいます。
とはいえ滞在前の情報収集と現地でのかかりやすい病気の予防策を万全にすれば、安全で快適な滞在を楽しむことができます。待ちに待ったインドネシアでの滞在をぜひ楽しまれてくださいね。
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