海外では水道水が飲めないというのは知っていましたが、いざチェンマイに住むことになった時、水に対する不安は大きかったです。
チェンマイではどこでも水は売っているのでいつでも買えます。旅行で訪れているのなら500mlのペットボトルの水を数本購入すれば大丈夫でしょう。
しかし、家で料理したりお茶を入れたりするとなると足りません。
今回は労力最小限にたくさんの水を購入する方法をご紹介します。(1バーツ=約3円)
タイの水について
タイの水は硬水です。そして飲めません。
なぜ飲めないのか。
聞いた話では浄水されたばかりの水は飲めるけど水道管が古く、メンテナンスされていないことで水が汚れてしまい飲めなくなっているそうです。
コンドミニアムの場合、屋上に水のタンクがあるのですがタンクのメンテナンスがされていないことも原因の一つだそうです。
水を買う
スーパーやコンビニで買う
自家用車がある方はスーパーで購入し、車で家まで運べば最小限の労力で水を購入できます。
ただ、車を持っていないと本当に大変です。
自炊をしているなら、日々必要な分だけ買うようにしてもかなりの労力です。私はチェンマイに住み始めて数ヶ月はこの苦行に耐えました。
500mlペットボトルの12本セット、1.5Lペットボトルの6本セット、6Lの大きなペットボトルなどいずれのものを買っても本当に重いです。
水の宅配
頻繁に重い水を抱えて帰宅する私をみて、住んでいたコンドミニアムのスタッフが声をかけてくれました。うちに出入りしている水業者に一緒に頼んであげようか?と。
それからは1L20本の水のケースを注文するようになりました。
初回に200THB(約600円)のデポジットを支払います。これは契約解除の際に返金されます。
基本的に20本全てなくなるとコンドミニアムのスタッフへ空のボトルとケースを渡し、50THB(約150円)を支払うだけです。
水業者が来たら部屋の玄関までスタッフが水を届けてくれるようになったので、最小限の労力で水を買うことができるようになりました。この水は水道水を浄水したもので、容器はリサイクルのために業者に返却をします。
お腹の弱い友人はこの水を飲んだらお腹を壊したと言っていました。それ以来、私は一度沸騰させてから使うようにしていますが、タイ人はそのまま飲んでいます。
宅配は水業者以外にも、TOPS、リンピンスーパーでは店頭で購入したものを自宅まで配達してくれるサービスがあります。テスコロータスでは、オンラインで注文し配達しくれるサービスがあります。
市販されている水を購入するのが安心!という方はこの方法がいいかもしれません。
水を汲みに行く
これは重労働ですが、1番安い水の買い方です。(1L=1THB=約3円)
チェンマイの街を歩いていると写真のような機械が設置されています。これも水業者が配達する水と同様、水道水を浄水した水が出てきます。
購入方法は、空の大きなペットボトルを持って行き、水を自分で入れます。
カフェの水事情
チェンマイにはカフェがとても多いのですが、コーヒーを淹れる水は何を使っているのでしょうか?
私の知る限りで1番多いのは、水業者の配達する水です。
ペットボトルの水、カフェに設置された浄水器を使って浄水した水を使用しているところも少しあります。
また街の飲食店、屋台などでは必ずと言っていいほど赤か青のアイスボックスが置かれていて、毎日氷業者が氷を運んでいます。
そのため、ホットコーヒーよりアイスコーヒーの方が、またフレッシュジュースよりスムージーの方が10〜20THB(約30〜60円)ほど値段が高いです。
海外では水でお腹を壊さないために、現地の氷も避けたほうが良いと聞いたことがありますが、チェンマイの氷はレストランも小さなジューススタンドもどこも同じような氷業者の氷を使っており、私はどこで飲んでも平気でした。
1度試してみて大丈夫であれば、氷を避ける必要はないと思います。
また、アイスボックスはただ氷を保存するだけでなく、食品も一緒に冷やされていることがあります。
タイでは冷蔵庫が置かれているお店が少なく、あっても小さいためアイスボックスを冷蔵庫代わりにしているようです。
カフェの場合は牛乳のボトルが入っていることが多く、小さなレストランではお肉や野菜などなんでも入っています。
【ポット型浄水器】 BRITA(ブリタ)アルーナXL
12項目の物質を除去でき、2リットルの大容量なので料理などにも使えるます。ポットに水を入れるだけで簡単に美味しい水をおむことができます。
まとめ
いかがでしたか?
車を持っていない方は、水業者に宅配を頼むことをおすすめします。コンドミニアムやアパートを借りる際に、水についてもオーナーさんや業者の方に聞き、一緒に手続きをしてもらいましょう。
コンドミニアムだと出入りしている水業者がいるはずなので、紹介してもらえると思います。
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