マレーシアのペナンっ子はみんな大好き!美味しいナシカンダーの魅力

ナシカンダー 東南アジア

多民族国家であるマレーシアには様々な宗教の人々が暮らしています。宗教的な理由で食べられるものに制限がある人も多いので、民族ごちゃまぜかつ大人数で食事をする場合など、どこに行くか頭を悩ませることもあります。

そんなときはナシカンダーを食べに行くことが多いです。

今回はペナンっ子が大好きなナシカンダーについてご紹介します。

*1マレーシアリンギット(RM)=約25円。

ペナンのソウルフード「ナシカンダー」

ナシカンダーはインド式ぶっかけご飯。ペナンでは、マレー系も中華系もインド系も、どの民族もナシカンダーが大好き。いわばペナンっ子のソウルフードといえます。

大型店から屋台規模で営業しているようなお店まで、街のいたるところにナシカンダーを出すお店があります。

なお、ハラルフード(イスラム教の戒律に従った調理法や食材を使って提供される食べ物)なので、ムスリムも安心。野菜オンリーのおかずもあるので、ベジタリアンのお友達とも行けちゃいます。

ナシカンダーのオーダー方法

まずはカウンター越しに白飯(ナシ・プティ)をオーダー。ずらっと並んでいるおかずの中から好きなものを選ぶと、最後に数種類のカレーを上から回しかけてくれます。

カレーの種類によってはかなり辛いものもあるので、苦手な方は「ノー・スパイシー」と伝えましょうね。

その後は店内の適当なテーブルに移動し、いただきま~す!飲み物のオーダーは、店員さんが席まで取りに来てくれます。

ナシカンダー屋では自分でおかずを選ぶ

ナシカンダー屋さんでは、常時20種類ぐらいのおかずが並んでいます。お肉、魚介類、野菜、卵などバラエティ豊富なおかずは、どれもとても美味しそう!

筆者はフライドチキン(アヤム・ゴレン)を中心に、炒め野菜とオムレツなんかを添えてオーダーすることが多いです。カラッと揚がったチキンは日本の鶏から揚げと比べると噛み応えがあるかもしれませんが、口の中に鶏の旨みが広がります。

スパイスをふんだんに使ったおかずと、数種のカレーの味が複雑に絡み合い、とっても美味しい!ついついご飯が進んでしまいます。

明朗会計ではない?

ナシカンダーは、選ぶおかずの種類によって値段が変わってきます。値段は表示されておらず、店員さんの頭の中にある価格表に基づいて計算されるようです。

いわば時価ということですが、マレーシアの物価は安いので怖がらなくて大丈夫です。値段の高い海老やイカ等をメインのおかずを選んでも、1プレート10RM内には収まります。チキンやマトンがメインならもっと安いですね。

会計は、料理と飲み物がすべてそろったら専用の用紙を渡されますので、最後にお店のレジで支払いをします。

ペナン空港近くの名店Nasi Kandar Kayu

空港近くの名店Nasi Kandar Kayu

ペナンには沢山のナシカンダー屋さんがありますが、筆者のお気に入りは空港近くのKayuというお店。

このお店はピーク時間は行列が出来るほどの人気店のため、回転がはやく、出来たてのおかずがどんどん出てきます。カレーも絶妙な味加減で美味しいのです!

店内は清潔でエアコンも効いていますので、日本から来たばかりの方でも大丈夫だと思いますよ。

基本情報

  • 店名:Original Penang Kayu Nasi Kandar
  • 住所:15, Lebuh Nipah, 11900 Bayan Lepas, Pulau Pinang
  • 営業時間:24時間
  • ペナン空港から車で15分

まとめ

種類豊富なおかずを眺めながら、今日はどれを食べようか…と迷う時間も楽しい、ナシカンダー。おかずを選べるので連日通っても飽きません。ペナンっ子達と一緒に、スパイシーで美味しい食事を体験してみてはいかがですか。

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記事を書いた人

マレーシア・ペナン島の外資系メーカーで働くアラフォー。
学生生活終了後、新卒で念願の海外就職を果たし、それ以降シンガポール(6年半)、東京(2年)、マレーシア(1年半)を渡り歩く。
座右の銘は「住めば都」。のんびりした南国の暮らしが気に入っているため、このままペナンに半永住の予定。

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