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貝の掴み放題!ニュージーランドで潮干狩りをしよう

オコロマイ湾で潮干狩り

日本で潮干狩りと言えば、「熊手でアサリ」というイメージですが、ニュージーランドでは、とれる貝も違えば、とり方も少し異なります。

とにかく、子供が大喜び。小学生の子供と一緒に行きましたが、もう夢中でした。親子でお出かけなら、やっぱり子供が楽しめるのが一番です。また、テーマパークでもないので、入場料もありません。

ニュージーランドのオコロマイ湾へ潮干狩りに初めて行ってきたので、ご紹介します。そして潮干狩りが終わって帰宅すれば、またまた、楽しみが待ってますよ!

目次

日本とニュージーランドの潮干狩りは何が違うの?

「潮干狩り」と言う意味では、基本的に違いはありません。干潮になって、広い干潟が姿を現したら、砂を掘りながら貝を探します。

それでも私自身、やってみた感想としては、日本の潮干狩りとは「比べ物にならない!」と思います。

ニュージーランドでは採れる貝が違う!

コックル

私が行ったところでとれるのは、コックルと呼ばれる貝です。

貝殻の色は白く、ゴツゴツとしていて、アサリと比べると厚みがあります。厚みは私が持ち帰ったものの中で、小さいもので2cmくらい。一番大きなものは4cm程ありました!

そんなことよりも気になるのは、食べられるの?おいしいの?という事だと思います。ご安心ください。アサリと同じように、とってもおいしい出汁もとれます。もちろん、食感もお味も文句なし!

そんなコックル、大きなものになるとまるでボールのようにまんまるに。そんな大きくて重いものを見つけると思わず、おっ!と期待が高まるのですが、ほとんどの場合は貝が開いてしまい、中からは砂がドロッと出てきます。

コックル

こんな大きいのはめったに採れません。えっ、そんな調子で大丈夫なの!?と思われるかもしれませんが、全く心配はいりません。

ニュージーランドでは貝の採れ方が違う!

もうとにかくお伝えしたいのはこれです。日本での潮干狩り「熊手でガリガリとアサリを探す」イメージとはかけ離れています

まず、ニュージーランドでの潮干狩りには、道具は何も必要ありません。素手を砂の中に思い切って突っ込みます。両手をグーパーグーパーとやれば、あっ!!と感触があるはず。

それをそのままつかめば、もうコックルです。すごくないですか!?まさに、お菓子の掴み放題!!大げさに書いているんじゃ?と思われるかもしれませんが、大マジです。

ただ、どこでもこんな調子ではないのです。私のやった感想というか、根拠はないのですが、水につかっていなくて砂がちょっと盛り上がったところを狙っていました。

少しやればすぐにこのことかと思うはずですが、入れ食い!?状態のところが、もう本当にそこら中にあるので、手を突っ込む、ダメなら移動、また突っ込む、を繰り返せばいいと思います。

きっとすぐに見つかると思いますよ。我流ですが、おすすめです。

ちなみに小学生低学年の私の子供も、スポットさえ見つけてあげれば勝手にドンドンと見つけた!と言っては、大きいだの小さいだの騒いでいましたよ。

こんな調子でお菓子の掴み放題のごとく、あれよあれよという間にバケツの中はコックルでいっぱいです。まだまだ採ってバケツ10個分持って帰ろうと思いたいのですが、実はそうはいきません。

厳守!これだけは守りましょう

実はこのコックル、持ち帰っても良い個数が決まっています。地域にもよるそうですが、私がやっていた場所は一人50個。これを超えてはいけません。

詳しくは、こちらのルール(http://www.mpi.govt.nz/)を参照してくださいね。

と言うわけで、私は子供と2人で行ったので100個は持ち帰ることができます。気が付いたらバケツにモリモリとコックルが入っています。

全部ひっくり返して、「今日のコックルベスト100」を認定して、無事100個を獲得です。

オコロマイ湾で潮干狩り

オコロマイ湾で潮干狩り

ニュージーランドの大都市、オークランドの中心部から車で北へ約1時間。

シェイクスピア・リージョナル・パーク(Shakespear Regional Park)の南側に隣接するオコロマイ湾(Okoromai Bay)は、干潮時にはとても大きな干潟になります。

潮干狩りだけではありません

潮干狩りをしているすぐ後ろで、バーベキューをするスペースもありました。これはおそらく無料で使用できるものなのですが、空いていない時もあります。

そして、このシェイクスピア・リージョナル・パークは自然公園と言うだけあってとても景色も良く、もちろん羊もいます。

ハイキングコースのようなものもいくつかあったので、こちらもあわせて行ってみてはいかがでしょうか。

潮干狩り後の貝ディナーを楽しむ

貝料理

さて、ニュージーランドでの初潮干狩りにて無事に持ち帰ったコックル。100個なんてアッという間でした。

持ち帰った貝の処理は?

一緒に潮干狩りに行ったご家族に、このコックルをどうすればいいのか聞いてみました。

砂を含んでいることは少ないので砂抜きをせずに食べられるよ、との事でしたので、貝殻をきれいに洗うだけでした。何か特別な処理のようなことはしていません。ニュージーランドの潮干狩りって、楽。

貝をワイン蒸しで楽しむ

まずは、ワイン蒸しですね。うちの子供は実はこの時が貝を食べるのが初めて。子供の好き嫌いの大半が初めての時の印象ではないかと思っているのでドキドキしましたが、このワイン蒸し。大当たりでした。

貝を汁物で楽しむ

コックルおいしい!とハマってしまいました。そのほかには汁物ですよね。ちょうどその時頂き物で鯛もあって、あら汁があったので、そのまま投入!!

ワイン蒸しの蒸し汁でお出汁がおいしいのはわかっていましたが、これもまた素晴らしいコックルあら汁をいただきました。

貝をつくだ煮で楽しむ

私はさらにつくだ煮にも挑戦。つくだ煮にするとビックリするくらい身が縮んでしまい、少し寂しい気分になりました。

でも、一口食べたら、そんなことはもう吹っ飛んでいくくらいおいしいつくだ煮ができましたよ。もう100個ほしいくらい。ニュージーランドの潮干狩り、個数制限がなかったら最高ですね!

まとめ

さて、ニュージーランドでの初めての潮干狩りを書いてきましたが、いかがでしたでしょうか?

私が伝えたかったのは、ニュージーランドで潮干狩りができる、こんなおいしい貝が採れる、こんな勢いで採れる!ということ。

そして、大人が夢中になってしまうとつい忘れがちになってしまいますが、親子レジャーで大切なのは子供が一緒に楽しめるかどうか。でも、潮干狩りなら心配いりません。

子供でもどんどん採れるから、本当に疲れることを知らずにいつまでも楽しんでいました。お金をかけずに、親子で楽しめる。こんな素晴らしいことを体験しないなんてもったいないですよ。

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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