最近カンボジアで、日本が出資しているタイプのリサイクルショップが急増しています。ハイクオリティで有名な日本の製品は、たとえ中古だとしてもカンボジアでは人気があるようです。
企業側も日本では値段が付かなかったり、売れ残ったりしたものをお金に換えるチャンスですから、まさにwin-winの関係ですね。
最近では現地人だけでなく、通な旅行者・在住者の間でも「意外な物が揃っている」とか「笑える物が売っている」と話題で、隠れた観光スポットになりつつあります。
実際にカンボジアのリサイクルショップを数軒訪ね、その魅力に迫ってきました。
SAKURA RECYCLE SHOP
リサイクルショップと聞くと現地人がまず真っ先に思い浮かべるのがこのリサイクルショップ、SAKURAです。
プノンペン市内のあちこちに支店を出しており、ブルーの看板と日本の国旗をトレードマークに営業しています。
店内は清潔ですが、どこか雑多で文字通り「掘り出し物」が数多く埋まっています。カンボジアにあるリサイクルショップの中では最も宝探し気分を味わえるお店です。
食器類の品揃えがよく、状態も上々です。店の中を歩き回っていると店員さんがお皿を拭いている姿を見ることができるでしょう。
未開封の食器もあるため、見知らぬ人のお下がりを使うことに抵抗のある方にもおすすめです。
SAKURAで見つけた最も笑える商品
明らかに団体の名称が載ったトロフィー15ドル
DONDON DOWN on WEDNESDAY
こちらは古着の品揃えなら頭一つ抜け出しているリサイクルショップで、看板にでかでかと描かれたナイスなおじさんが特徴です。
SAKURAほどではありませんがプノンペン市内にいくつかの支店を持っています。店内は常におしゃれな女性客がいるイメージです。
最大の特徴はその名前の通り、毎週水曜日に値段がドンドン下がっていくところにあります。水曜日に売れ残っている商品は次の週から値段がワンランク落ちた状態で売りに出されます。
DONDON DOWNは他のリサイクルショップと比較して少し値段が高いと言われることがありますが、時期を選びさえすれば最終的には気に入った商品を表示価格よりさらに安く買える可能性があります。
他のお店ではなかなか見つけられない厚手の長袖の服なども見つけることができますので、寒い時期に日本に帰る在住者の方におすすめ。
もちろん特に水曜日はお客さんが多いので、狙っていた商品を取られないように注意が必要です。
DONDON DOWN on WEDNESDAYで見つけた最も笑える商品
齊藤くんの体操ジャージ10ドルの50パーセントオフ。彼はきっと、自分のジャージがカンボジアで安売りされていることを知らないでしょう。
ECO TOWN
日本でも有名なリサイクルショップ、HARD OFF系列がカンボジアに上陸してきました。その名もECO TOWN。記事執筆時点で、プノンペン市内で最も新しいリサイクルショップです。
とにかく大きい、コンテナみたいな建物が特徴です。
そしてその大きさゆえに、他のリサイクルショップではあまり充実していない大型家具やオーディオ機器の品揃えが豊富です。また家具だけではなく、食器、服飾品なども他のリサイクルショップに負けず劣らずの品揃えです。
大抵の物はこの一軒だけで揃ってしまうので、在住したてで生活用品を安く手に入れたいという方に特におすすめです。
ECO TOWNで見つけた最も笑える商品
棚の奥に埋まっていたポリデント1ドル。
まとめ
すべてを紹介することはできませんが、プノンペンには他にも多くの日本出資系リサイクルショップが存在します。
多くのリサイクルショップでは年に数回50%オフのセールをしていたり、在庫を入れ替える時期にさらに値下げをしていたりと、お得に商品を手に入れることができます。
観光スポット散策に飽きてしまった旅行者の方も、時間があればリサイクルショップを覗いてみるのはいかがでしょうか?もしかしたら意外な掘り出し物と出会えるかもしれません。
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