アメリカで病気になったら?常備しておきたいアメリカの市販薬

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海外にいるときに突然体調不良になってしまったら誰もが不安になりますよね?日本ではすぐに病院に行ける環境でも、海外に来てしまったらそう簡単にはいきません。

特にアメリカは医療費がとても高額で、一般市民もよほどのことがなければめったに病院には行きません。

基本的にはドラッグストアで売られている薬で十分ですが、私が初めてアメリカのドラッグストアに行ったときには薬の種類が豊富で、どれを購入していいのかとても困りました。

今回は、私がおすすめするアメリカでポピュラーな市販薬を症状別にいくつかご紹介したいと思います。

※持病のある方やアレルギーのある方は医師の指示に従ってください。

頭痛薬/鎮痛剤

アドビル

頭痛薬

アメリカではどの家庭にも絶対にあるこのアドビル頭痛薬。頭痛以外にも歯痛、腰痛、筋肉痛などに服用することができます。

歯が痛くて歯医者に行っても、治療後の痛み止めはこのアドビルを飲むように言われることもあります。

医療費が高いアメリカでは、病院でも一般の市販薬を勧められることは多々あります。とにかく体のどこかが痛ければこのアドビルを飲むのがアメリカでは一般的です。

ジェルタイプの方が効くのが速い

服用は1回2錠と書いてありますが、1錠でもかなり大きめのカプセルです。体が小さい私はいつも1錠のみ服用しています。

ジェルタイプのカプセルと通常の錠剤タイプがありますが、通常の錠剤に比べてジェルタイプの方が効果が出るまでが速いのが特徴です。アメリカではジェルタイプの方が人気があります。

日本とアメリカでは薬事法が違うので、服用する薬によっては強く感じる方もいるかもしれません。不安な方は1錠ずつ服用することをおすすめします。

生理痛

生理痛はとても辛いものです。人によっては外出するのも困難な場合もあります。生理痛で悩んでいる女性の多くは痛み止めを服用して症状をやわらげている人がほとんどです。

アメリカでは生理痛の緩和に一般的な鎮痛剤のアドビルを服用している人も多くいますが、生理痛専用の市販薬ももちろんあります。

ミドルコンプリート

痛み止め

このミドルコンプリートは生理痛はもちろんのこと、生理周期に起こる倦怠感や腰痛なども和らげる効果があります。

薬を服用して症状を和らげるのも一時的にはいいかもしれませんが、あまりにひどい場合には一度病院で診察してもらうことをおすすめします。

胃薬

アメリカには様々な胃薬があります。錠剤からドリンクタイプ、水に溶かして飲むものからカラフルなタブレットまであります。

ペプト

胃薬

ピンクの容器で有名な胃薬「ペプト」は、アメリカでは人気の胃薬です。二日酔いの時にドリンクタイプのペプトを飲んでいる人が多いです。

胃もたれ、胃痛、胸やけ、消化不良、下痢、食べ過ぎ飲みすぎによる胃の不快感に効きます。

私もいろいろ試しましたが、錠剤に慣れているせいか、このぺプトの錠剤タイプが服用しやすいです。

アルカセルザー

胃薬

ぺプト以外に一般的な胃薬が「アルカセルザー」です。コップ一杯の水に溶かして飲みます。味はただの炭酸水を飲んでいるような感じで、スッキリしていてとても飲みやすいです。

こちらも同じく二日酔いにも効果があり、胸やけ、胃痛、胃もたれ、消化不良、頭痛などに効きます。

タムズ

タムズ

タブレットタイプの胃薬「タムズ」。 胸やけに効き、おやつ感覚で食べられます。味もさまざまで、上の写真のものはフルーツ味です。

妊娠中、胸やけがひどい時にも摂取できる胃薬としても有名です。胃酸を抑えて胸やけの症状を和らげるだけでなく、カルシウムもたっぷり含まれているので安心して服用できます。

日本にはないタイプの胃薬なので、お土産としても買っていく人もいます。

風邪薬

デイ・ナイクール

風邪薬

アメリカで風邪薬のおすすめを聞くと、みんながこれを挙げます。さまざまなタイプの風邪薬がありますが、「デイ・ナイクール」は効きが速いと人気です。

ただし夜用のナイクールはとても強く、服用後は気絶したようにぐっすり寝ってしまうので、服用後の運転は控えてください。

錠剤タイプとシロップタイプがあり、シロップタイプの方はとっても甘ったるい味ですが飲みづらくはありません。

錠剤タイプは大人は2錠の服用と書かれていますが、体が小さい私は1錠ずつしか服用しません。

一般的な風邪にはもちろん、インフルエンザにも効果があります。のどの痛み、発熱、鼻づまり、鼻水、風邪による関節痛などに効きます。

服用しても熱がまったく下がらないなど症状が改善されない場合には、病院へ行くことをおすすめします。

膀胱炎

膀胱炎の薬

体の冷えや疲れからかかりやすくなる膀胱炎は、男性よりも女性がかかりやすい病気です。

よくアメリカに来て膀胱炎になってしまったという話を周りの友人から聞きますが、アメリカでは膀胱炎の薬もドラックストアで購入できます。

クランベリージュースに意外な効果

膀胱炎で病院に行って医師の診察を受けても薬は処方されず、ランベリージュースをたくさん飲むように言われただけというケースも多いです。

膀胱炎にはクランベリージュースがとても効果的なので、子供に飲ませるジュースはオレンジジュースよりクランベリージュースを選ぶお母さんも多いです。

私もアメリカに来て早々に膀胱炎になってしまいましたが、市販薬とクランベリージュースで1週間くらいで治りました。

膀胱炎になってしまってから飲むクランベリージュースは、砂糖が入っているものではなく100%のクランベリージュースがよいです。

ものもらい

Style

目薬

ものもらいになってしまった場合、この薬がとても効きます。軟膏タイプなので、綿棒などで患部に直接塗ります。

アメリカでは健康保険があったとしても、眼科や歯科の受診には適用されません。健康保険とは別に眼科・歯科保険に入らなければならないのです。

毎月の保険料も決して安くはないため、風邪などの診察よりも行く機会が少ない眼科や歯科は、保険に入っていない人も多くいます。

ものもらいは早期発見、早期治療が一番です。症状が軽いうちに市販薬で治しましょう。症状がよくならない場合には病院に行くことをおすすめします。

まとめ

アメリカのドラックストアに売られている薬は、病院に気軽に行くことが出来ない一般市民の強い味方です。

症状や用量などについて不安がある場合などは、ドラックストア内にあるファーマシー(調剤薬局)で質問することもできます。

服用する際には用量、用法に十分に気を付けましょう(※持病やアレルギーのある方は医師の指示に従ってください)。

また、毎年秋冬シーズンになるとインフルエンザの予防対策として、インフルエンザワクチン予防接種を誰でも気軽にファーマシーで受けることができます。ドラックストアだけでなく、ファーマシーがあるマーケットでも可能です。

金額はたいだい$25前後です。ストアによっては割引クーポンを配布していたりするので、利用してみるのもおすすめです。

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