いざカンボジア!搭乗方法について<乗り継ぎ空港から最終目的地編>

空港 東南アジア

前回に引き続き、実際に日本からカンボジアへどのような手順を踏んで行くことができるのかお伝えしたいと思います。

今回使用している写真は、経由する際に利用したバンコクのスワンナプーム空港のものとなっていますが、使用する単語などはどの空港でも基本的には変わらないので、参考になさってみてくださいね。

日本から乗継空港までの間の出入国カードは必要なし

乗り継ぎ空港への到着を前に、機内でキャビンアテンダントから「arrival card」「departure card」と書かれた出入国カードが必要か聞かれます。

一瞬いるのかいらないのか、パニックになってしまうかもしれませんが、乗り継ぎするだけなのでこの出入国カードの記入は必要ありません。

1度荷物を受け取りたいとか、乗り継ぎ待ち時間の間に出て観光をしたい場合には出国という形になるため必要になるようです。大体は乗り継ぎ待ち時間が2時間~5時間のものを選ぶことが多いと思うので、空港の中でそのまま過ごす方がスムーズかと思います

出入国カードが必要なのは、乗り継ぎ空港→シェムリアップ空港 間となりますので、万が一聞かれた場合には「no need」などの簡単な単語で不要の旨を伝えましょう。

到着後は「Transfer Counter」か「Transit」へ進もう

案内板

乗り継ぎ空港に到着した後は、「transfer counter」か「Transit」と書かれた看板を探し、そのまま案内に従って進みましょう。

今回私が経由したスワンナプーム空港では、ほとんどがタイ旅行目的なのかarrivalに向かっており、transfer counterに行くまでの間にだいぶ人が少なくなってしまいました。

そのため、みんなについて行ってしまうとarrivalに行ってしまうので注意してください。しつこいようですが目指すは「transfer counter」か「Transit」です

保安検査場に到着すると、係員に搭乗券を見せるよう言われますが、もし出発空港で1枚しか発券してもらっていない場合は正直に無い旨を伝えれば大丈夫です。

後ほど搭乗ゲートでパスポートとEチケットを提示すれば、乗り継ぎ空港から最終目的地までの搭乗券を発券してもらえます。

保安検査場を通り抜けたら、乗継便の搭乗ゲートに向かいましょう。搭乗券に記載されている搭乗ゲートの番号を確認して、後は案内通りに進みます。到着したら掲示板で自分のフライトナンバーがきちんとあるかどうか確認してくださいね。

また、海外では発着時刻がよく変更になりますので、こちらも確認を必ずしておきましょう。

乗り継ぎ空港でのお買い物をする際の支払い通貨は?

乗り継ぎの待ち時間の楽しみといえばお買い物ですが、ここで気になるのが支払いはどのようにすればいいのかということですよね。カンボジアでは米ドルを使うことができますが、国によっては米ドルが使えないところもあります。

両替所も空港内にはたくさんありますが、ちょっとした買い物のために中途半端に乗り継ぎ空港の現地通貨にするのも手間ですし、ちょっと面倒ですよね。そんな時は、クレジットカードでスマートに決済してしまうことをおすすめします。

無事に搭乗ゲートの確認が済めば、出発時刻までちょっと休憩しましょう。ここで注意したいのが通貨です。シェムリアップまで就航している航空会社は、上海や仁川、セブやベトナムを経由しますが乗り継ぎ空港でドルが使えない場合があります

ちょっとした買い物のために乗り継ぎ地の通貨が余っても面倒なので、そんな時はクレジットカードでスマートに決済しちゃいましょう。

乗り継ぎ空港でネットは使える?

無料インターネット

ちなみに、スワンナプーム空港でももれなくfree wi-fiやコンセントがあるのでしっかり充電しておきましょう。

持参した充電器の電圧100V-240Vと記載されていることを確認して、差し込んでください。差込口が三つ股になっていますがそのまま差し込んで大丈夫です

ちなみにカンボジアも日本と同じ二股か三つ股となり、電圧が対応のものであれば変換プラグや変圧器などは必要ありません。

ただ、もし帰国する際にどこか周遊してから帰りたいのであれば、様々なコンセントに対応できる変換プラグをひとつ持っていても損はないかと思います。1500円程度で手に入るので、検討してみてはいかがでしょうか.。

海外変換プラグ 旅行充電器 TYPE-C充電器 4USBポート付 マルチコンセント

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  • 150カ国対応
  • 3USBポート&TYPE-C内蔵
  • 小型

ちなみに、中国の浦東空港を経由した際には空港のwi-fiが機能していなかったので、かなり暇を持て余すことになってしまいました。

正しくは、中国で使用できる電話番号を持っている人は、ショートメッセージを受信しwi-fiに繋ぐというシステムのようですが大概の旅行客はそんなものは持っていませんよね。また、wi-fiの利用に時間制限を設けている空港もあります。

そのため、全ての乗り継ぎ空港が当てはまるわけではないので、ご注意くださいね。

搭乗したら出入国カード、入国ビザ申請書、税関申告書を記入しよう

離陸してしばらくすると、入国にあたり必要なカードが配られます。パスポートナンバーや滞在先の宿などの情報記入が必要となりますので、必要書類はペンと一緒に手荷物に入れて、座席の下にキープしておきましょう。

これらの物を頭上の荷物入れに入れてしまうと、通路幅が狭い時など取り出すのに手間取ってしまいます。また、フライト時間が短い場合はすぐ着陸態勢に入ってしまいテーブルが使用できなくなってしまうので、早めに記入を終わらせましょう。

ビザ申請書

ビザ申請書

上記の記入例は、就労ビザにチェックをつけていますが観光の方はTourist visaにチェックをしてくださいね。

就労ビザの場合、1ヶ月以内に更新が必要となります。街中の至るところで代行会社があるのですが、日本人が常駐しているTNKトラベルが安心です。値段の目安は半年で約180ドル。

期間が短いほど割高になってしまうので、ある程度長い期間働く予定の方は12ヶ月で申請されるといいかと思います。お金とパスポートを渡した後は、プノンペンで手続きを行い、1週間ほどで延長されたビザを添付したパスポートが届いたと電話をしてくれます。

観光ビザで滞在できるのも同様に1ヶ月間となっています。もし、滞在が伸びてしまう場合には、タイとの国境にあるポイペトという街まで行き、延長の申請が必要になります

ただ、航空会社によっては入国に必要なビザの申請用紙を機内で用意していない場合があります。その場合は、現地シェムリアップ空港に到着後、ビザの申請カウンターの近くに置いてある申請用紙に記入しましょう。

出入国カード

下記の画像は実際に機内で配れる出入国カードの記入例となります。「departure card」は、パスポートに添付されるので、出国まで大切に保管しておきましょう。

出国カード

ちなみに、もし今回カンボジアを訪れる目的が観光の場合には、arrival cardのpurpose of travelの欄は「sightseeing」と記入してください。

税関申告書

税関カード

税関申告書に関しては、現地で販売する目的で持ち込んだ高額のものが対象となります。純粋に旅行を楽しむための一眼レフカメラや、PC等を申告する必要はありませんのでご安心ください。

シェムリアップ空港に到着!ビザを取得しよう

シェムリアップ空港

シェムリアップ空港はこじんまりとした、かわいい空港です。飛行機から降ろされた後は徒歩で空港まで歩いて向かいます。

シェムリアップ空港に入った後は、向かって右にある「Visa application」に並びます。ここで、パスポート、入国ビザ申請書、30ドル、証明写真1枚を係員に渡します。

もし質問があるとしたら、「何日間いるの?」くらいで特に難しい質問を英語でされることはありません。

ごく稀に意味不明な賄賂を要求してくる係員がいますが、スルーして大丈夫です。万が一写真を忘れた場合は2ドル程度払えば免除されますが、あらかじめ何枚か持ち歩いておく方が周辺の国に旅行するときに便利ですよ

ビザの発行待ち

また、基本的に愛想がなくぶっきらぼうですがいつものことなので、あまり気に留めなくても大丈夫です。順に名前を呼ばれてパスポートを返却されたら、下記のようにビザが貼られていることを確認してくださいね。

ビザ

無事受け取った後は、向かって左にある入国審査のカウンターへ移動しましょう。

ここでは出入国カードを渡し、顔写真と指紋を取られるだけなのでとても簡単です。その後はターンテーブルで回ってくる荷物を受け取り、出口間際で税関検査の人に申告書を渡せば完了です。

出口を出た後は、向かって左側に乗り物を手配してくれるカウンターがありますのでそちらでお願いしましょう。もしくは空港の外に出ればトゥクトゥクドライバーが客待ちをしているので、気軽に声をかけてきてくれます。

多くの方が利用するトゥクトゥクの場合だと、中心部までの相場は約5ドルです。事前にホテルなどを取っている場合には空港への無料送迎がついている場合がありますので、Eメールなどで問い合わせてみましょう。

フライトナンバーを伝えれば、ネームプレートを持ったドライバーが出口のところで待機してくれます。

まとめ

落ち着いて順序を追えば、意外と簡単に乗り継ぎができそうですよね。難しく考えずチャレンジしてみてください!一度経験できれば、また海外に一人で行くことだって、もう怖くありません。

申請用紙が正しく記入されていれば特に英語で質問されることもないので、安心してカンボジアに来てくださいね!

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三十路で初海外転職、初カンボジア。前職は百貨店でジュエリー販売。好きなことは遺跡巡りとバイクでの遠出。
まっすぐで裏のないカンボジアの子供たちの笑顔に心を打たれ、カンボジア人と結婚して家庭を作りたいとひっそり考えるようになった今日この頃。

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