トランジットもつらくない!乗り継ぎ空港での待ち時間を楽しむ5つの方法

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普段はなかなか行けない海外旅行。飛行機に乗る前からわくわくしてしまいますが、ネックになるのがトランジット(乗り継ぎ)の待ち時間ではないでしょうか。

安さを重視して航空券を選んだ結果、かなりの時間を乗り継ぎ空港で過ごすことになってしまったというのはよくある話です。

せっかくの旅行なのに、目的地に着く前からイライラしたり疲れてしまったりしたくはないですよね。

待ち時間も旅の一部。どうせなら、有効に楽しく使いたいと思いませんか?

空港での過ごし方1. リラックスを極める

現地到着後の予定はすでに入っていますか?

夜に着くから到着後はホテルで寝るだけ!という人はトランジット先でも心置きなく遊べますが、目的地到着が朝で現地ではすぐに精力的に動きたい!という人や、ホテルに着いたらそのまま仕事だからあまり体力を使いたくない、なんて人もいるかもしれませんね。

そんな忙しい旅人さんには、待ち時間を利用してフライトや日々のお仕事で疲れた体を癒すのがおすすめです。

シャワーを浴びて横になろう

ハブ空港(複数空港との路線を持ち、乗り継ぎの中心となっている空港)の有名どころの多くには、シャワーやレストエリア(リクライニングチェアーや横になれるスペースがあるエリア)が設けられています。

料金は空港ごとに差がありますが、無料でこういった施設を提供している空港もあるので、気軽に利用してみましょう。

無料でシャワーが使える空港

  • 仁川国際空港(韓国)
  • アブダビ国際空港(アラブ首長国連邦)
  • ドバイ国際空港(アラブ首長国連邦) など

無料でレストエリアが使える空港

  • 仁川国際空港(韓国)
  • 桃園国際空港(台湾)
  • ミュンヘン空港(ドイツ) など

プライオリティパス(Priority Pass)でゆったり過ごす

国内外の空港の高級ラウンジが使える「Priority Pass」を持っていれば、専用のシャワーやマッサージチェアが使えるほか、ラウンジ内で無料で食事をすることも可能です。

プライオリティパス単体で申し込むと年間費がかかってしまいます。通常なら頻繁に空港を使う人でなければもったいないのですが、楽天プレミアムカードならプライオリティパスに無料で登録可能です。

このクレジットカードには海外旅行保険も付いているので、1枚持っていると便利です。

空港での過ごし方2. 定番でも楽しいショッピング

ショッビングモール

買い物は海外旅行の醍醐味の一つ。空港でもお店のチェックは外せませんよね。

おすすめは本屋さん

空港外よりお得に買い物ができる免税店も魅力的ですが、筆者が欠かさずチェックするのは空港内の本屋です。

お土産の買い忘れに備えてお菓子や文房具類をチェックしたり、その国の料理本に載っているおいしそうな料理に食欲をそそられたり、外国人向けに書かれた日本旅行用のガイドブックを見て、紹介されているスポットの渋さにうなったりしています。

気に入った本は自分用のお土産にするのも楽しいので、空港内の本屋チェックはおすすめですよ。

ショッピングの楽しい空港ランキング

*2016年度イギリスSKYTRAX社「The World’s Best Airports for Shopping」による

  1. ロンドン・ヒースロー空港(イギリス)
  2. 仁川国際空港(韓国)
  3. シンガポール・チャンギ国際空港

空港での過ごし方3. 体力に余裕があるならアクティビティを

最近ではトランジットの時間も楽しめるように様々な工夫がされているハブ空港も多く、オランダのアムステルダム・スキポール空港内には美術館、カジノ、図書館が併設、シンガポール・チャンギ国際空港には無料映画館のほか、無料市内ツアーのサービスまであります。

利用予定の空港のホームページを見て、施設やイベントの有無を事前にチェックするといいでしょう。

アクティビティの充実している空港

  • アムステルダム・スキポール空港(オランダ)
  • シンガポール・チャンギ国際空港 など

空港から出て街を観光してみよう

トランジットの待ち時間が5~6時間以上ある、もしくは空港がダウンタウンに近い場所に位置しているなどの場合は、思い切って空港外を観光してみることもおすすめです。

ただし、入国手続きに1時間、出国手続きに1時間半程度は余分に見るなど、余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

ダウンタウンが近い空港

  • 香港国際空港:香港駅までエアポートエクスプレス利用で24分
  • 仁川国際空港(韓国):ソウル駅まで空港鉄道(A’REX)利用で43分
  • フランクフルト空港(ドイツ):フランクフルト中央駅まで電車で12分
  • アムステルダム・スキポール空港(オランダ):アムステルダム中央駅までオランダ国鉄利用で13~17分ほど

空港での過ごし方4. 名物料理や銘酒に舌鼓

バー

旅行での楽しみは何と言っても食事。空港内には国内から選りすぐりの飲食店が多数出店していることも多く、見逃せないポイントの一つです。

ドイツのミュンヘン空港には「エアブロイ」というビアガーデン及びビール醸造所がありますが、空港内にビールの醸造所があるのは世界でもここだけです。お酒が好きな方は、ミュンヘン乗り換えの際には忘れずに立ち寄りましょう。

なお、空港によっては出発ゲート周辺に飲食店が集中しています。出発ゲートに行くためには一度、空港を出なければいけないので、次のフライトまで余裕があり入国ビザに問題がなければ、一度トランジット先で入国し出発ゲートのレストランを楽しむという方法もあります。

食事が楽しめる空港

*2016年度イギリスSKYTRAX社「The World’s Best Airports for Dining」による

  1. 成田国際空港(日本)
  2. 香港国際空港
  3. シンガポール・チャンギ国際空港

空港での過ごし方5. 一人の時間を満喫する

トランジット先への到着が夜中だと、空港内のお店も既に閉まっている上、街にも出られないということになります。

そんなときの時間つぶしの定番といえばネットサーフィン。多くの空港では施設内で無料Wi-Fiを提供しているので、お手持ちのスマートフォンなどを確認してみましょう。

映画やドラマを楽しむ

最近注目されているNetflixなどの映像ストリーミングサービスは、日本国外からでも視聴できるものが多く、現地で配信されている映画やドラマを楽しめる場合もあります。

目的地に関連した作品を見ると自然と気持ちも高まりますよね。一人の時間を満喫するためにも、イヤホンは忘れずに持参しましょう。

Wi-Fiが使えないときには読書を

また、せっかくの自由時間に読書を楽しみたい人もいるでしょう。

紙の本を持って行くのももちろんいいのですが、日本を出発する前に電子書籍を数点ダウンロードしておけば荷物も増えず、万が一Wi-Fiが使えなくても待ち時間を楽しむことができます。

なお、空港内にはコンセントが用意されているところもありますが、モバイルバッテリーなどを持っていると安心ですね。

ご紹介した空港一覧

まとめ~一度で二度おいしいトランジット

空港の詳細を調べてみると、意外に多くの無料サービスやアクティビティが用意されていたり、思いのほか周辺の観光がしやすかったりして驚くこともあります。

チケット代やフライト時間を考えるとなかなか悩ましい航空券の選択ですが、世界には魅力的な空港が多数あり、訪れてみたい空港を基準に乗り換え便を選んでみるのも楽しいかもしれません。

上手くプランを立てられれば、一度の旅行で二つの目的地を楽しめるトランジット。海外旅行初心者の方もぜひチャレンジしてみてくださいね。

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オーストラリアで2年留学を経験した後、縁あって現在フランス在住。現役バックパッカーです。
海外出会った、不思議なこと、面白いことを紹介していきます。

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