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イギリスで働きたい!就職活動に必須のカバーレターとCV(履歴書)について
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イギリスで求人に応募したい場合、日本と同じように履歴書「CV(Curriculum Vitae)」に加え、「カバーレター」と呼ばれる自己紹介書が必要です。
しかし、書かなければいけないことをきちんと把握し、しかも相手に伝わるように工夫しながら英語で書くのは簡単なことではありません。
ここではイギリスに住む私が、イギリスでの就職活動に必須の書類と書き方のコツについてご紹介します。
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記事の目次
イギリス就活に欠かせないカバーレター
カバーレターとは一体どんなものでしょうか。イメージとしては、履歴書を送るに当たっての添え状のようなものです。しかし、ただの添え状ではなく自己アピールの場なので、きちんと意味を理解して効果的なカバーレターを書きたいものです。
では、何をどうやって書いたらいいのでしょうか。実はイギリス人もカバーレターを初めて書くときにはどうしたらいいのか迷うもの。調べると、やさしく説明したサイトがいろいろと出てきます。
たくさんある中で、就職情報サイトreed.co.ukのカバーレターの書き方(英語版))の説明が分かりやすかったため、こちらを基に以下に書き方をご紹介します。詳細はサイトをご覧ください。
イギリスのカバーレター、書き方例(簡易版)
書き出す前に、まず応募先の企業について、ライバル企業について、またその職務について、ある程度調べましょう。
そうすることにより、カバーレターで自分のどんなところをアピールできるか、いいヒントが得られます。
書き始めは宛名
就職担当の人の名前を書きます。特に、肩書きはMrなのかMsなのか、またはDrだったり、Sirだったりすることもあるかもしれないので、間違えないように注意しましょう。
最初の段落はあいさつ
どうしてこの手紙を書いているのか、を書きます。
第2段落目
どうして自分がこの仕事に向いているのか、簡単に職歴や学歴を説明します。
第3段落目
自分がその会社で何に貢献できるのか、アピールします。
第4段落目
最後の念押しで、仕事に興味があること、どうして自分が適任か、を書きます。
最後は結び
結びの言葉で締めて、サインをします。
英米表現に注意
一点、カバーレターを書く際のアドバイスです。使用する言語は英語ですが、イギリスの表現とアメリカの表現は少し異なるので、文例をよく確認するといいでしょう。
英国紙ガーディアンにカバーレターの例文が出ているので、よろしければこちらも参考にしてください。
- The Guardian:“Three excellent cover letter examples”
イギリス就職を狙うためのCV(履歴書)
イギリスでは履歴書のことをCVと呼びます。レジュメという言葉をご存じの方がいると思いますが、レジュメはアメリカの言葉でイギリスでは使いません。
CVは、特に決まった書式はありません。ですので、自分の個性に合ったデザインができるのが楽しめるところかもしれません。「CV Template」と検索するといろいろなテンプレートがダウンロードできるので、こちらもお試しください。
CVの構成は……
- 名前や連絡先
- パーソナルステートメント。自分はどういう人物なのか、何ができるのか、どういう自分になりたいのか、など
- 職歴
- 学歴
- 趣味
- 推薦人の連絡先(後述)
という順序になります。このCVの書き方については就職情報サイトreed.co.uk“Free CV template” にテンプレートと例文が出ているので、ぜひご参照ください。
イギリスの求人応募には推薦人が必要
イギリスの習慣では、履歴書に2人の推薦人の名前と連絡先を書くことになっています。書類選考に通って面接に呼ばれることになると、推薦人にも連絡することが通常です。
推薦人にはあなたの仕事の経験を知っている人や、学校の成績を知っている人がいいとされています。
しかし、仕事関係の人を推薦人に立てたいとき、都合によっては転職活動をしていることを知られたくない場合もありますよね。そのようなときはカバーレターなどに一言その旨を書いておけば、採用が決まった後で連絡を取るなどの対応をしてくれるでしょう。
また、当然ですが推薦者は英語を理解できなくてはなりません。英語で推薦状(手紙)を書くことを求められたり、場合によってはアンケートのような質問項目が送られることもあります。
まとめ〜上手に自己アピールして採用を勝ち取ろう
イギリスの求人応募の方法は日本とずいぶん違うように思います。日本のように新規採用時期のようなものもなければ、総合職・一般職のような区分けもありません。
ご自身が今まで培った経験と身に付けた技術に合うポジションが見つかったら、カバーレターで自己アピールし、面接に呼んでもらえるようチャレンジしてみましょう。
あなたのイギリスでの就職活動がうまくいくよう願っています。ぜひ頑張ってください!
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