私がイギリスに来て早10年が過ぎました。イギリスに移住したのは夫がこちらで就職したからなのですが、幸いなことに私もこちらに来てから日本でのキャリア「日本語教師」を続けることができています。
4年前に娘が誕生しましたが、わずか半年ほど休んで職場に復帰。現在はママ業と日本語教師を掛け持ちする生活です。今日はこんな私のある1日をご紹介しましょう。
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イギリスで働く私の1日:起床・朝食
6時:起床
娘は幼稚園に通っていますが、今週はハーフタームのためお休み。ハーフタームとは、各学期の中盤に1週間設けられている中休みのこと。
イギリスのお母さんたちは働いている人が多いので、このハーフタームでは仕事と子どもの世話を両立しなければならず、お母さんたちは四苦八苦します。私も日中はまったく仕事ができず、子どもに付きっきりになります。
朝起きて一番にコーヒーを入れます。コーヒーのアロマが気分を爽快にしてくれます。
7時半:朝ごはん
この日の朝ごはんはアボカド、トマト、ヨーグルト、チョコマフィン、オレンジジュースとコーヒー。娘はシリアルとマフィンとりんご。
なるべく果物や野菜、そして水分を取るように心がけています。
イギリスで働く私の1日:午前中、娘と市街へお出かけ
9時半:家を出発
この日は朝のうちに市街へ出ることにしました。市街へは歩いて30分、バスで10分ですが、娘が元気なのでキックスクーターで遊びながら行きました。
寄り道しながらのんびり市街へ。このときは雲一つないお天気!だったのですが……(イギリスの天気は変わりやすいのです)。
イギリスは朝9時からお店が開いているので、地元の人々も朝が早いです。
10時半:カフェで一休み
のんびり移動したので、やっと市街に到着。
娘は早くも小腹が空いてカフェで一休み。イギリスの方はお茶休憩が大好き。午前中もこのお店はおばちゃまたちと子連れの若いママでにぎわっていました。ほら、後ろにもおばちゃまのグループがいるでしょ?
この後はスーパーに寄ってお買い物をしました。
12時:バスで帰宅
買い物をした後はバスで帰宅。市街からの帰り道は上り坂なので、いつもバスを利用します。このバス会社は緑がコーポレートカラーです。
イギリスで働く私の1日:娘とケーキ作り・夕食の用意
14時半:バレンタインデーのケーキ作り
この日はバレンタインデーだったので、パパにチョコレートケーキを作ることにしました。イギリスでは子どもとクッキーやケーキを焼く家庭が多く、私も娘とよく何か作っています。好奇心旺盛で何でも手を出したがる娘にはぴったりの家庭内アクティビティです。
ケーキをオーブンで焼いている間に、バレンタインデーのメッセージカード作り。赤いキラキラのハートや花をたくさん付けて、パパへ贈る愛のメッセージにします。
ケーキが焼けた後、チョコレートアイシングでトッピングをして出来上がり。早速いただきます。
16時半:夕食準備
ケーキを食べた後は、大急ぎで夕食の支度。メニューはサーモンのクリームパスタにしました。買い置きの冷凍サーモンと冷凍ブロッコリーをチキンストックとクリームで煮るだけのソース。簡単でおいしく、家族も大好きなわが家の定番メニューです。
イギリスで働く私の1日:出勤・夜の講義
17時半:講義のため大学へ出発
仕事へは自転車で行きます。自宅から職場の大学までは歩いて15分ほどなのですが、帰り道が暗くパソコンなど荷物が重いので自転車で通っています。大きな公園を突っ切って職場まで急げー!
18時:講義スタート
週3回講義を受け持っていますが、この日は初級の授業でした。日本語の人気は根強く、この大学では初級から超上級まで5レベル開講しています。
初級クラスは全部で5クラスあり、それぞれ20人ほどが受講しているので初級だけで100人も受講生がいることになります。ちなみにこの日のトピックは「これは誰の傘ですか」でした。
大学のパソコンもありますが、自分のラップトップも持ち込んで講義をしています。また喉が渇くので、ミルクティーを作って持参します。なんやかんやと荷物が重くなってしまいます。
20時半:勤務終了、帰路に
講義は夜8時までですが、終わってから質問に答えたり雑用を片付けたりするので、キャンパスを出るのはいつも8時半ごろ。
冬の間は教室を出るとこのように真っ暗です。もう人影もほとんどありません。
イギリスで働く私の1日:夕食・片付け・翌日の準備
21時:この日は遅い夕食に
いつもは仕事に出る前に夕食を食べるのですが、この日はケーキ作りで時間がなくなり、夕食はこんなに遅くなってしまいました。明日は娘のお友だちとママたちをランチに呼んでいるので、パスタをゆでている間にそのランチの準備。
サンドイッチとスープの予定なので、スープの材料をスロークッカー(電気調理器)に放り込んでスイッチオン。朝にはおいしいスープができています。
また、忙しい私にはディッシュウォッシャーが何よりも頼りになります。これがなくては生きていけません!1日の終わりにこれにスイッチを入れて「終わったー」とホッと一息つくのです。
まとめ〜女性が働き続けることを応援してくれる社会
私はこんな1日を過ごしています。子どもが生まれる前からこの仕事をしているので、出産後もすぐ職場に復帰することができました。また、イギリスは女性が出産して育児休暇を取るのが当たり前であり、職場復帰も当然のことなのでラッキーでした。
子育てと仕事の両立は大変ですが、その両方の役割を担えるのが幸せだと思っています。これからも頑張ります!
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