海外駐在員に必要な英語レベルを解説

書類 アメリカで働く

海外で働いてみたい、やはり英語の本場であるアメリカやイギリスで働きたいという人も多くいるかと思います。

だけど実際のところ英語力はどれくらいあればよいのか気になるところです。これまでアメリカとイギリスの両方で働いた私の経験をもとに英語力はどの程度必要かご紹介していきます。

また初めて海外で働く場合のおすすめの仕事や、英語力を上げるための方法についてもご紹介します。

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海外駐在員としてアメリカで働くための英語レベル

アメリカ

アメリカで働くための英語力は働くエリアによって異なります。日本人が喋る英語に慣れているアメリカ人もいれば、なかなかわかってもらえないアメリカ人もいます。

狙い目!英語力がそれほどなくても働けるエリア・地域

  • ハワイ州
  • カルフォルニア州
  • ニューヨーク州

など日系企業の多いエリアや日本人が多く住んでいる場所では、英語力がそれほどなくても仕事を見つけやすいでしょう。

仕事のほとんどを日本語で行い、現地採用の現地社員と込み入った業務の内容の話をしなくても大丈夫な職場であれば、TOEIC650点程度が一つの目安になるでしょう。

海外駐在員としてイギリスで働くための英語レベル

イギリス

イギリスもアメリカ同様働くエリアによって求められる英語力は異なってきます。イギリスはアメリカに比べアジア人の比率は低く、アジア人の喋る英語に慣れている人は少ない傾向にあります。

しかしイギリスの首都であるロンドンは国際都市で、日系企業も多く進出しているので、日本人が喋る英語に慣れたイギリス人は結構います。

イギリス北部のスコットランド地方になるとロンドン近辺の英語とは全く違うアクセントになりますし、さらに日本人が喋る英語は通じにくくなる傾向にあります。

ロンドンにて日系関連の仕事を行うのであればアメリカと同様TOEIC650点でも大丈夫かもしれませんが、イギリス人の英語は日本人にとって聞き慣れないアクセントが多いので、もう少し高めの700点以上が一つの目安になるでしょう。

海外駐在員の英語レベル別の勤務先

オフィス

英語力を気にせずに仕事を探すのであれば、一番おすすめするのは日系企業です。もちろんアメリカやイギリスの現地企業に転職できるに越したことはありませんが、それなりの特殊技術や資格、専門知識が必要になります。

あるいは現地企業でも、日本企業を顧客にしている専門部署を持っている会社もあります。その部署であれば日本語が使えるということが武器になります。

現地企業で働く場合には、他部署とのコミュニケーションや会議では、日本人ということを特別視してくれないため、高度な英語力が要求されるでしょう。

海外駐在員で経験、スキル不要、語学力も不要な仕事は?

パソコン

初めて海外で働く場合には、日本人を顧客にしている日系企業で働くことがおすすめです。特にそのエリアに住んでいる日本人向けの航空券やホテル、ツアーを販売している旅行代理店では、よく人材募集をしています。

この種の仕事では電話での対応がほとんどですが、電話をかけてくる人の多くが日本人ですので、英語力はそれほど必要にはなりません。

社内には通常英語専用対応の人を雇っていますので、英語の電話がかかってきた時にはその人に対応して貰えば問題ありません。職場も日本人や日系人が多いので居心地よく仕事ができるでしょう。

海外駐在員として英語レベルをあげるには

書類

英語力をあげるには、短期間でもいいので現地で実際に生活してみることをおすすめします。生活をすることと旅行とでは、利用する英語の質も違いますし、自然とその土地の歴史と文化を学ぶことにより、英語も自然と身につきます。

普段は日本で働いていて休みが取れず、海外に行くことが難しい人もたくさんいると思います。そういう方は、自宅にいる際には少しでも時間があれば、映画を日本語字幕なしで定期的に見るように心がけましょう。

また、通勤時間に英語の音声のものを毎日聞くようにするだけで、英語のヒアリングは上達します。私もヒアリングは不得意ですが、日々地道に続けることが大切です。またヒアリングの上達が英語力が上がる近道になります。

まとめ

建物

アメリカやイギリスで働くためには、どの程度の英語力が必要かをご紹介しました。

英語というと身構えてしまう人も多いかと思いますが、私は、言葉はあくまでも意思や事実を伝える手段の道具であると感じています。

ものの考え方や問題解決能力などは、これまでの人生にて培ってきた自分自身の経験によるところが大きいはずです。海外で働くことにそれほど言葉を壁に感じる必要はないと思います。

また海外で働くには就労ビザが必要になってきますので、ビザについては事前によく調べておきましょう。

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