- Home
- 海外就職・海外転職
- ヨーロッパ就職・転職
- イギリスで働く
- 何から始める?ロンドンで働くために今からできること【イギリス】
何から始める?ロンドンで働くために今からできること【イギリス】
- 公開日:
- 更新日:

転職してロンドンで働きたいと考えたとき、まずは何から取り掛かればいいでしょうか。就職活動の方法は、日本とは違うのでしょうか。
事前準備をしっかりと行なえば自信につながり、面接時には相手に与える印象も変わってきます。もちろんロンドン渡航前の日本でも、できることはたくさんあります。
この記事では、スムーズに転職するために準備しておいたほうがいいこと、私がロンドンで就職活動をした際にもっとこうしておけばよかったと感じたことについてお話しします。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
Spring転職エージェント(海外で働ける求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
記事の目次
ロンドン転職前に準備したこと
具体的なイメージが大切
自分がどんな仕事をしたいのかイメージを膨らませましょう。
私の場合、ロンドンで働いてみたいという気持ちだけが先走り、仕事探しに何から取り掛かればいいのか分からなくなりそうでした。そこでまずは、具体的に何ができるのか、何がしてみたいのかを書き出してみました。
当時の私の社会人経験は客室乗務員のみで、自信を持って「これができる」と言えるのは機内サービスだけでした。前職を活かせる仕事を考えていましたが、全く新しいことにも興味があったため、未経験者も応募可能な求人を探すことにしました。
履歴書(CV)で目立とう
イギリスの履歴書は、CVと呼ばれています。私はウェブサイトを参考にし、いくつかの業界向けに作り分けました。CVには決まった書式はありませんが、パソコンでタイピングしたもの、A4サイズであることが基本で、写真は不要です。
見る人が分かりやすいように見出しを太字にしたり、自分のアピールできるところを希望の職場でどう活かしたいのか具体的に書くように心がけました。他のCVに埋もれないよう目立たせることを意識するといいでしょう。
ロンドンでの転職先の探し方
インターネットの活用
私が実際に使用したのは、MixBというサイトの求人欄です(https://uk.mixb.net/)。規模が大きく利用者が多いため、更新は頻繁に行なわれています。
indeed やlinked inなどで日本人向けに限定せず求人を探すのも1つの手です。特に、具体的な希望職種のある人にはおすすめです。
フリーペーパーの求人欄
求人の傾向を知るには、フリーペーパーをチェックするといいでしょう。どのような求人があるのか分かりやすいですし、常に募集している職種を知ることもできます。
フリーペーパーは、日本食材店や、日系病院などに置いてあります。代表的なものは以下の2つです。ウェブ記事と、紙媒体の両方を発行しています。
- ジャーニー(https://www.japanjournals.com/)
- ニュースダイジェスト(http://www.news-digest.co.uk/)
エージェントに登録してみる
自分に何ができるのか、どんな求人に自分がマッチするのか分からないときは、転職エージェント(JAC Recruitment、リクルートエージェント)に登録してみるのも有効です。
ロンドンには日系のエージェントがいくつもあります。登録だけでもしてみると、自分では思いつかなかった職種と出会えるかもしれません。
面接対策
事前に英語でスムーズに説明できるように練習しておきたいのが、自己紹介、自己PR、前職の仕事内容です。
これらはどの会社を受けても聞かれる可能性が高く、それらに絡めて自分のどんなところが会社に貢献できるのかを話せるように準備しておくといいでしょう。
私は初めての面接では自分の経歴を話すことに精一杯で、具体的な答え方が練習不足で後悔しました。
一方、ドアの開け方、椅子の座り方などは日本のように決まりは無く、あまり重要視されていないように感じました。一緒に面接を受けた人の中には、足を組んでいる人もいて、日本の面接時よりもリラックスした印象を受けました。
ロンドンで見つけた仕事
一ヶ月ほどの転職活動の後、旅行会社で働くことになりました。
この期間で2社の転職エージェントに登録し、紹介して頂いた企業から2社、日本人向け掲示板から応募した企業が3社、合計5社と面接しました。旅行会社の他は、日系病院の医療事務や、ホテルです。
最終的に日系病院の医療事務と旅行会社から内定を頂きましたが、私のビザの有効期間と勤務期間の兼ね合いから、旅行会社を選びました。
旅行会社では、書類選考のあと、面接を二回受け、採用通知を頂きました。日系企業だったので面接官は日本人でしたが、半分は英語で質問を受けました。
面接では、実践的なロールプレイ(予約の手配をするため送迎会社に電話をかけるなど)をしたのが印象的でした。
私の業務は現地オプショナルツアーの手配、お客様の送迎や集合場所でのアテンドなどです。予約が入ると、空きがあるかどうかを確認して、各方面に詳細を申し送ります。
日程表や領収書、宛名を作成して郵送の手配をしたり、社員の勤務表の管理や備品の発注をしたりなど、業務は多岐に渡りました。小さい会社のため社員が多くのことを兼務していて、さまざまな仕事に携われたのはとても良い経験になりました。
ロンドンで就職活動をする前に、覚悟しておいたほうがいいこと
求められるのは即戦力
どの職場も即戦力が求められ、未経験でも採用してくれるところは本当に僅かです。
産休に入る人の代替として数ヶ月だけ勤めてほしいなどといった求人も多く見かけました。そのような一時的な求人からチャンスを掴んで本採用の道を開いていく人もいます。
アピールすべきこと
採用する側は、この人は会社にどんな利益をもたらしてくれるのかを1番知りたいと思っています。より具体的にアピールできるように考えをまとめておくことが大切です。
まとめ
転職活動は、自分と改めて向き合うことができる良い機会です。自分には何ができて、どんなことをやってみたいのか。英語で表現する前にまずは日本語で深く考えてみることから始めてみるといいと思います。
日本の履歴書と違って、CVには写真や性別は必須ではありません。その分余計な先入観無しに書類選考をしてもらえるという利点があります。
アピールのチャンスを逃さないよう事前準備をしっかり行なえば、それが自信に繋がり、転職活動はよりスムーズに良い方向へ向かうことでしょう。
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
イギリスで就職活動!イギリスで働くための仕事の探し方・就活の流れ
イギリス就職!イギリスで働きたい人が知っておくべき10のこと