MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

海外フライトに便利!空港の自動化ゲートに登録してスムーズに出入国手続きしよう

出発ボード

日本を出国・日本へ入国するときに必ず通らなければならない空港の出入国審査ゲート。

時期や時間帯にもよりますが、出国前のチェックインや荷物検査に時間がかかったり、混み合っていたりして、早く出国審査を終えたいのになかなか進まないことがありますよね。

そんなときに便利なのが自動化ゲート。事前に簡単な登録をしておくだけで、行列に並ばなくてもスピーディーに出入国の手続きができるシステムです。海外渡航時の空港での時間短縮につながる自動化ゲートについてご紹介します。

目次

出入国審査って何するの?

パスポート

そもそも出入国審査は、基本的にパスポートをもとに本人確認をするのが一番の目的です。

出国審査の際には航空券も併せて出国審査官に提示し、行き先も確認されます。口頭での質問はよほどのことがない限りされません。問題がなければ出国スタンプを押してもらい、無事出国が完了するというわけです。

帰国時の入国審査でも同様にパスポートを提示して本人確認をされ、特に問題なければ入国スタンプが押されてパスポートが返却されます。

外国人は審査ゲートでいろいろと質問される場合が多いので時間がかかりますが、日本人は何か問題がない限りスムーズに進みます

ときには長い待ち時間に

ただ、審査は一人ずつ個別に行われるので、家族でゲートを通過しようとしても子どもでない限り一緒に審査を受けることはできません。そのため、時期や時間帯によっては非常に混雑し長い行列ができることがあります。

自動化ゲートに登録しよう

自動化ゲートスタンプ

この出入国審査の待ち時間を解消しようと導入されたのが「自動化ゲート」です。

機械の指示に従ってパスポートを読み込ませ、指紋認証で本人確認が完了すればゲートを通過できるというシステムです。ほんの数十秒の作業で終わるので、大変便利です。

自動化ゲートを利用するには、事前の登録が必要です。

自動化ゲートへの登録方法

登録は海外へ行くその日に手続きすることができ、空港にある登録窓口で受け付けをしています。

まず申請用紙に必要事項を記入します。簡単な項目ばかりで、氏名や住所などの個人情報とパスポート番号を記入します。

その後、窓口にパスポートと一緒に申請書を提出します。申請書とパスポート情報を担当者が確認し、不備がなければ親指の指紋登録を行います。

これら一連の申請手続きが終わるとパスポートに登録完了のスタンプが押され、登録したその日から自動化ゲートを利用することができます。申請に要する時間はおよそ5分(無料)と、短時間で登録できる点も便利です。

国内4空港で導入

2019年7月現在、この自動化ゲートは成田、羽田、中部、関西空港で導入されています。申請はこれらの空港内もしくは東京、名古屋、大阪の入国管理局ででき、一度登録すればどの空港でも有効です。詳しくは下記の法務省ホームページに記載してあるので確認してみましょう。

筆者も少し前に空港で出国審査待ちをしている際にこのシステムがあることを知り、すぐに申請手続きをしました。登録したその日から利用可能であり、何と言ってもスピーディーに通過できるので大変便利です。

ちなみに、自動化ゲートの有効期限はパスポートの有効期限と同じなので、パスポートを更新したり再発行したりした場合は再度登録する必要があります。

申請書を事前に入手してより時間短縮

申請書は下記の法務省ホームページからもダウンロードすることができるので、事前に記入してフライト当日に空港の登録窓口で手続きを行えば、より短時間で済ませることができますね。

出入国スタンプが欲しい場合

パスポート

自動化ゲートを通過すると、基本的に出入国スタンプの捺印が行われません

しかし、せっかく海外へ行くのであれば記念に出入国スタンプが欲しいという人や、留学などで行く先の国へ提出する書類として日本の出入国日が分かる証明が必要だという人もいるのではないでしょうか。

スタンプの捺印が必要な場合には、ゲート通過時に職員にお願いすれば押してもらえます。自動化ゲートを使用することでスタンプを押してもらえないということはないので安心してください。

まとめ〜登録簡単、ぜひ利用を

ご紹介したように、自動化ゲートを利用すれば空港での時間を節約することができます。特に帰国時、長時間フライトの疲労ですぐに空港を出て帰宅したいという場合には大変便利です。

申請・登録が面倒なイメージがあるかもしれませんがスピーディーにできるので、これから海外へ行くという方は試しに登録してみてはいかがでしょうか。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

中国とか東南アジアで海外就職をするとメリットもデメリットもあるけど総じて面白い

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

現在教育関係の広告代理店でフランス人向け日本留学企画の担当として勤務する会社員。
フランス留学と出張の経験を活かしてライターとしても活動開始。これまでに旅した国は16カ国。

目次