旅行、留学、就職などどんな目的であっても、海外に行くときには空港から飛行機に乗ります。
初めての人はもちろん、すでに何度か海外に行ったことのある人でも、いつも友達や家族と一緒だったりツアーだったりして、考えてみるとどのような手順で搭乗するのかよく知らないということがあるのではないでしょうか?
ややこしそうなイメージのある国際線への搭乗ですが、不安に思う必要はありません。空港に着いたらどこで何をすればいいのか、具体的に見ていきましょう。
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まずは国際線ターミナルへ
空港に到着したら、国際線ターミナルへ向かいます。
国際線は国内線と違い、ゲートの数が多く手続きにも時間がかかります。余裕を持って早めに到着することを心がけましょう。
チェックインする
国際線ターミナルに着いたら、チェックインカウンターに向かいます。ここでは、搭乗券を発行してもらうと同時に大きな荷物を預けます。
荷物が重すぎるとNG
航空会社によってそれぞれ荷物に重量制限があり、超えてしまうと追加料金を支払わなければならない場合もあります。そんなことにならないよう、自宅で荷造りした後、あらかじめ重さを量っておきましょう。
荷物の重量チェックに便利なMYCARBON デジタルはかり
どこでも手軽に荷物の重さを量ることができます。最大50キロまで計測OK。旅行前には欠かせないアイテムです。
好きな席を選び搭乗券を受け取る
規定範囲内の重さの荷物を持ち、チェックインカウンターに並びます。カウンター上部に航空会社名が表示されているので、間違えないようきちんと確認しましょう。カウンターで予約チケットとパスポートを提示すると、搭乗券(Boading ticket)を発行してくれます。
事前に座席指定をしていない場合は、ここで希望を伝えます。海外へのフライトは長時間になるので、できるだけ快適な席を確保したいですよね。
ちなみに筆者は、後ろに人がいないエリアの通路側を取ることが多いです。四方八方でずっと会話をされたり、後ろから子供がガンガン座席を蹴り上げてきたりすることのないよう、なるべく静かな場所を選ぶようにしています。
乗り継ぎが必要な場合は要注意
直行便がなかったりチケット代を安く押さえたりするために、途中で乗り継ぎすることもあるでしょう。
例えば、カンボジアのシェムリアップへ向かう場合、必ず乗り継ぎ空港を経由する必要があります。日本からカンボジアへの直行便は、ANAが運行する羽田発プノンペン行きしかないからです(2017年2月現在)。
搭乗券を確認する
乗り継ぎが必要な場合、搭乗券は通常2枚発行されますが、出発空港では稀に1枚しか発行されないことがあります。その際は、乗り継ぎ空港で最終目的地までの搭乗券を出してもらう必要があるので、乗り継ぎ空港のカウンターで再度、予約チケットを提示してください。
預けた荷物の取り扱いを確認する
また、乗り継ぎ空港で預け荷物を一度受け取る必要があるかどうか、このチェックインの時点で念のため聞いておきましょう。ただ、日本から出発する場合には、現地到着までピックアップする必要がないことがほとんどです。
帰りは現地の空港で聞くことになりますが、英語で聞きたい場合は
「Should I pick up my bags at the transit/ transfer/ layover airport?」
(乗り継ぎ空港で荷物をピックアップする必要がありますか?)
と尋ねるといいでしょう。
それでも心配な方は、電子辞書や英会話本で指差し確認しても大丈夫ですよ。
現地通貨に両替する
荷物を預けて身軽になったところで、必要に応じて現地通貨への両替をします。筆者の場合は国際線ターミナルに着くなり、チェックインする前に済ませてしまいますが、保安検査を抜けた搭乗ゲートに両替所が設置されていることもあるので、時間や混雑具合を見てタイミングを判断してください。
目的地によっては、到着後すぐに現金が必要となる場合もあります。例えばカンボジアでは、シェムリアップ空港とプノンペン空港で観光ビザ・ビジネスビザを申請することができますが、観光ビザは30ドル、ビジネスビザは35ドルです(2017年2月現在)。入国前に必要となるため、あらかじめ細かい米ドルを準備しておくのが理想的です。
なお、もし現地で通貨が足りなくなってしまっても、観光地であれば街中には両替所があるはずなので、ここですべて済ませておく必要はありません。
保安検査を受ける
続いては保安検査場へ向かいましょう。ここでは、身につけているものと機内に持ち込む手荷物のチェックを行います。上着を脱ぎ、荷物をトレイに乗せます。
なお、
- 液体物
- カメラ
- ノートパソコン
- スマートフォン
- カミソリ
- ハサミ
などはカバンから出して別途トレイに乗せます。
ちなみに、カミソリはまっすぐのI字形のもの、安全歯が無い長いものは没収されてしまいます。T字形は大丈夫なので、持ち込めるかどうかはカミソリの形状によって変わるようです。
順番がきたら、パスポートと搭乗券を提示して金属探知ゲートを通り抜けます。センサーが反応したらもう一度通り抜ける必要があり面倒なので、身につけるアクセサリーは最低限にしておきましょう。
ルールを守って最後まで慎重に
保安検査場では、写真などを撮ることは禁止されています。もし撮影した場合には、ものすごい勢いで注意されます。
カメラは、販売目的のものであれば税関で申告する必要がありますが、個人で楽しむ分の持ち出しは問題ありません。詳しくは下記ホームページなどを参考にしてください。
- 財務省関税局「出国時の税関手続」https://www.customs.go.jp/kaigairyoko/syukkoku.htm
最後にパスポートの写真と照らし合わせて顔を確認されるので、マスクなどはあらかじめ外しておきましょう。
筆者は初めての海外旅行の時、友人に「保安検査場で笑ったら捕まるから真顔で通らないとダメなんだよ」と言われ、終始真顔を保っていました。帰国して数日経ってからウソだと判明しショックを受けたことを、今でも保安検査場を通るたびに思い出します。
搭乗ゲートへ向かう
全ての手続きを終えたら、いよいよ搭乗ゲートへと向かいます。搭乗ゲート内には売店や免税店、両替所やレストラン、ラウンジ、ドラッグストアなどが揃っています。最後に本当に必要なものがあれば、ここで買い足すことも可能です。
飛行機に乗ってしまったら次の目的地に着くまでインターネットは使えないため、最後の連絡をしておきましょう。なお、通常はここでもfree wi-fiがあるので安心してください。
搭乗する際には、座席のグレードの高い順に、また介助が必要な方が先に呼ばれます。列に並んで搭乗券を読み取ってもらい、座席に着いたら、あとは出発を待つだけです!
まとめ~時間さえ守れば手続きは難しくない
国際線といえども、基本的には国内線への搭乗の仕方とそれほど大きな違いはありません。慣れないうちは緊張するかもしれませんが、流れさえ押さえておけばスムーズに手続きできます。
大切なのは時間を守ること。国際線の場合、フライトの2時間前に空港に到着する必要があります。手続きには意外に時間がかかり、直前になるとチェックインも受け付けてもらえないので、くれぐれも時間に余裕を持たせて予定を立ててくださいね。
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