韓国生活が長いおかげか比較的言葉に関する悩みは減った筆者ですが、生活の中でふと「これなんて言うんだろう?」という教科書などにはなかなか出てこないような、生活用語があり、インターネットで検索する際、一苦労なんてことがよくあります。
特に和製英語などは難しく、また韓国でも外来語が現地独自の表現で使われている単語もたくさんあります。
今回は、実際に筆者がちょっと困ってしまった和製英語や“韓製英語”について具体例をあげてご紹介します。
ファッション用語
日本では近年、若い層を中心に韓国ファッションが人気ですが、日本語と韓国語で特に使う用語が違うジャンルのようです。韓国でお買い物をする際、覚えておくと便利かもしれません。
トレーナー:맨투맨 (韓国語の読み方:メントゥーメン)
こちら英語で書くと「Man to Man」。英語では本来「正直に、腹を割って」と言う意味があるらしいのですが、韓国ではスウェット素材などのトレーナーを指します。
パーカー:후드티(韓国語の読み方:フードゥティ)
日本語読みにすると「フードT(ティ)」です。ただフードのついたTシャツよりは、パーカーを指します。
サスペンダー:멜빵(韓国語の読み方:メルパン)
本来は、サスペンダーを指しますが、サロペットなどを「멜빵바지(韓国語の読み方:メルパン-パジ)」などと呼び、肩紐があるようなタイプに広く使われているようです。
また、
- ノースリーブ:민소매(韓国語の読み方:ミンソメ)
- シャツ:난방(韓国語の読み方:ナンバン)→지퍼(韓国語の読み方:ジッポー、日本語で言うジッパー)
- ダウン:패딩(韓国語の読み方:ペディン)
など、違う呼び方が多く、通販で服を買う際、慣れが必要です。また、和製英語である「バーゲン」は韓国では使われず、세일(韓国語の読み方:セイル)と言います。
雑貨
生活の中で存在感は大きくないものの、意外に説明したり使ったりすることが多い生活雑貨の呼び方も異なるものがたくさんあります。
以下は、筆者が実際に和製英語しか思い浮かばず、韓国人の知人とお互い「??」となった単語です。
- ダンボール:박스(韓国語の読み方:パックス、日本語で言うボックス)
- ホッチキス:스테이플러(韓国語の読み方:ステイプロー、英語で言うステープラー)
- バンドエイド:반창고(韓国語の読み方:パンチャンコ、日本語で言う絆創膏の韓国語読み)
- フェルト:부직포(韓国語の読み方:プジッポ)
和製英語だけど韓国でも通じる
英語圏では通じないと言われる和製英語ですが、不思議なことに韓国では全く同じ使い方をしている単語もあります。実際に通じた単語は以下の通りです。発音こそ若干異なるもののその差は微妙で、日本語の発音そのままでもかなりの確率で通じる単語のようです。
- ノートパソコン
- スキンシップ
- ワンピース
- フリーサイズ
- サイン
- サイダー
- エステ
- ボールペン
まとめ
発音が似ていたり、聞いたことはあるけれど、ちょっと違う意味で使われていたり、戸惑ってしまいますよね。
その他にもキッチンペーパーを키친타올(韓国語の読み方:キッチンタオル)と呼んだり、日本にも同じ表現があるけれど違うものを指す単語があったり、筆者の韓国語達人への道のりはまだまだ長そうです。
海外求人
あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)
【保存版】韓国で働くには?日本人が韓国就職する方法を徹底解説
【韓国求人】日本人向けのおすすめ転職サイトまとめ!韓国での働き方や暮らしの関連情報も
あわせて読みたい