転職を考えた時に利用するのが転職サイトや転職エージェント。実際に登録したり、使ったりしたことのある人も多いかもしれません。
でも、こうしたサービスはネット上にあふれていて、どれがいいのか分かりづらいのではないでしょうか。
ここでは、高年収求人に特化した転職サイト、ビズリーチをご紹介します。実際にビズリーチを使って外資系企業へ転職した方に、メリットとデメリットを教えてもらいました。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
ビズリーチとは
ビズリーチは人材紹介ではなく転職サイトです。自分で気になる求人に応募したり、スカウトを受けたりして、興味を持ってもらった企業とやりとりすることができます。
公開されている求人数は2017年5月時点で64,000件。現年収600万円以上の方をターゲットにハイクラス(高年収)の求人をそろえており、管理職や海外駐在員を狙う方に向いているといえます。
一部機能は有料ですが、無料で利用できるプランもあるので、試しに登録して情報収集してみるといいでしょう。オファーを待つなら、登録時の職務経歴書を詳細に書くことをおすすめします。
海外求人も多数
ビズリーチは海外に関係する求人も数多く扱っています。海外現地採用や日系企業の海外勤務、日本国内の外資系企業の求人などがあります。
例えば、中国、韓国、香港、シンガポールなどのアジア諸国、またアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリアなどの求人を扱っています。
では、ここからは実際にビズリーチを利用した方のお話を聞いてみましょう。
ビズリーチを使った国内外資系企業への転職体験談
28歳の女性です。
前職は保険会社の営業でチームリーダーを担っていました。転職後は、外資系コンサルティング会社で法人営業を担当しています。
プライベートでは、ヨガやランニングなどアクティブにスポーツをすることが多いので、体力には自信があります。
転職の理由
20代も後半に差し掛かり、そろそろ将来や結婚を考えるようになります。
新卒で入社してがむしゃらに仕事をし、最年少でリーダーという立場を任せてもらい、仕事にも不満はありませんでした。
ですが、自分が本当にやりたいこと、将来の結婚や子育てを考えると、今転職して新しい自分を見つけたいという思いが強くなり、転職を決意しました。
ビズリーチを利用して分かったメリット・デメリット
メリット1. さまざまな業界・職種から選択できる
これまで仕事をしてきた保険業界とは全く別の業界での転職を希望していました。
そのため、狭い枠にとらわれることなくさまざまな業界の仕事内容や求人を見ることができ、自分の興味・関心を踏まえた上で、培ってきたスキルを活かせる分野を選定するのに非常に役に立ちました。
人材紹介会社だと限られた会社の求人しか見ることができないため、視野を広げるという点でビズリーチは適していると思います。
メリット2. スカウトメールで自分の市場価値が分かる
企業やエージェントからスカウトメールが届くことで、自分の市場価値や求められているスキルを知ることができます。
自分は世間から見たらどのくらいのスキルがあるのか、どのように評価されるのかといったことは前から気になっていたので、スカウトメールを通じて自分が活躍できる会社を選定できたのも非常にプラスになりました。
実際、スカウトメッセージはとても印象的で、企業からメッセージが来ることにより、自分のスキルが少しでも活かせるのならば一度受けてみようかなという気持ちになった上、企業から積極的に人材を探している姿勢にも感動しました。
面接前に気軽に話が聞ける
また、スカウトメッセージを受け取ってからいきなり面接というわけではなく、面談という形でカジュアルに、転職サイトには書かれていない話も聞くことができ、これならミスマッチも防げるのではないかと感じました。
メリット3. ハイクラスに特化、希望年収に近い求人だけ見られる
前職では成果主義の歩合制で、管理職手当もいただいていたので、同世代の平均年収よりも高いお給料でした。そのため、転職先も年収重視です。
ビズリーチはハイクラスに特化しているので私の希望年収帯の案件が多く、その範囲内で選定することができました。より自分に合った職場を探すことに役立ちました。
デメリット:ビズリーチにはない求人がある
他の転職エージェントにも一度相談したところ、ビズリーチにはない案件(非公開求人)がいくつかありました。
ビズリーチなどの転職サイトに掲載されていない求人は、企業と密な関係にある転職エージェントが持っていることが多いので、ビズリーチではその求人には出会えなかったことが残念だと思いました。
30代を目前に慎重に職選びをしていたので、人材紹介会社が持っているようなシークレットな求人にも出会えたら良いのにと感じています。
ただし、複数の転職サイトや転職エージェントに登録することで、この問題も解決できます。
転職サイトの上手な使い方
私自身は転職は一度しか経験したことがありませんが、自分なりに転職サイトを利用する中で大事だと思ったことがあります。
まず、ビズリーチについては自己PRをしっかり書き、企業の目に留まるようアピールすることが一番重要だと感じました。
また、先のデメリットの中で述べたように各転職サービスで持っている案件が異なるので、複数の転職サイトや人材紹介会社を利用した方がより自分に合った求人が見つかるのではないかと思います。
あきらめずに自己アピール
転職活動はうまくいくこともあれば、いかないこともあります。
でも、これまで一生懸命頑張ってきた仕事をしっかり振り返り、自分の強みや将来やりたいことを思いっきりアピールしてみてください。企業もその熱意を受け取ってくれます。
将来の夢に向けての第一歩が転職だと思うので、悔いのないよう活動してください。
まとめ~積極的に情報収集を
ご紹介した女性の話にもあったように、求人サービスごとに扱っている案件が違うので、複数の転職サイトや転職エージェントに登録し情報収集することが大切です。
特に、外資系企業や海外企業、また高収入を狙うなら、そうした求人を多く扱うサービスを利用することが近道。同じハイクラス向けの転職エージェントならJAC Recruitmentもおすすめです。
納得できる転職になるよう、積極的に情報を探してくださいね。