MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

ミャンマーでの長い雨季の過ごし方・注意点

ミャンマー

ミャンマーには約半年にも及ぶ、雨季があります。日本の梅雨のような状況が半年も続くのです。

最初に、雨季が半年も続くと聞いた時には、一体どうやって過ごせばいいのだろうと不安になりましたが、意外にも楽しみがいろいろありますし、注意点をいくつか気をつけて過ごせば、快適に過ごせる季節でもあります。

具体的に、ミャンマーでの長い雨季の過ごし方の提案や、注意点をピックアップしてお伝えします。

目次

ミャンマーの気候と雨季について

ミャンマー

ミャンマーは熱帯気候で、暑季、雨季、乾季の3つの季節に分かれています。

暑季

一般的に暑季は、2月中旬から5月中旬。雨季は5月中旬から10月中旬。

乾季

乾季は、10月中旬から2月中旬くらいと言われており、その年によって、時期がずれることもあります。

雨季

ちなみに、2016年の雨季は5月中旬から11月中旬まででした。

この間、およそ半年の間、日本の梅雨のような長い雨の季節が続きました。

最初は、雨季と聞いて、スコールのような雨が激しく降り続くのかと想像しましたが、雨季には、朝晴れていても、必ず一日に一度は雨が突然降り始め、しばらくたって止むということの繰り返しで、いつの間にか半年の雨季が過ぎていくという感じでした。

ミャンマーでは雨季の前の季節の暑季には、気温が40度の日が続いたり、雨がまったく降らないので、空気が非常に乾燥しています。街中も雨が降らないため、埃っぽい印象を受けます。

それに比べると、雨季は、平均気温が26度ほどと、過ごしやすい上、乾燥も和らぎ、埃っぽい空気が落ち着いて感じられるほどです。また、肝心の降水量についてですが、毎月の雨量は500mm以上にもなります。

日本では梅雨の時期でも月に300mm降ることは稀といわれていますから、かなりの量となります。このように降水量が多いため、水はけの悪いところでは、冠水箇所も出てきます。

ミャンマーでおすすめの雨季の楽しみ方

  1. 日本人会の図書室で本を借りて読書
  2. 映画館
  3. カラオケ
  4. ゴルフ

日本人会の図書室で本を借りて読書

本を読む

ミャンマーで日本人会に入っている人は、日本人会が管理する図書室を利用することができます。

ホテルガンゴウ内にある図書室には、約10000冊もの書籍や1000枚のDVDがあり、日本人会会員なら、2週間の期限で、無料で借りることができるのです!

日本人会では、ミャンマー在住の日本人からの古本などの寄贈を募っていたり、日本に一時帰国した人から新刊の買い取りもしているので、新刊が読めるチャンスがあるのです。

さらに、雑誌などもタイミングが合えば、最新のものが読めたりと、活字に飢えることがありません。

映画館

映画

日本では映画を映画館で見ようと思ったら、料金が高いので、厳選してから見に行くという方も多いと思いますが、ミャンマーでは映画館の料金が200円から400円とかなりお得なんです!

料金は映画館の座席の種類などで変わりますが、日本に比べたらはるかに安いですよね。DVDのレンタル料金ほどの値段で、映画館で臨場感あふれる映像が楽しめます。

洋画が、日本より早く見られるというケースもあるので、ぜひ、足を運んでみてください。

ちなみに、映画館といえば、日本ではポップコーンをお供に、という方が大半だと思いますが、ミャンマーの人々は、ひまわりの種をお供に映画を見る人が多いそうで、映画が終わった後には、客席にひまわりの種がこぼれているのを見かけることになるかもしれません。

カラオケ

カラオケ

雨季のストレス発散にはカラオケがおすすめ。お天気の心配なく、室内で快適に過ごせます。ジャンクションスクエア内にあるカラオケ屋さんでは、一時間4人部屋だと一人1000円で楽しめます。

日本語の曲も少し入っています。しかし、最新の曲を楽しみたかったら、日本人のオーナーもいて安心の「胡蝶」というお店へ!

こちらは、日中5時までなら、一人2時間、500円でカラオケ歌い放題かつ、1ドリンクもついてお得なのです!タッチパネルで簡単に選曲できるので、歌う順番が回ってきて、曲をなかなか選べないことへのストレスも減ります。

カラオケの個室の下の階が日本食レストランのため、アツアツのおいしい日本食を楽しみながらカラオケできるのでおすすめです!

ゴルフ

ミャンマーは、元イギリス領だけあり、ゴルフが盛んで、大きな大会もたびたび開催されるほどです。また、東南アジアの中ではゴルフ人口が比較的多く、プレーフィーも比較的お手ごろと言われています。

とはいえ、暑季には気温が40度となる日も多いミャンマー。そんな炎天下では熱中症になる可能性が高くゴそルフを楽しめません。こうしたことからも、雨期はゴルフ好きには待ちに待った季節なのです。

そのため、雨季の雨の降らない時間帯を狙ってゴルフを楽しむ日本人も多くいます。

雨季なので、雨でも水はけのよいゴルフ場を考えなければなりませんが、高級クラブ、パンライン・ゴルフ&カントリークラブは、雨季の水はけも比較的良好で、ヤンゴンで最も日本人に人気の高いゴルフ場と言われています。

仕事の休みにゴルフ三昧で、仕事と雨季のストレスなく過ごせるかもしれませんね!

雨季に気をつけること

様々な楽しみ方のある雨季ですが、それでも、雨の季節が長く続き、湿気があるので、いくつか気をつけなければいけないことがあります。

衣類の湿気・防カビ対策をしっかりとする

防虫剤

雨季の間、大切な衣類は特にしっかりと守りましょう。大切な衣類には一枚一枚、日本で売っている防虫と防カビのシートをかぶせるとよいでしょう。

また、防虫剤や防カビの商品は日本から大量に持ってきて、ストックし、衣類をしっかりと守ることが大切です。

created by Rinker
ムシューダ
¥798 (2024/12/09 00:47:58時点 Amazon調べ-詳細)
created by Rinker
ムシューダ
¥1,073 (2024/12/09 00:47:59時点 Amazon調べ-詳細)

ミャンマーのスーパー内に出店している日系の100円ショップなどでも防虫剤や防カビ剤を売っていることもたまにありますが、ミャンマーでは物流が安定せず、一度欠品すると次にいつ入荷するかわからないという状況です。

湿気取り

そのため、日本から持ち込むのが安心といった背景もあるのが現実です。

部屋の換気をこまめにする。

部屋のエアコンで除湿または送風をして防カビ対策をする。湿気が常に高い上、部屋干しが続くので、洗濯物や部屋の中にある衣類やその他のものに関して、湿気対策や防カビ対策が必要です。

そのため、雨がやんだ時間帯には部屋の換気をしたり、湿気取り対策グッズで湿気を減らすことが大切です。

エアコンの除湿を節電のためにしないでいたら、部屋に置いていた衣類や防止にカビが生えて使い物にならなくなって困ったという話を周囲から聞いています。

【シャープ】除湿機プラズマクラスター搭載コンパクトタイプ

プラズマクラスター搭載の除湿機能・乾燥機能を搭載したアイテムです。プラズマクラスターで部屋干しの匂いも抑えます。

シャープの除湿機
シャープ除湿機プラズマクラスター搭載コンパクトタイプ
  • 高濃度プラズマクラスター搭載
  • 付着カビ菌の増殖を抑制
  • 広範囲送風

Amazonで見る

海外で使うなら変圧器も準備しておくようにしましょう。

外出先の冠水情報に注意する

降水量が多いと、冠水箇所もでてきますので注意が必要です。ミャンマーでは、日本人向けに、昨年冠水箇所がでたところがわかりやすく記された冠水マップも販売されています。

これらの情報を参考に、外出先で冠水に合わないように対策をとることもできます。

蚊対策(デング熱対策)

雨季には蚊が増え、刺されやすくなります。虫除けなども持っていくようにしましょう。

created by Rinker
いなくなるスプレー
¥1,140 (2024/12/09 00:48:00時点 Amazon調べ-詳細)

まとめ

半年も続く長い雨季。日本では、じめじめとした梅雨は、嫌われがちですが、ミャンマーでは40度の気温が続く暑季に比べたら、雨季は過ごしやすい季節と言えるかもしれません。

室内での様々な過ごし方がミャンマーにはありますし、日本語の活字に飢えそうになったら、日本人会の図書室へ行けば、活字欲も満たせます。

映画館で最新映画を堪能するもよし。カラオケでストレス発散をし、ゴルフで雨季の運動不足解消も図れます。

湿気対策や防カビ対策は忘れずにして、暑季よりも過ごしやすい雨季を、様々な方法でぜひ楽しんで過ごしてくださいね。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

ミャンマー転職の進め方とは?ミャンマーへの転職を成功させる方法

【ミャンマー求人】未経験からでもミャンマー就職を狙える転職サイトまとめ

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

出身地である宮城県で、十年ほどラジオのアナウンサーを経験後、2016年春より夫の海外転勤により、ミャンマーの最大都市ヤンゴンに在住。

若いころは海外への憧れが強く、旅行で訪れた国は二十数カ国にのぼる。
東日本大震災を経験し、地元宮城で復興を見守りながら生きていこうとしていたところ、主人と出会い結婚。その後結婚半年で転勤によりミャンマーへ。
海外に住むのは初めてで、途上国での暮らしは不便なことが多いが様々な出会いに助けられ、様々な経験をして、ライターとしても活動中。

目次