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フランス人の彼氏がほしい!フランス人男性との恋愛について

フランス

国によってステレオタイプを決めつけてしまうと視野が狭まってしまいますが、それぞれの国によって振る舞い方や常識が異なるのも事実です。例えば、日本でなら周りから驚かれるようなことが、違う国に行けばきわめて普通のことだったりします。

こういったカルチャーショックは、特に恋愛関係においては実感させられる機会が多いのではないでしょうか。

今回は、フランス人男性との恋愛について私なりに気づいたことをご紹介します。

目次

レディーファーストは当たり前!?

フランスでは、お店に入る時に男性が女性を先に通してあげたり、重い荷物を運んでいる女性を男性が手伝ってあげたりするのはごく自然なことです。男性がその女性に好意を持っているからレディーファーストをするわけではなく、それが普通なんです。

周りの男性がとても親切でも、それは必ずしもあなたに恋愛感情を持っているからではありません。親切にしてもらったときは、あまり意識しすぎずに感謝の気持ちを表すようにしましょう。

恋人やパートナー以外の女性にも優しい

レディーファーストが当たり前のフランスで、もしあなたの恋人やパートナーが他の女性にも優しく接していても過剰に嫉妬する必要はありません。自然に女性に優しくできるフランス人男性は、とても礼儀正しい男性です。

素敵なパートナーに恵まれたことを誇りに思いましょう。また、フランス人男女の距離感はとても近いです。慣れないうちは驚くかもしれませんが、多少のスキンシップも割と普通です。

デートの誘い方は意外とさりげない

デート

フランス人が恋愛をするときは、気持ちを告白したり、「交際しよう」とお互いに宣言したりすることはあまりしません。気になる人ができたら、さりげなくデートに誘うのが一般的だと思います。そして、デートを重ねるごとに徐々に関係が進展していきます。

また、最初のデートはデートなのかわからないくらい、さりげない誘い方をする人が多いそうです。もし恋愛に発展しなかったときに関係が悪化しないように、防御線を張っているのではないでしょうか。これもひとつの気遣いなのかもしれません。

ちなみに、これは知人から聞いた話なのですが、2回デートを断られた場合は諦めるのがマナー、という考え方もあるそうです。しつこく誘うことは良しとされないようなので、気になる人ができたときは注意しましょう。

きちんとした意思表示をしよう

フランス人とお付き合いに発展したら、はじめのうちはたくさんカルチャーショックがあって驚くこともあるかもしれません。それも国際恋愛の醍醐味なので、ぜひ楽しんでしまいましょう。

大切なのは、お互いの気持ちを尊重しながらも、きちんと自分の考え方や意見を伝えることです。そして相手の意見にも耳を傾けましょう。

フランスの文化は、言わなくても伝わるというものではありませんし、外国人同士の場合、もともと持っている常識が全然違うこともあるのでなおさらです。

Je t’aimeはすぐに言わない?!

愛してる

以前、私が持っていたフランス人のイメージは、とてもロマンチックで愛の言葉を四六時中ささやいているというような感じでした。

しかし実際にフランス人と交際して感じたのは、「Je t’aime(愛している)」はドラマや映画のようにすぐに使うものではないということでした。

個人個人の性格にもよりますが、「愛している」という言葉は、日本語と同様にフランス語でも非常に大事で重い言葉です。初めてその言葉を使うまで時間をかける人も少なくありません。

あまり焦らずに、相手から言ってもらえるまで関係が熟すのを待つのもいいでしょう。

結婚は必ずしもマストではない

私が思うに、フランス人と日本人の恋愛についての考え方の大きな違いは、結婚をゴールだと思っていないところです。それどころか、結婚自体に価値を感じない人も数多くいます。

もし真剣な交際を続けて将来の話をするようになっても、相手から結婚という言葉が出るとは限りません。結婚をせずに、結婚に近いPACS(パックス 連帯市民協約)という制度や同棲の形で子供を持ち、人生を共にするカップルもたくさんいます

個人的な経験になりますが、私は家庭を持つためには結婚が必要だという価値観を譲れませんでした。現在の夫とは、考え方が全く違ったので何度も話し合いをしました。

これは国際恋愛に限りませんが、「こうあるべきなのが当然だ」とお互いが思い込んでいることは、妥協するのがとても難しいものです。ぶつかり合いはつらいですが、相手への思いやりの気持ちを忘れずにいられるといいですね。

まとめ

私の個人的な経験にもとづく内容ですが、もし共感できる部分や「なるほど」と思える部分があればうれしく思います。

もちろん、人によってそれぞれ性格や個性があり、ひとくくりにすることはできませんし、国際恋愛でなくても二人の違う人間が一緒にいれば、それだけで衝突や発見があると思います。

ただひとつ共通して言えるのは、恋愛をはじめとする人間関係において、話し合いと相手を理解しようする気持ちはとても大事だということではないでしょうか。

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この記事を書いた人

食べるのと飲むのが大好きな関西人。学生時代に1年留学していた南仏に、縁あって2016年12月より再び在住しています。
フランスで強く(!)楽しく生きるためのヒントになる情報を発信できればと思っています。

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