可愛い我が子には若いうちから貴重な体験をさせたい、将来に繋がる教育を受けさせたい、と思う保護者はたくさんいるのではないでしょうか?
こういう場合、イギリスのボーディングスクールが選択されることがあります。ボーディングスクールとは私立の寄宿校で、イギリス国内に500校以上あります。
全てのボーディングスクールは、授業の質、設備、生徒のケアの面で、英国政府が定める厳しい基準を満たしています。
- 小学校(5~13歳)
- 中高校(11歳または13歳~18歳)
- 小・中高校(5~18歳)
ボーディングスクールの検索はこちら、UK Boarding Schools(http://www.ukboardingschools.com)(英語のみ)でできます。
そして、ボーディングスクールにお子さんを留学させようと思ったら、絶対に必要なのがガーディアンです。
今回はこのガーディアンについてお話ししていきましょう。
ガーディアンとは
ガーディアンとは、未成年者が単身でイギリスに正規留学・準備留学など長期間全寮制の学校に留学する場合に、イギリス国内に居住しない親の代わりに、イギリス在住の「後見人」になる人のことです。これは法的に義務付けられています。
ガーディアンがすること
日本の保護者と連絡を取りながら保護者の代わりとして、お子さんの安全確保、また学校生活を現地でサポートします。
学校とのコミュニケーション
- ペアレンツミーティング(学校と保護者の面談)への代理出席
- 学校からのレターやメールのやりとり
- 必要とされる書類へのサイン
休校期間
イギリスでは、ハーフタームやクリスマス・イースターホリデーとして年間約20週のお休みがありますが、その休み期間の滞在先確保や、一時帰国時の空港送迎などもする場合があります。
ガーディアン探しは必須
入学申し込み、またビザ申請の段階で、ガーディアンが必要になります。学校が決まっていてもガーディアンがいなければ留学ができません。学校探しと同時にガーディアンも探しましょう。
ガーディアン探しの方法
英語でのコミュニケーションに支障のない保護者は、学校が紹介するガーディアンや、イギリスのガーディアン会社を利用できます。
しかし、そうでない方で日本人が良いという場合には次の2つの方法があります。それぞれにメリット、デメリットがあるので紹介します。
日本にある留学エージェントを利用
メリットは、自分で探す手間が省けることです。エージェントを利用することで、帰国後の大学受験なども相談に乗ってもらえます。
デメリットは、エージェントと契約しているガーディアンに頼むことになり、自分では選べないという点です。
また、ガーディアンと直接のやりとりはできず、常にエージェントが間に入ります。間に入ってもらうだけ費用が高くなります。
イギリス在住の個人ガーディアンを利用
メリットは、自分で選んだ人にお願いができること。デメリットは、ガーディアンが辞めてしまった場合、また自分で探さなければならないことです。
可愛い我が子を預けるわけですから、希望も色々でてくると思います。
例えば、
- できれば女性
- 子供との相性が良い人
- アカデミックは知識が豊富、または教育関連の仕事の経験のある人
- 費用が安い人
などなど。
住宅選びと似ていますが、希望全てをクリアするガーディアンに出逢うことは無理と考え、どうしてもという希望を1つか2つに絞りましょう。
ガーディアンにかかる費用
費用はエージェントに頼むか個人に頼むか、またその内容によって差があります。一般的には1年間で30~50万円ほどが目安です。
以下、例をあげます。
契約期間1年間ー2500ポンド(9月スタート、翌年8月まで)
含まれるものは、
- サポート全般
- 空港送迎
- 学校とのやりとり
- 休校時のホームスティ手配
含まれないものは、
- 保護者会や説明会、受験などの付き添い
- ホームスティ代
- 保護者が来英する時のアテンド
まとめ
ガーディアンによっては、休暇中、留学生を自宅に滞在させる人もいるようです。まずはお子さんが行く学校を決め、同時にガーディアン探しを始めましょう。
お子さんが精神的に安心してイギリス生活を送れるよう、学校選びもそうですが、ガーディアン探しにもたっぷりと時間をかけましょう。
お子さんにとってベストなガーディアンと出逢い、有意義な留学生活が送れますように!
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