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全力で留学を楽しむために!海外留学でホームシックを回避する方法

海外

留学で海外へ長期間滞在する際、日本での生活や家族が恋しくなり、ホームシックになってしまうのではないかと心配ですよね。人間誰しも慣れない環境で生活することになれば、精神的に弱ってしまうことでしょう。

そこで今回は私のフランス留学の経験をもとに、ホームシックを回避する方法をご紹介します。

目次

貴重な留学生活を全力で楽しむことを心がけよう

楽しむ

留学生活というものは人生の中で非常に貴重な経験です。現地の大学や語学学校での勉強だけでなく、言葉も文化も異なる海外生活からは多くのことを学ぶことができます。

幸いにもフランス留学時代、私は一度もホームシックで日本へ帰りたくなるような経験はありませんでした。

留学したのは9ヶ月という決して長い期間ではありませんでしたが、周りには日本が恋しくなったりホームシックになる友人が何人かいました。

今振り返ると彼らと私の最も大きな違いは、「貴重な留学生活を全力で楽しもうとしていたかどうか」という点だったと思います。

私はフランス語力をアップさせるために積極的にフランス人の友人を作ったり、フランス芸術に触れるため美術館に通ったりと、留学し現地で生活しているからこそできる貴重な経験を積むため、アクティブに生活するようにしていました。

また音楽留学していた日本人と仲良くなり、彼らの通っていたコンセルヴァトワール(フランスの音大)で毎月のように開催される無料のコンサートへもしばしば足を運んでいました。

特にコンセルヴァトワールのコンサートは、通っている学生経由で「無料で誰でも鑑賞できる」ということを教えてもらわない限り、観に行くことはなかったと思います。

フランス人、日本人、その他の国から来ている留学生たちとのネットワークを広げることで、語学学校だけでは経験できない様々な体験をしていました。

このような生活を送ることで毎日が充実し、日本が恋しくなったりホームシックに苦しむことがなかったのだろうと思っています。

同じ国の異なる地域に留学している友人と励まし合う

日本の大学在学中にフランスへ留学していた私は、同じ時期に何人もの大学の友人がフランス国内の様々な地域に留学していました。

フランス全土の色々な都市に散らばっていたので、簡単に会うことはできませんでしたが、しばしばスカイプで通話をしたり、現地集合してフランス国内やヨーロッパの周辺国を旅行していました。

そして会うたびに留学生活の楽しさや苦労を共有していたのです。異国にいても、日本にいた時から知っている友人に会うことで、留学生活のストレス発散やホームシックの軽減に役立っていたのではないかと思います。

またクリスマスには私が留学していたストラスブールに十数人の大学の友人が集合し、小さなパーティーを開いたこともあります。現地のクリスマスは日本とは異なり、家族で過ごすものです。現地でできた友人らは皆実家に帰省してしまうのです。

孤独にならないように、皆で集まる機会を作ることでホームシックになることを防いでいました

定期的に日本とスカイプ

日本の家族と定期的にスカイプをして、コミュニケーションをとることもホームシックを防ぐには良い方法です。

家族の顔を見て近況報告をしあうことで、物理的な距離が遠くてもお互いの存在を身近に感じることができます。

時差が大きいと日本とのスケジュールを合わせてスカイプをすることは難しいですが、メールだけでなく顔を見て話せる機会は積極的に作ってみましょう。

しかし高頻度で日本の家族とスカイプをすると、逆にホームシックを感じやすくなる場合もあります。私の友人で週1回のペースで日本とスカイプをしていた人がいましたが、逆に家族とコンタクトを取りすぎていてホームシックになっていました。

程よい頻度でスカイプすることで日本との心の距離を保ち、留学生活の精神的支えになるようにできると良いですね。

日記やブログで留学生活をまとめてみる

留学中に日記やブログを始めることもホームシックを回避することにつながります。

海外生活のあれこれをまとめることで、自分の日常生活を振り返ることができ、自分が経験していることが、どれだけ貴重で素晴らしいことなのか改めて実感することができます。

それにより一層留学生活を充実させるために、今の生活を楽しもうという心持ちになるので、日本を恋しく感じる気持ちを落ち着かせることができます。

まとめ

慣れない海外では生活様式や言葉の違いからホームシックにならないか心配になりますよね。

故郷の日本を恋しく思う気持ちが生まれるのは仕方がありません。しかし海外で生活しているその一瞬一瞬は日本では体験できないものであり、人生の財産になりうる経験です。

現地の外国人、日本人含め積極的に様々な人と関わり、多くの経験をすることでホームシックの不安を軽減できると良いですね。

もちろん日本が恋しくなった時には無理に我慢せず、日本の家族に助けを求めることも必要です。精神的に負担にならない留学生活を目指しましょう。

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この記事を書いた人

現在教育関係の広告代理店でフランス人向け日本留学企画の担当として勤務する会社員。
フランス留学と出張の経験を活かしてライターとしても活動開始。これまでに旅した国は16カ国。

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