仕事のない週末はここへ!南インド・バンガロールのおすすめスポット5選

ティープー・スルターン宮殿 東南アジア

私は南インドのバンガロールの、現地IT企業で社内日本語教師として働いていました。生徒さんは社員の方です。勤務は平日9時から5時までだったので、週末はのんびりすることができました。

まだ住み始めて間もない頃、生徒さんが観光に連れていってくれました。

インドに住み始めたばかりの私を案内してくれたので、まずは見ておいたほうがいい場所だったのだと思います。実際に、私もとても楽しむことができたので、今回は、バンガロールでの週末のお出かけにおすすめの場所を紹介します。

ティープー・スルターン宮殿

ティープー・スルターン宮殿

はじめての週末に、生徒さんが観光に付き合ってくれました。最初に来たのがここティプー・スルターン宮殿。

このティープー・スルターン宮殿は18世紀のマイソール王国の支配者ティープー・スルターン(Tipu Sultan)が建てた、木造建築の宮殿の一部だそうです。

ここの入場料は、インド人の人はタダで、私たち外国人は100ルピー(約200円弱)。インドの観光地はローカル価格と外国人価格があると聞いていましたが、タダだとはびっくりしました。

10分ほどで見終わってしまうのですが、落ち着いた雰囲気の木造建築とバンガロールにいるのが嘘に思えるような静寂に、中にいると時間が止まったような感覚になります。

ヴェンカタラマン寺院の一部

上の写真はティープー・スルタン宮殿の隣にあるヴェンカタラマン寺院の一部。南インド式の典型的な造りで、色も鮮やかです。

ヴィダーナ・サウダ政庁ビル

ヴィダーナ・サウダ政庁ビル

次に向かったのは、ヴィダーナ・サウダ政庁ビル。カボン公園の官庁街の中に立っていて、カルナ―タカ州の州議事堂兼、庁舎となっています。

私が見に行ったときは、ちょうど新しい市庁舎を建設中でした。議会議事堂として使われいた古い建物もすぐ隣にあって、こちらも趣きがありました。

ヴィダーナ・サウダの建物の一番上には、4頭のライオンのモチーフが飾られていて、重厚な雰囲気が感じられます。

ここはバンガロールの観光地として人気があり、インドの人たちもたくさん来ています。建物の前で記念撮影する人たちを見ることができます。週末にはライトアップされ、とても幻想的で美しいです。

カルナタカ高等裁判所

カルナタカ高等裁判所

ヴィダーナ・サウダ政庁ビルの道路をはさんだ向かい側に、真っ赤な建物のカルナタカ高等裁判所があります。かなり横長の建物です。

立派な白い建物と赤い建物が道路をはさんで建っている姿は、見ごたえがあります。

私たちは、1で紹介したティープー・スルターン宮殿には入りましたが、ヴィダーナ・サウダ政庁ビルとカルナタカ高等裁判所ビルは外から見ました。

この日はオートリキシャ(小型の自動三輪タクシー)で移動したのですが、ドライバーさんが4時間ぐらいずっと運転してくれました。

いろいろ見て回ってる間はずっと待っていてくれて、最後は雨の中、屋台村のようなスポットまでつきあわせてしまいました。

英語は通じず、とっても物静かなおじさんでしたが、市庁舎の前では「ここからカメラで撮れ」と言って正面でリキシャを止めてくれたりと、とっても親切で、おかげでいい観光ができました。

数カ所観光したいときには、行きたい場所を伝え値段交渉をして、ひとりのドライバーさんにお任せするのがおすすめです。

イスコン寺院

イスコン寺院

別の日曜日に向かったのはクリシュナ神を祭る、バンガロールで最もモダンな寺院として有名なイスコン寺院。建物に入る前に身体検査と荷物チェックを受け、カメラと靴を預けて中に入ります。

ヒンズー教のお寺にずっと行ってみたかったので大感激でした。

頂上までは階段やスロープになっていてかなり歩きます。頂上には大きな広間があって修行僧たちが儀式を行っています。私たちも儀式に参列しました。

帰りの順路にはベジタリアンのスナックやスイーツ、宗教画などがたくさん売られていました。

また、帰りの順路の途中で、信者の方達が、竹の皮のようなお皿に盛られた炊き出しのまぜご飯や、しぼりたての生ジュースを渡してくれます。

私はインドで暮らしてお腹をこわしたことがないタイプなので平気でしたが、やはり生水やしぼりたてのジュースなどは、控えたほうがいいでしょう。

ラールバーグ植物園

ラールバーグ植物園

ラールバーグ植物園は、バンガロールの中心部から少し南にあります。毎日、早朝から夕方まで開いています。日が暮れたあとの植物園は、家族連れやカップルなどがのんびりとした時間を過ごしています。

18世紀のマイソール王朝時代に造られた植物園で、大きな庭園や噴水がある落ち着いた場所です。

バンガロールは「ガーデンシティ」とも呼ばれており、この植物園も緑いっぱいで、数千種類の木々や花が植えられているそうです。観光というより、ゆっくりのんびりとする場所です。

中央には石でできた小高い丘があって,バンガロールを一望できます。丘の頂上にはヒンズー寺院のようなモチーフも飾られています。

まとめ

植物園にある丘

*植物園にある丘

インドは寺院や公園が多いので、オートリキシャにのって数十分出かければ、観光を楽しむことができます。

オートリキシャのドライバーさんは、すばらしい運転技術で、渋滞の中を車と車の隙間をぬって、ガタガタ揺れながらもどんどん進んでいってくれます。

両側ともドアがなく開け放たれているので、直接あたる風は気持ちよく、また目的地に行く間も、インドの街の雰囲気を感じることができるのでおすすめです。

前もって行きたいところを伝えて、まとめていくらでと値段を決めましょう。親切に案内してくれますよ。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

【インド求人】未経験からでもインド就職を狙える転職エージェント・転職サイトまとめ

インドで働くには?インド就職するための日本人向け求人、就活方法、給料事情など

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
記事を書いた人
アバター画像

オーストラリアに子連れで大学留学。
8年滞在の後、シンガポール・インド滞在を経て、2007年帰国。年に一度はインドに里帰りするインド好き。インド生活、インドのことならおまかせください

東南アジア
Guanxi Times [海外転職]