今勢いのある国、インドで働きたいと考える人も増えているのではないでしょうか。
日本から遠く離れたインドで働くには、インドの求人情報を手に入れることが必要です。そのためには、求人サイトや転職エージェントの利用が欠かせませんが、検索するとたくさんの就職サービスが出てくるので、どれがいいのか迷いますよね。
ここでは、インドを目指す方におすすめの転職エージェント・転職サイトを中心に、インドでの勤務条件や環境、生活に関する情報などをお伝えします。
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- リクルートエージェント (未経験から幅広く求人を探す)
インドで働く魅力とは
どの国であっても、日本とは異なる環境で働くことで得られるものはたくさんあります。
近い将来、世界を大きく動かしていくであろうインドであれば、すでに経済発展を遂げた国にはない成長のエネルギーを肌で感じることができます。また、英語で仕事ができることも大きなポイントです。
さらに、日本とは大きく異なる文化・社会の中に身を置くことで、より多彩な経験ができるでしょう。
インドで働くメリット
- 好きな国(インド)で働ける
- 国とともに自分も成長していける
- 英語力が向上する
- 日本人が少なく経営に関われる可能性がある
- 人脈が広がる
- 視野が広がる
- キャリアアップにつながる
- 人生プランが広がる
なお、インド就職には当然ながらデメリットもあります。
しかし、良い面も悪い面も含めて人とは違った経験を積むことは、その後のキャリアにプラスとなるのはもちろん、人生にとっても大きな財産となるでしょう。
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- ビズリーチ(職務経歴書まで入力してオファーを待つ)
- リクナビNEXT(無料のグッドポイント診断で自分の強みを分析する)
インド就職・転職を目指すなら転職エージェントを利用しよう
インドで仕事を探すなら転職エージェントの利用がおすすめです。不安の多い海外就職・転職では、エージェントのサポートが心強いものになります。
日系大手の転職エージェントなら「福利厚生を含めた求人」「転職サポート」がしっかりしているので安心して利用できます。
今後のキャリアを考えると、就職・転職先は信頼できる企業が望ましいです。
日系大手の転職サービスは経験豊富で、ローカルな求人サイトを使う場合に比べて就職トラブルなどのリスクを避けることができるというメリットがあります。
では、転職エージェントのその他のメリットとデメリット、そして上手な使い方をご紹介していきましょう。
転職エージェントを利用するメリット
転職コンサルタントに相談できる
まず何といっても、担当の転職コンサルタントに相談できることがメリットです。特に、初めてのインド就職・転職だとわからないことがたくさんあります。
- インドの就労ビザの状況
- 仕事開始までの準備金
- 社宅などのサポート
- 給料相場
このような疑問や不安について気軽に相談できる転職エージェントは力強い味方になるはずです。また、面接対策や転職の傾向なども知ることができます。
一人ではつまずきやすい求職活動も安心して進められ、心細くなりません。
給料の交渉を任せられる
自分自身で給料や年収、待遇の交渉をするのは大変です。特に、仕事開始前に待遇アップを要求し気まずくなるのは避けたいところ。転職エージェントを使えば、面倒な給料交渉も行ってもらえます。
もちろん、思い通りにいかない場合や交渉できないケースもありますが、自分でやるよりもプロのエージェントに任せる方が安心です。
非公開求人に応募できる
大手企業の求人には、一部の転職エージェントのみに公開し、一般には非公開のものがあることは珍しくありません。
世に出回っていないインドの求人に応募することができるのも、転職サービスを利用するメリットといえるでしょう。
予定の管理が楽になる
転職エージェントを利用すると、応募についての予定管理をしてくれます。
特に、仕事をしながらの転職活動はスケジュール管理がなかなか大変です。転職エージェントが予定の管理を行ってくれることで心に余裕もでき、求職活動により集中することができます。
無料で利用できる
リクルートエージェントなどの転職エージェントは全てのサービスを無料で利用できます。タダで転職サービスを使えるというのは大きなメリットです。
上手にサービスを活用し、最大限のメリットを享受してください。
転職エージェントを利用するデメリット
必ずしも希望の仕事を紹介してくれるわけではない
転職エージェントは一人でも多くの人に採用通知を渡すのが仕事です。
そのため、できるだけ採用してもらえるよう学歴や経験などによって応募できる会社が決められてしまうケースがあります。例えば、語学力や職務経験で線引きされることも多いです。
彼らの目的は就職・転職を成功させることです。勧められるままに採用されそうな求人に応募するのではなく、自分にとって何が大切かを考えながら仕事探しを進めていきましょう。
エージェントによって得意分野が異なる
一口に転職エージェントといっても、会社によって得意分野が違います。それぞれの得意分野に合った企業や業種を勧められ、それが求職者の希望とうまく重なれば順調に採用まで決まります。
インドを目指すなら、選択肢を広げて複数の転職サービスに登録するようにしましょう。
インド向け転職エージェントの上手な使い方
インドの求人を探す場合も、転職サービスの利用方法は国内でのそれと変わらないことがほとんどです。日本にいながらでもインドの会社に応募できるのが何よりの強みです。
オンラインで手軽に相談
メールやスカイプ、ラインなどの方法で相談することが可能です。現在、仕事をしている場合だと時間を取られるのは困りますが、会社を訪問する必要もないので、時間を有効に使うことができます。
さらに、せっかく担当スタッフがいるので、CV(履歴書)作りなども意見を聞きながら行うのがおすすめです。
スケジュール管理を任せる
自分で行っている面接スケジュール管理なども担当スタッフと情報を共有しましょう。先のメリットの中でも述べましたが、特に在職中の場合、スケジュールの調整を任せられることは時間の節約につながります。
手間を最小限に抑え、時間を有効に使うためにも、エージェントがやってくれることは任せるのが望ましいです。上手にサービスを利用することで、手間と同時に転職への不安が少なくなります。
インドへの就職活動はまず、日系大手の転職サービスの利用から始めましょう。登録は3分程度、利用は無料です。
では、次からは、以下のポイントに沿って転職エージェント・転職サイトを紹介していきます。
- 未経験からインド就職を狙う
- インド駐在案件を狙う
- 即戦力としてオファーを待つ
- 複数の転職サービスを比較する
未経験からインド就職を狙うなら:リクルートエージェント
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:20代・30代・未経験で、広い選択肢からインドの求人を探したい
- ポイント:業界大手、登録すると全体の80%を占める非公開求人を見られる
- 組み合わせ:+LHH転職エージェント
未経験でインドの仕事を探すなら、まずはリクルートエージェントへの登録がおすすめです。初めてインドで働く人、インドで今とは別のキャリアの道を歩みたい人も安心して利用できます。
海外求人数が一般の転職サイトの数倍あり、選択肢が幅広いです。
また、大手のエージェントのため、数多くの転職コンサルタントが在籍しています。ただし、担当者によって考え方・サポートが異なる部分もあるので、LHH転職エージェントなどにもあわせて登録しましょう。
その他、リクナビNEXTなどと併用し比較しながら仕事探しをするとよいでしょう。全て無料で利用できます。
インドで幅広く求人を探すなら:LHH転職エージェント(アデコ)
- おすすめ度:★★★★☆
- こんな人向け:語学力がある、外資系で働きたい、インドで働きたい
- ポイント:世界展開で外資系に強い
- 組み合わせ:+JAC Recruitment
インドを狙うならぜひ登録しておきたい転職エージェント。世界中に拠点があり、その数は5,000以上にも及びます。
外資系の案件も多く、多数の非公開求人を扱っています。
インド駐在員(海外駐在員)を狙うなら:JAC Recruitment
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:語学力がある、大卒以上、30代以上、年収600万円以上
- ポイント:海外駐在・外資系企業案件に強い
- 組み合わせ:+ビズリーチ(職務経歴書まで入力してオファーを待つ)
海外駐在員とは、日本で採用されて海外で勤務する会社員のこと。インド駐在員や、英語を使う仕事、外資系企業などの仕事を探すならぜひ登録しておきましょう。
日本国内だけでなく、海外にも複数の拠点を持つ転職エージェントです。ハイクラスの求人が多いため「30代以上で語学力がある」方におすすめです。
問い合わせに対してのレスポンスが速いところが大きなメリット。基本的に問い合わせから24時間以内に返信がくるので、効率的に情報収集できます。登録は3分程度、全て無料で利用できます。
駐在案件は数が限られるため、良い転職先を探すにはまず登録し、仕事の紹介を待つということも必要になります。
韓国、中国、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、イギリスなど
即戦力としてインド求人のオファーを待つなら:ビズリーチ
- おすすめ度:★★★★★
- こんな人向け:語学力がある、大卒以上、30代以上
- ポイント:職務経歴書まで詳しく記入することで大手企業からオファー
- 組み合せ:+JAC Recruitment
自分で求人を探すハイクラス転職サイト。インド勤務、外資系企業勤務、専門職や管理職など、豊富な求人があります。
インド就職というと「給料アップ」や「高待遇」がかなう案件はなかなかないと思うかもしれませんが、ビズリーチには他の転職サイトと比べると好条件の案件が多数あります。
また、良いオファーを待つなら「職務経歴書を詳細に書く」ことをおすすめします。職務経歴書の記入は5〜10分程度で済み、その時間さえ確保できれば大手企業や優良企業から注目され、年収アップにつながります。
インド就職を通して収入アップやキャリアアップを目指したい方におすすめの求人サイトです。
あわせて登録しておきたい転職エージェント・転職サイト
リクナビNEXT
- サブで登録したい:★★★★★
- ポイント:スカウト登録、グッドポイント診断が非常に便利
転職サイトとしては日本最大級の会員数を誇り、非常に信頼度が高いです。匿名で気軽に転職活動を始められ、自分で求人を選んで申し込めます。他の転職サービスと併用する人も多くいます。
スカウト登録が非常に便利。積極的な転職活動は面倒だけど、スカウトを待っていい条件の案件だけ検討したいという場合に利用できます。
また、グッドポイント診断などの無料サービスも上手に使いましょう。
カモメアジア転職
インドを含むアジアの求人が多数あります。
転職エージェントが持っている求人が掲載されていることも多いので、企業が直接出しているものなのか転職エージェント経由なのかをよく確認しましょう。
海外求人マッチングサイトGuanxi
海外求人のみに特化した「海外求人サイトGuanxi」はスカウト機能を搭載。プロフィールをしっかり記入すると、興味を持った企業からオファーがきます。
登録は1分程度なので、登録だけしておきスカウトを待つという使い方がおすすめです。
インドへの就職・転職活動を始める前に
転職エージェントや転職サイトに登録すればそれだけでうまくいくかといえば、そうではありません。転職サービスを使う目的は、理想の求人(理想に近い求人)を見つけること・見つけてもらうことです。
そのために、まずは譲れない条件、希望の条件を箇条書きでもいいので書き出してみて「なぜインドで働きたいのか」を明確にしましょう。
エージェントを利用する場合でも、あなたの希望がわからないことには向こうも求人の紹介ができません。どんな希望であっても正直に伝えることが大切になります。
- インドのバンガロールで働きたい
- 英語を使って働きたい
- 日系企業よりも外資系企業がいい
- 給料の良いインド駐在がいい
- ビザサポートが必要
- 年収は500万円以上
- 社宅付き
転職するにあたっては、なぜ仕事を替えたいのか、なぜ今の仕事を辞めるのかなども重要になってきます。
インドへの転職を目指す人の多くが転職エージェントに登録しています。そして「本当に転職したいと考えている人」がサポートを受けて転職していきます。
ライバルたちの一歩先を行くためにも、ビジョンをしっかり持つことが大事です。転職サービスへの登録前に「インドでどんなことがしたいのか」をあらためて考えてみましょう。
インド就職・転職で大変なこととその対策
海外での就職・転職活動はどんな国でも簡単ではありませんが、インドでも同じです。
就職・転職情報が少ない
ネットで検索しても、情報が少ないのがインド就職・転職。
働きたいのは日系企業か、ローカル企業か、職種は何か、給与はいくらかなど、やはりある程度希望を絞って探しましょう。
会社の雰囲気が分からない
インド以外の国に在住している場合、面接はスカイプになることがあります。
実際に会社を訪問するわけではないので、雰囲気を感じることはできません。また、顔を合わせて会話はするものの、対面での面接とは大きく異なります。
そうやってスカイプだけで内定を得た場合、一度も会社を見ていないので不安になることもあるでしょう。
スカイプで社内外の様子を見せてもらったり、社員と話す機会を作ってもらうなどして、できるだけ雰囲気を感じられる努力をしてみてください。
なお、スカイプ面接の際には自分の顔が暗く映らない場所を選ぶことをおすすめします。背景についても事前に確かめましょう。
知っておこう!インドでの仕事と生活の事前情報
インドで働き暮らしてみて「こんなはずじゃなかった」ということがないようにするためには、事前の情報収集が肝心です。実際にインドでの仕事経験を持つ人の記事を読み、働き方や生活についてイメージしましょう。
それぞれの項目の下にある記事リンクが本編です。気になるものがあればクリックして読んでみてくださいね。
※金額など内容は各記事の執筆時点のものです。
インドで働くメリット・デメリット
インド就職の魅力については最初にもお伝えしましたが、ここでは社内日本語教師としてインド企業で働いていた女性が考えるメリットとデメリットを見てみましょう。
メリット
- 異国感120%
- 日本人同士のしがらみがない
- サバイバルスキルが上がる
- マッサージやリラクゼーションが安い
彼女の場合は現地企業、それも日本人が少ない場所だったため、海外にいることを強く実感したそう。
日本人が周りにいない上、日常はリキシャの値段交渉などタフな状況の連続なので、精神的に鍛えられます。
そんな中、日本の4分の1ほどの値段で受けられるマッサージやアーユルヴェーダは疲れた心身を癒してくれます。
デメリット
- お給料が安い
- 期限付きの契約が多い
- 気が強くなる
現地採用の場合、ローカルベースのお給料になるので給料は駐在員よりずっと安くなります。
また、社内日本語教師の場合は期限付きの契約が多く、ずっと安定して働きたい人にとっては難しいかもしれません。
さらに、インド人と渡り合っていく上では避けられないこととして、表現がストレートに、また性格がきつくなる傾向にあります。
インドのお給料と福利厚生
もっとも気になるお給料や福利厚生。インド企業で働く現地採用社員の場合を見てみましょう。
ズバリ、お給料はいくら?
- 月に60,000ルピー(日本円で約10万円)
これは駐在員や日系企業勤務の人に比べると安い金額ですが、インド人の一般的なお給料よりはずっと高額です。
ただし、これも過去の話。現在、インドでは年収が25,000USドル(約282万5000円)以上ないと労働ビザを取得できないという規定があるので、月給は最低でも20万円以上になりそうですね。
ボーナス、福利厚生
ボーナスはありません。そのため、一時帰国費用は月々のお給料から貯めておく必要があります。
福利厚生の内容は会社により様々で、この方の場合は社長の自宅兼会社の建物の1フロアを住居として支給され、家具・家電やネット環境もそろっていたそうです。
インド・バンガロールでの生活費はいくら?
例えば、バンガロールで1ヶ月生活するのに必要な金額はどれくらいなのでしょうか。
- 一人暮らし:5万ルピー(約7〜10万円)
- 4人家族:7万〜8万ルピー(15万円前後)
インドは格差が激しい国です。激安品から高級品まで幅があるので、どのグレードのものを選ぶかによって生活費は大きく変わってきます。
日本並みの生活をしようとするなら、それほど安くはならないでしょう。
インドの勤務時間・休暇事情
インドで働く日本人は、どのような環境で働いているのでしょうか。インド企業に勤務する日本語教師のケースをご紹介します。
勤務時間
平日9時から17時半。子供の送り迎え、学校の行事・面談などがある時は融通を利かせてもらえます。
休日・休暇
基本的に週休2日制で、土日祝日が休日。また、年末年始の12月30日から1月2日までは休みです。祝日は州によって異なりますが、バンガロールでは年間20日ほどです。
有給休暇は年7日。連続で取得でき、土日を合わせれば10日ほどの休みになるため、日本への一時帰国も不可能ではありません。
まとめ~知識や経験を身につけよう
インドで働きたい人向けの転職エージェント・転職サイトをもう一度おさらいしておきましょう。
【海外求人をチェックしたい方はこちら】
- リクルートエージェント(未経験から幅広く求人を探す)
- LHH転職エージェント(全世界から幅広く求人を探す)
- JAC Recruitment(海外勤務・外資系を狙う年収600万円以上の方向け)
- ビズリーチ(即戦力としてオファーを待つ)
- リクナビNEXTグッドポイント診断(無料のグッドポイント診断で自分の強みを分析する)
未経験から海外へ挑戦する道もありますが、やはり知識や経験がある方が有利です。スキルを生かしてインドで働き、さらにキャリアを積み上げれば、人生の幅も広がっていくでしょう。
海外求人
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