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フランスのデリバリーサービスが自転車配達なのはエコだから?実際に頼んでみた

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デリバリー

日本ではずいぶん以前からバラエティ豊かな選択肢のあったフードデリバリーですが、ここフランスで流行りはじめたのはつい最近のことです。

10年ほど前は、家までデリバリーに来てくれるのはせいぜいピザぐらいだったのですが、5~6年前からは近所のお寿司やさん(とは言っても中国人経営のなんちゃってお寿司やさんです。)が「もし良ければ配達もしますよ~。」というビラを配りはじめたのをきっかけに少しずつデリバリーをしてくれるお店が増えたな、といった印象はありました。

ところがここ最近街中の道を歩いているとよく目にする光景が「四角い大きな箱の様なものを背負って自転車で走り抜けて行くお兄さん」。その四角い箱には「foofora」や「deliveroo」という文字が見えます。

何をしているのかなぁと思ったら、このお兄さんたちは背中に食事を詰め込んだ四角い箱を背負って自転車でデリバリーをしていたのです。

フランスで使われているフードデリバリーのサイト

では、フランスのデリバリーにはどんな会社があるのか、どんな方法で頼むのかを実際に見ていきましょう。「デリバリー」「フランス」「フード」などのキーワードを入れて検索するといくつものサイトがヒットしました。

deliverooやUbereatsの様にフランスだけでなく世界的に展開している会社からFoodoraの様にヨーロッパ全土で展開している会社、allo restoの様にフランス国内でのみ展開している会社まで様々です。

どのサイトも基本的にはパソコンからでも操作できますが、今の時代はやはり携帯のアプリを使って注文する人の方が多いようです。

  1. foodora:https://www.foodora.fr/
  2. deliveroo:https://deliveroo.fr/en/
  3. Ubereats:https://www.ubereats.com/
  4. allo resto:https://www.alloresto.fr/

実際にサイトを使ってデリバリーを頼んでみました!

デリバリーフード

では、実際にサイトを使ってデリバリーを頼む方法をご紹介したいと思います。

ちなみに私はFoodoraDeliveroo両方で頼んだことがありますが、個人的にはFoodoraのほうがお気に入りです。ちょっとした違いなのですがその違いも含めて頼み方を解説したいと思います。

今回は、わかりやすいようにパソコンのサイト上で注文作業を行いました。

①サイト内に入り、まず届けて欲しい場所の住所を入れます。

「vos restaurants préférés, enfin livrés=あなたのお気に入りのレストランが、ついに配達されることになりました」という表示が出てその下に住所記入欄があります。届け先によってレストランの選択肢が変わってくるというわけですね。

基本的に注文を確定してから30分以内にお届けに来てくれるわけですからあまりに遠いレストランへは注文できないシステムなのです。

②住所を入れるとその住所に30分以内にお届けしてくれるレストランの結果が表示されます。

パリ中心部の自宅の住所を入れた私のパソコンに表示された検索結果はなんと338件!!今回はその中から、実店舗にも行ったことがあるお気に入りのタイレストランを選んで注文を出してみました。

各お店に今頼むとどのぐらいの時間で配達してくれるかが表示されていますので、それもお店を選ぶ判断材料になりますね。

ここでメニューについての違いをひとつ。foodoraは各メニューにほぼ写真がついているのですが、Deliverooはいくつかのメニューにしか写真が付いていないのでfoororaのほうが見やすいです。

メニュー

③注文が確定したらカード決済で支払いを済ませ、改めて配達先の住所を細かく書き込みます。

エントランスのドアコードの番号や部屋は何階にあるかなどの詳細もしっかり記入します。そしてお支払いのカード情報も記入。

すべての情報を記入し発注確定ボタンを押すと、登録した携帯番号にセキュリティコードが送られてくるのでその送られてきたコード番号を記入して後は30分、デリバリーの到着を待つだけです。

Deliverooでは最後の金額を確定する際に「チップとしてデリバリーの人にお金を払いませんか?」というメッセージが表示されます。選択できるチップの金額は1ユーロか2ユーロ。

「強制ではないので、あくまでもあなたの気持ちです。」と書かれていてもちろんチップを払う義務はありません。

一方fooforaにはそのような選択肢はなく、ただそのままお会計が確定して終わります。

もちろん配達をしてくれるお兄さんには感謝の気持ちを込めてチップをお渡ししようとは思います。

でも、注文の金額に組み込まれてしまうとどうしても間接的で冷たい感じがして払う気になれないので、この点においても私は個人的にfoodoraのほうが良いと感じてしまいます。

④注文が終了したら後は待つだけなのですが、サイト上で今現在の動きを終始知ることができます

自宅とレストランの場所が示された地図が表示され、レストランの近くにいた自転車マークが少しずつレストランに近づいていきます。

「レストランでは今あなたの注文した品を準備しています。」という表示と、「後だいたい何分ぐらいでお届けできる予定です。」という待ち時間も表示されます。

15分もすると食事の準備は完了し、デリバリーのお兄さんに荷物が渡ったことが表示され、そのまま自転車が目的地に向かって移動している様子が地図上で確認できるのです。

マップ

⑤本当に時間通り家のチャイムが鳴りました。出るとそこには大きな箱を持ったお兄さんが笑顔で立っていました。

何回もこのデリバリーサービスを利用していますが配達してくれるのはいつも若い男性でどの人も本当に笑顔で感じの良い人ばかりです。もちろん対面しているこの時点で私はデリバリーのお兄さんにチップを渡します。

デリバリー

⑥実際に届いたお食事は、あつあつの状態でしっかりとテイクアウト用の容器に入っています。

箱に入っているので少し量が少なく感じましたが、実際に食べてみるといつもと同じかそれ以上?と思えるほどの満足感。タイ料理を頼んだので揚げ物も入っておりましたが春巻きの皮もパリパリしていてあつあつのままでした。

これはすごい!!というのが正直な感想。家にいながらにしてお店の味をそのまま楽しめてしまうのですから利用者が増えるのも納得です。

なぜデリバリーのお兄さんたちはみんな自転車なの?

これは完全に私の中で疑問だったので調べてみました。

日本でのフードデリバリーはなんとなくスクーターなんかで来るイメージだったのですが、フランスではどこを見ても自転車に乗ったお兄さんたちばかりを見かけるような気がして気になってのでお店の方に聞いてみました。

「スクーターで配達した方が早いだろうし、実際スクーターで運んでいる人を見ないわけではないけれど、どうしてあなたの会社は自転車なの?」と。すると1番最初の理由として頂けたのは「エコのため」というものでした。

しかし話を掘り下げて聞いてみると実際にはフランスの法律ではスクーターや自動車などでデリバリーをする場合は「運送能力証明書」というものを所持していなければならないそうです。

その証明書を取るためには15日間の研修を受けなければならず、1人2500€ほどの研修費用がかかるのだとか。

それを聞いて納得です!!エコのため、というのは建前で実際には「自転車でのデリバリー」をすることによって人件費にかかる費用を抑え誰でもできる仕事としてハードルを下げているわけですね。

ちょっとシステムの違うUberEATS

FoodoraやDeliverooは同じようなデリバリーシステムなのですが、UberEATSは少し違うので補足説明をさせて頂きます。

UberEATSは皆さまもご存じのスマートフォンで配車を手配できるUberが提供する新たなサービスで、Uberと提携しているレストランから温かい食事を10分以内に車で届けてくれるのが特徴的です。

アメリカでスタートしたこのサービス、2015年からパリでも開始されていますが使い勝手はどうなのでしょうか。

基本的な操作は上記でご紹介したFoodoraやDeliverooとあまり変わらないのですが、大きな違いはデリバリーが車で行われるため、デリバリー到着時には基本的には建物の前まで自分で取りに出なければいけない点です。

ただ1回の配送に2.5ユーロが加わるFoodoraやDeliverooと違い、配送料もかからずミニマム金額の設定もないのでその点では気軽に利用できるかもしれません。

まとめ

日本ではずいぶん前から当たり前のように行われていたこのような便利なフードデリバリーシステムがここフランスでも流行りだし、いろいろな場面で利用できてついつい頼りがちになってしまいます。

たった2.5ユーロのデリバリー料金を上乗せしただけで、自宅にいながらにしてレストランで食べるのと同じクオリティのお食事が頂けるのですからこれはやはり夢のような話です。

めったにしない手抜き・贅沢と思ってはいますが、その便利さ故についつい携帯に手が伸びてしまうのを自粛するのに必死な毎日です。

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Chessy

Chessyライター

投稿者プロフィール

2003年よりフランスパリに移住し、こちらで結婚・子育て・仕事をしている30代主婦です。  
フランスにはパリに住んでいる者ならではの視点で色々な情報をお届けできればと思います。

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