バカンスで、語学留学で、就職やインターンで……認知度はまだまだ高くはありませんが、フィリピンで日本人を見かけることも多くなってきました。
物価が安いことで知られているフィリピン。物にもよりますが、日本の2分の1~3分の1ほどです。「微笑みの国・フィリピン」と呼ばれていますが、物価が安いと金銭感覚がだんだんと狂ってきます。
フィリピンで滞在している日本人が、週末は何をしているか気になりませんか?日本と同じようにカフェでまったりしたり、カラオケに行ったりすることももちろんできます。せっかく海外に行くなら、少し特別な時間を過ごしたいですよね。
フィリピンで堪能できる、格安のアクティビティについてご紹介します。
満足のできる質と驚きの価格で体験できる、乗馬やマッサージ。
日本でも体験することはできる乗馬やマッサージですが、フィリピンの方が値段が圧倒的に安いです。
1時間のオイルマッサージは、日本だと5~6,000円くらいはしますよね。それがフィリピンだと300~1,000ペソ(約660~2,200円)ほどで体験できます。
値段の差はお店の評判や無料オプションの有無によります。この場合のオプションとは、イヤーキャンドルと言って、その名の通り、耳にキャンドルを差し込みます。耳をゆっくり温めながらツボを刺激してくれます。
パチパチと心地よい音とアロマの香りに誘われ、思わず寝てしまうほど。キャンドルを差し込んで数十分した後は、耳の掃除をしてくれます。ほどよく温まっているため、耳垢が取りやすいんだとか。終わった後は気分も爽快です。
フィリピン北部には緑に囲まれたバギオという市があります。ここではキャンプやゴルフを楽しむ富裕層が多く滞在しています。中でも乗馬は現地の家族連れにも人気です。30分200ペソ(約440円)から楽しめます。
難点は雨季(6月~10月頃)の午後は毎日のように滝のような雨が降ります。屋内で楽しむ乗馬ではないので、乾季を狙うか、朝一で楽しんでください。
365日開催されるナイトマーケット。お土産に掘り出し物が見つかるかも?!
バギオ内のメインストリートと言えば、知らない人はいない、ダウンタウンにあるセッションロード。たくさんのカフェやレストラン、スーパーなどが並び、市民や観光客でにぎわいます。
そして、このメインストリートの横に並列している、ハリソンロードでは、大雨でない限り、毎日21~24時のあいだナイトマーケット(通称:ナイトマ)が開かれています。(クリスマスや正月もやっていますが、少し早く店を閉める人が多いです。)
このナイトマは、フィリピン人もよく利用するため、バギオにはこんなに人が居たのか!と思うほど混雑します。それほど地元民からも愛されているわけですね。この時間帯は交通規制がかかり、長さ数キロの通りは屋台と人で埋め尽くされます。
バギオには語学学校もいくつか存在するため、留学生が安い服などを求めて買い物にきているところによく遭遇します。
いわゆる偽物のブランド服やカバンがたくさん露天に並んでいます。グッチの財布、ルイヴィトンのカバン、フェラガモの香水……しかし、よく見るとロゴが不自然です。一目で偽物と分かるレベルのものもあります。
確かに料金がかなり安いです。ブランドものの香水は、350ペソ(約800円)、ルイヴィトンのカバンは500ペソ(約1,150円)といった具合です。
フィリピンでは値札を出しているところが少ないので、いくら?と聞いてから値段交渉がはじまるので、うまく値切ることができれば、もっと安く購入できます。しかし、質は落ちます。
服は何度か洗濯することでほつれたり、カバンのファスナーが壊れやすかったり……値段相応といったところでしょうか。
また、海賊版のDVDも簡単に探すことができます。日本のアニメもよく見かけます。英語のサブタイトルが付いていますが、アニメのキャラクターたちは、そのまま日本語を話しているので、安くDVDを手にいれたい人は必見です。
ナイトマーケットでは屋台も出ており、フィリピンのB級グルメを堪能することができます。
フィリピンのエキゾチックフードと言えば、バロットです。アヒルの卵のゆで卵ですが、ナイトマで購入できます。現地の人も外国人も、よく買って食べている人を見ます。
フィリピン版の焼き鳥や、おやき、ゆでとうもろこしも売っています。見た目は日本のソレと同じです。味はなんというか、不味くはないんですが、少し不思議な味です。
ゆでとうもろこしに至っては味がありませんでした。店の前に、塩やビネガーが置いてあるのも頷けます。
お店のメニュー表をよく見ると「JAPONESE YAKITOR」と書いてありました。日本風(JAPANESE)……と言いたいのでしょうか。寿司や抹茶、ワサビはフィリピンでも、とても有名です。
筆者は、知り合いのフィリピン人と日本食レストランに行ったことがあります。
彼女は日本食について、見たり聞いたりしたことのある人でしたが、刺身と一緒にでてきたワサビを抹茶アイスクリームだと思い、スプーンで取ってそのまま口に運んでいました……。
日本食と言っても、かなりフィリピン人にウケのいい味付けという印象は否めません。それは現地の日本食レストランでも、ナイトマでも同じです。それでも、「海外で食べる日本食」という意味では面白いです。
残念ながら、ナイトマで生ものやワサビを食べることはできませんが、近くに日本料理屋もありますよ!
このナイトマーケットは、フィリピンのほとんど市で毎晩開催されています。エキゾチックフードを食べながら回るナイトマも、フィリピンならではの楽しみかと思います。
まとめ
「フィリピン」と聞くだけで、治安が悪い、暑い、食べ物が美味しくない……とネガティブな印象を抱いていませんか?フィリピンは7107もの島でできた国です。地域によって、その特色は大きく異なります。
筆者は、フィリピンのいくつかの市に滞在し、その特色を肌で感じてきました。それぞれの良さ・魅力があります。今やフィリピンはかつてのような、危険で常夏な国ではありません。
年々、フィリピンを訪れる日本人が増えてきているように、その需要は確かにあるのです。
海外へ飛び出すと、現地の人からは個人としてではなく、まずは日本人として見られるでしょう。それに伴う危険も確かにあるかもしれません。しかし、最低限、外国人として抑えるべきところを抑えておけば、安全に楽しむことができます。
海外に行ってみたいな~と理想を抱いているのであれば、是非それを実現させましょう!
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