フランス留学の最も一般的な目的は現地の大学や語学学校での勉強ですよね。しかし学校での勉強の息抜きや貴重な海外生活を満喫するためにも、プライベートの時間を有効活用したいものです。
今回は私がフランス留学中に普段の生活の中でどんなアクティビティーを楽しんでいたのかご紹介します。
美術館巡り
フランスと言えば芸術大国としても有名で、全国各地に様々な美術館があります。
私はストラスブールという、パリと比べると小さな地方都市に留学していました。しかしストラスブール市内だけでもロアン宮、ノートルダム大聖堂美術館、アルザス博物館、現代美術館といった4つの美術館・博物館があります。
休日や授業が早く終わった日などには、息抜きにしばしば美術館巡りをしていました。
また美術館によっては、毎月第1日曜日が入場無料になるところもあります。こういった制度を利用して様々な美術館に足を運んでみても良いですね。
- ストラスブール市内の美術館について(仏語):https://www.musees.strasbourg.eu
- パリ市内の美術館について(日本語):http://jp.france.fr/
オペラ鑑賞
フランスの芸術文化を楽しむ方法としては美術館の他に、オペラ鑑賞もおすすめです。
日本でオペラ鑑賞と言うと非常に敷居が高く感じられ、チケットも高額でなかなか観に行く機会がありませんよね。しかしフランスの場合、学生料金というものがあります。
公演によっては26歳までの学生であれば半額でチケットが購入できたりと、若者がオペラに触れやすい環境が整えられています。
私は日本ではオペラを鑑賞したことはありませんでしたが、留学中にせっかくの機会なので観に行きました。
ストラスブールのオペラハウスで鑑賞しましたが、音楽や歌手の歌声はもちろん、ホールの装飾なども非常に素晴らしかったことを覚えています。留学中にぜひおすすめしたいアクティビティーの一つです。
音楽院コンセルヴァトワールで無料コンサート
フランスには全国各地に音楽院コンセルヴァトワールがあります。漫画「のだめカンタービレ」で主人公ののだめがフランスの音楽院に留学していましたが、それがパリのコンセルヴァトワールです。
私が留学していたストラスブールにもコンセルヴァトワールはあり、学校の音楽ホールや広い講義室でしばしば一般にも公開されているコンサートが催されていました。
このコンサートにはコンセルヴァトワールで学んでいる学生、教員、招待された音楽家などが出演します。声楽、オーケストラ、室内音楽など様々な形式のコンサートが開催されています。
このコンサートの素晴らしいところは誰でも観に行くことができ、無料であるという点です。特に専門の音楽家の生演奏を鑑賞できるという点は、日本ではなかなか体験できることではありません。
コンサート情報はコンセルヴァトワールの受付で教えてもらえますし、ホームページにもアップされています。音楽鑑賞を楽しむだけでなく、大学や語学学校とは異なる音楽院の学校の雰囲気も感じることができます。
留学した都市のコンセルヴァトワールのコンサート情報もぜひチェックしてみてください。
- コンセルヴァトワール・ストラスブール コンサート情報:http://www.conservatoire.strasbourg.eu/
図書館でフランス語版の日本の漫画を読もう
図書館にもよりますが、ストラスブールの図書館には日本漫画のフランス語版が所蔵されていました。
フランスでは今や日本のポップカルチャーが空前のブームを巻き起こしており、特に漫画に関しては様々な作品がフランス語でも出版されています。
私はスラムダンクのフランス語版を全巻制覇しました。全てのフランス語をきちんと理解することはできませんでしたが、日本語版を過去に読んでいたので、大体の話の流れを知っているということもあり、楽しみながら読むことができました。
語学学校だけでフランス語を学ぶだけでなく、フランス語版の日本の漫画でもフランス語を学んでみてはどうですか。
まとめ
留学中は学校以外での楽しみを充実させることで息抜きができ、精神的にも海外生活の負担を和らげることにつながります。また様々なアクティビティーを経験することで、その国について知るきっかけにもなります。
プライベートの時間を楽しんで、より充実した留学生活を送ることができると良いですね。
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