海外で生活をしていると、様々なアクティビティやチャレンジしたい事が目白押しで、お金はいくらあっても足りませんよね。
限られた予算でたくさんのことにチャレンジするために、食費を節約している、という人も多いのではないでしょうか。
今回はオーストラリア滞在中の方におすすめの節約レシピやアイディアをご紹介します。
節約の救世主!小麦粉だけで簡単ラップサンド
お米、パスタ、パンと、日々の食生活の中で欠かせない主食ですが、毎日のこととなると、費用もかさみがちですよね。
物価の高いオーストラリアですが、小麦粉は1kgを約1豪ドル程度で購入することができ、心強い節約アイテムのひとつです。
小麦粉があれば、うどん、パン、すいとんなどを格安で作ることができるので、今月はお金がピンチ!という時はとりあえず小麦粉を買うことをおすすめします。
そんな小麦粉を使ったレシピの中でも調理が簡単で、汎用性が高いのがラップサンドです。
好きな食材を包むだけで簡単に用意ができるラップサンドは、ナンやチャパティの代わりとしてカレーと合わせたり、チーズや野菜をのせてオーブントースターで焼けば簡単なピザも出来ます。
焼き上がった生地は、1枚ずつラップに包めば冷凍保存も可能なので、時間に余裕がある時に生地を多めに作り置いておくと便利です。
【材料】
- 薄力粉:100g
- 水:200cc
- 油:大さじ1
- 塩:少々
【作り方】
- 薄力粉に、水、油(オリーブオイルがおすすめ)、塩を少々加え、よく混ぜる。
- 小麦粉のダマが無くなるまで良く混ぜ、油を引いたフライパンで、おたま一杯分ずつ焼いていく(両面)。
- 生地完成!好きな具材を包んで食べる。
いろんな料理に使える!万能パスタソース
オーストラリアのスーパーで販売されているパスタソースは、バリエーションが多くなく、トマトベース、バジルベース、カルボナーラなどの数種類のみが瓶詰めで売られています。
日本のように多種多様な種類が、1食毎に小分けになっていることはなく、残念ながら使い勝手があまりよくありません。
そこでおすすめしたい節約レシピが、パスタソースの作り置きです。
冷蔵庫にパスタソースがあれば、スパゲティに合えて、パンに塗って、ラザニアやドリアのソースとして、ブイヨンで割ってスープとして、など簡単に様々なレシピにアレンジすることができます。
荒熱をとって小分けにすれば冷凍保存もできるので、週末などに多めに用意をして冷凍庫に常備しておくと便利です。
【材料(パスタ2~3人分)】
- にんにく:1粒
- たまねぎ:1/4
- 油:大さじ2~3杯
- トマト缶:1缶
- 塩:適量
- 好きなお肉:適量
【作り方】
- にんにく、たまねぎをみじん切りにします。
- 鍋またはフライパンに油を熱し、にんにくを炒めます。
- フライパンに好きなお肉(ベーコン、豚や牛のひき肉などがおすすめ)を加え、火が通るまで炒めます。
- たまねぎを加え、全体に火が通ったら、トマト缶と塩を加え、中火で30~40分煮て、完成です。
フルーツを使いまわす!手作り砂糖煮
オーストラリアでは、日本に比べると安い値段でフルーツを購入することができます。
そのまま朝食やランチに取り入れるのも良いですが、日持ちしないフルーツは安く大量に手に入れても、食べきれずに結局無駄にしてしまう、という人もいるかもしれません。
そこでご紹介したいのが、誰でも簡単に作れる「フルーツの砂糖煮」です。
りんご(または青りんご)、バナナ、パイナップルなどのさまざまなフルーツで作ることができ、パンやパンケーキに塗ったり、ヨーグルトに入れたりと、季節や気分に合わせてアレンジが楽しめます。荒熱をとれば冷凍できます。
【フルーツなんでも砂糖煮】
- 好きなフルーツの皮をむき、適当な大きさに切る
- 砂糖をお好みの分量加え(りんご1つに対し大さじ1杯程度がおすすめ)、フライパンで焦がさないように煮詰める
- 水分があらかたなくなるまで煮詰まったら完成!
格安カクテルレシピ
オーストラリアは酒税が非常に高く、お酒を日常的に飲む人と飲まない人では、月ごとの出費に大きな差が出ます。
価格の基準としては、350mlのビール6本(1パック)でA$19前後、テキーラやラムのハードリカーは700~1000mlサイズでA$35~50前後です。
お酒を控えれば大きな節約になるとはいえ、まったく飲まないというのも、お酒好きにはなかなか厳しいですよね。
そこで節約のためにおすすめしたいのが、オーストラリアワインです。
オーストラリアは有名なワイン産出国で、その他のアルコール類と比べれば、ワインはかなりリーズナブルな値段で購入する事が出来ます。ランクにもよりますが、A$10前後で買えるお手頃なワインも多いです。
ワインが苦手な方は、ワインをソフトドリンクで割った「ワインカクテル」がおすすめです。価格重視で買ったワインが口に合わなかった場合も、あきらめずにカクテルにする事で、最後まで美味しく飲む事が出来ますよ。
【ワインを使ったおすすめカクテル】
- カリモーチョ:赤ワインとコーラを1対1で割ったカクテル。スペインでは定番の甘めのカクテルです。
- キティ:赤ワインとジンジャエールを1対1で割ったカクテル。すっきり甘く、お酒が苦手な方にも◎です。
- ワインスプリッツァー:赤ワインまたは白ワインと炭酸水(無糖)を1対1で割ったカクテル。甘みの無いカクテルは飲みにくい、という方は炭酸水の代わりにトニックウォーターを使ってもOKです。
- オペレーター:白ワインとジンジャエールを1対1で割ったカクテル。さっぱりした口当たりで、夏場にぴったりです。
その他の節約術
節約の為には、格安レシピ以外にも料理や食事を楽しむ上で気をつけておきたいポイントがいくつかあります。楽しく、無理なく節約ができるように、是非参考にしてみて下さいね。
ルームメイトと食品や料理をシェアする
オーストラリアではシェアハウスが非常に盛んで、留学やワーキングホリデーでオーストラリアを訪れる人の多くは、現地で共同生活を経験することになると思います。
そんな共同生活の中で節約に役立つのが「シェア」です。食品や飲料を多めに買ってルームメイトと共有したり、料理をシェアしたりする事は大きな節約に繋がる上、ルームメイトとの仲を深めるきっかけにもなります。
予備食を作っておく
食費を抑えるにあたって、「自炊」に勝る節約法はありません。しかし、忙しい日々が続いたり、料理をする気になれない事があったりと、ついつい外食やテイクアウトなどを利用したくなることもあるかもしれません。
このような事態に備えて「予備」のお弁当や、温めれば食べられるような食事を用意しておく事も大切です。おにぎり、ショートパスタ(既にソースをからませておいたもの)、サンドウィッチなどを冷凍して常備しておくと便利ですよ。
食品は何でも冷凍する
食品は一度にまとめて購入したほうが、安くお得に済ませる事ができます。日常で利用する食品の多くは、きちんとした処理や簡単な調理をすれば冷凍保存できる物が殆どです。
スーパーで安売りをしているお肉やお魚、野菜などは調理する際にちょうどいいサイズにあらかじめ切り分けてから保存する、野菜は一度下湯でしてから冷凍をし、使用前には解凍せず、そのまま炒め物やスープなどの料理に使うと便利です。
まとめ
農業国であるオーストラリアは、野菜、フルーツ、お肉など、非常に質のよいものをスーパーで簡単に購入することができます。
シンプルな味付けでおいしく食べられることがほとんどですので、自炊初心者さんでも是非これを機会に節約レシピにチャレンジしてみてくださいね。
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