要チェック!オーストラリアの珍しい食材5選

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食料自給率が120%を超える農業・畜産大国であり、熱帯から亜熱帯気候のエリアが国土の半分以上を占める温暖なオーストラリアでは、日本ではあまり見かけることのない珍しい食材や料理がたくさんあります。

そこで今回は、旅行などの短期滞在でも簡単に試せる、オーストラリアの珍しい食材をご紹介します。

オーストラリアに行ったら地元の食材にチャレンジしよう!

食料自給率が120%を超える(日本は70%)農業・畜産大国であり、地産地消が根付くオーストラリアでは、日本ではお目にかかれない珍しい食材をよく見かけます。

中には「本当に食べられるのかな?」と驚いてしまうような食材も多く、スーパーやマーケットは、何時間いても飽きません。

観光大国でもあるオーストラリアでは、各部屋にキッチンの付いたアパートメント形のホテルも多く、公園や広場などの公共のスペースではテーブルやバーベキューテーブルが無料で利用できるため、旅行のような短期の滞在であっても、購入した食材を気軽に食べることができます

オーストラリア滞在の際にはぜひ日本ではあまり馴染みのない食材を試してみてくださいね。

参考:農林水産省/食料自給率とは:http://www.maff.go.jp/

そんな動物まで!オーストラリアで食べられる珍しいお肉

「オージービーフ」など畜産系のイメージの強いオーストラリアですが、牛や豚、鶏、羊(ラム)など日本でもポピュラーな食肉のほかに、オーストラリアならではの動物の肉も販売されています。

レストランでも注文できる食材ですが、オーストラリアを訪れる際には是非、オーストラリアの定番、バーベキュースタイルで楽しんでみてください。

カンガルー

ルーミート

「ルーミート」の愛称で親しまれるカンガルー肉は、オーストラリアでは定番の食材で、スーパーや精肉店で簡単に購入することができます。

牛肉や豚肉と比べるとやや味が強いため、あらかじめトマトやハーブなどで味付けされた状態で販売されているものもあります。値段はひき肉やソーセージに加工したもので500g/A$5.50、ステーキで500g/A$10ほどです。

クロコダイル

クロコダイル

オーストラリアの北部(西オーストラリア州北部、ノーザンテリトリー準州、クイーンズランド州など)の亜熱帯エリアでは、クロコダイル(ワニ)が多数生息しおり、オーストラリアではこのクロコダイル肉も食べることができます。

クロコダイルのお肉はスーパーや食料品店で見ることはあまりませんが、精肉店やレストランなどでは比較的簡単にオーダーすることができます。鶏肉のようなシンプルな味で、癖がなく食べやすいと日本人にも評判です。

味が想像できない?日本では見かけない野菜

イギリスからの入植で国が始まって以降、各国からの移民が集まり、さまざま文化が混ざり合って成り立つオーストラリアでは、日本ではあまり見かけることのない野菜もたくさん販売されています。

ヨーロッパや南米から持ち込まれた野菜なども多く、中にはびっくりするような色や形をしているものもあります。

オーストラリア滞在中には、ぜひスーパーの野菜売り場を覗いてみてください。

ビートルート(テーブルビート)

ビートルート(テーブルビート)

ビートルート、テーブルビート、ビーツなどと呼ばれる、色鮮やかな紫色をした根菜です。独特な赤い色をしたスープ、ボルシチの材料としても知られ、ボルシチの赤味はこのビートルートから出されています。

糖分が高く、やや甘みのある味で、スーパーでは水煮に加工されたものが缶詰でも売られています。サラダや、肉や主食の付け合わせとしてなど、幅広く利用されています

加工されていないものは1つA$1,50、缶詰は425g/A$1ほどで販売されています。

アーティチョーク

アーティチョーク

アーティチョーク(和名はチョウセンアザミ)は花であり、つぼみの段階を食用としています。日本のスーパーではあまり見かけることはありませんが、欧米諸国ではポピュラーな食べ物です。

30〜40分ほど蒸でる、または蒸し、外側の葉の部分(ガク)を外し、丸ごと芯(ハート)の白い部分を食べます。

ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富で、便秘やむくみに効果がある食材としても知られ、ひとつA$3.50程度で購入できます。

色鮮やか!オーストラリアで食べられる南国フルーツ

トロピカルな亜熱帯気候であるオーストラリア北部では、フルーツの栽培が盛んです。各地のスーパーやマーケットなどの屋外市場でも新鮮なフルーツが販売されており、日本ではあまり見かけないフルーツも多く見かけます。

手軽に食べられるフルーツは旅行中にも朝ごはんやちょっとした軽食などに最適です。オーストラリアに来た際には、是非マーケットで食べたことのないフルーツにチャレンジしてみてください。

スターフルーツ

スターフルーツ

果実を横に切った断面が星型に見えることからその名が付いた「スターフルーツ」は、オーストラリアのスーパーや青果店などで、気軽に購入することができるフルーツの一つで、一つA$1,70前後で販売されています。

ほんのりと酸味のある、みずみずしい果物で、サラダやピクルスなどにも利用されています。カリウムや食物繊維を多く含み、老廃物の排出促進やお腹の調子を整える効果があります。

カスタードアップル(アテモヤ)

カスタードアップル(アテモヤ)

日本では「アテモヤ」と呼ばれることもあるカスタードアップルは、その濃厚で甘みの強い味から「森のアイスクリーム」とも呼ばれています。

バランスよく栄養価も高いことから、近年注目を浴びているフルーツです。500g/A$4.45程度で購入することができます。

お土産にもちょうどいい!オーストラリアの調味料&飲み物

オーストラリアには、生鮮食品以外にも珍しい商品がたくさんあり、賞味期限の長い調味料やドリンクは旅行のお土産としても人気があります。

その国独自の特産品というものは、日本の納豆や梅干のように、海外の人からすると好き嫌いの分かれる個性的な味のものが多いですが、海外を訪れるのであれば、ローカルの好物を試さない手はありません。

ベジマイト

ベジマイト

「オーストラリア人しか好きじゃない食べ物」として有名なベジマイトは、もともとイギリスで食べられていた「マーマイト」の代用品として作られた発酵食品です。ジャムのようにパンに塗るのが一般的な食べ方ですが、味は塩辛いです。

チョコレートのような色をしているため、甘いと思って食べたらびっくりした、という外国人訪問客の声も聞かれますが、地元オーストラリア人からは絶大な支持を得ており、年間2,300万個が販売されています。

スープや料理の味付けに使うことも可能で、スーパーなどで380gがA$5前後で販売されています。

ジンジャービール

ジンジャービール

「ビール」という名前ではあるものの、ノンアルコールの炭酸飲料であるジンジャービールは、ジンジャーエールのルーツとしても知られます。

オーストラリアでは多くのスーパーマーケットの清涼飲料水スペースに何種類ものジンジャービアが750mlA$2.80前後で売られています。

生姜(ジンジャー)と糖分を発酵させて作られた、ジンジャー風味と甘みの強い味で、ジンジャーエールよりも濃厚なため、あまりカクテルなどの材料になることはありませが、地元オーストラリアでは大人気があり、さまざまなメーカーから販売されています。

まとめ

オーストラリアならではの珍しい食材や食品の多くは、スーパーや市場で簡単に購入することができます

オーストラリアには前述の公共のスペース以外にも、ホテルなどの宿泊施設でもバーベキュー用の設備を貸し出しているところもあります。

現地を訪れた際はオーストラリアならではの食材を使ってオージースタイルのバーベキューなどを楽しんではいかがでしょうか。きっと一味違った思い出が作れますよ。

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オーストラリアで2年留学を経験した後、縁あって現在フランス在住。現役バックパッカーです。
海外出会った、不思議なこと、面白いことを紹介していきます。

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