海外就職に憧れはあるけれど、言葉が心配で一歩踏み出せないという人も多いのではないでしょうか。
英語や現地の公用語が話せないと、確かに仕事の選択肢は狭まります。しかし、特定の技能を持っていたり、自分にしかできない仕事があったりすれば、語学力よりもそのスキルを重視してもらえることがあります。
また、海外には日本人であるということを生かせる仕事もたくさんあり、チャレンジしようという気持ちがあれば、選択肢は決して少なくありません。
語学が苦手な人でもチャレンジできる、海外で働く方法をご紹介します。
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「手に職」は世界で通じる!特殊技能を極める
現時点では職業としての経験がなくても、好きなこと、趣味でやっていることで特殊なスキルにつながることはありませんか?海外で働きたいけれども語学にはあまり自信がない、勉強してもなかなか伸びないという方は、スキル磨きに方向転換してみてはいかがでしょうか。
専門性の高いスキルがあることを証明できる資格や試験を受けておけば、現地での就業にはかなり有利になります。資格に転換できるものは、なるべく資格として形に残しておくようにしましょう。
海外で役に立つ特殊技能・スキル
- 料理人(特に寿司、鉄板焼きなどの日本食の技術が高いこと)
- 美容師(特に欧米では現地人とアジア人では髪質がかなり違うため、日本人の美容師は重宝されます)
- 保育関連(現地在住の日本人家庭などでのベビーシッター業などが可能)
- スポーツインストラクター(ヨガ、水泳、柔道など)
- 日本文化に関する講師(着付け、華道など)
など
日本人であることを最大限に生かす!日本語を教える
日本古来の文化や歴史と同じくらい近年注目を集めているのが、アニメやファッションなどの日本のポップカルチャーです。
インターネットを通じて気軽に日本のポップカルチャーにアクセスでき、日本文化に触れられる機会が増えたことから、日本語を勉強したいという世界の若者も年々増加傾向にあるようです。
資格や経験がなくてもOKな場合も
正式に語学学校で日本語教師になるためには、専門のコースの受講やこれまでの経験が問われることが多いですが、インターネットを通じてレッスンを行うシステムや、生徒と教師をマッチングするウェブサイトもたくさんある他、口コミや紹介などで個人的に生徒を取っているというケースもよく聞きます。
ただこのスタイルでは、就労許可の出るビザのスポンサーを得ることが難しいため、すでにワーキングホリデービザや現地の滞在ビザを持っている方におすすめです。
日本語を教えられるサイト
- Preply:https://preply.com/
- Verbalplanet:http://www.verbalplanet.com/
- LIVE LINGUA:https://www.livelingua.com/
など
可能性は無限大!ロケーションフリーな仕事を探す
日本で仕事を確保し、海外に移住後もインターネットを通じて日本の仕事を現地でするという、場所を選ばないワークスタイルが近年注目を集めています。
日本での職歴や経験を最大限に生かせるため、現在の業務を見直し、フリーまたはロケーションフリーで行うのもひとつの手段です。
多くの国ではフリーランサー用のビザを用意しているため、移住を希望する国のフリーランスビザの条件を確認し、どういった職種が有利になるのか確認してみましょう。
ロケーションフリーでできる仕事
- Webデザイナー、エンジニア、プログラマー
- ライター、編集者
- イラストレーター
- アフィリエーター、ユーチューバー
など
これらの仕事をクラウドソーシング「ランサーズ」などを使って見つけ、フリーで活動する人が増えてきています。
意外な求人の宝庫?日本人コミュニティーを活用する
今や日本企業の支社や支店は世界中に展開しており、ほとんどの国では「他に日本人は一人もいない」という事態にはならないでしょう。
日本とワーキングホリデー協定を交わしている国や、日本人の留学が盛んな国などは特に、在住日本人を対象とした日本語のフリーペーパーや情報サイトなどが充実しており、日本語だけでもできる仕事の求人情報も載っています。
ただし、現地での採用になることが多く、採用直後のビザサポートは難しいため、ワーキングホリデービザや配偶者ビザなど、すでに現地で働けるビザを持っている人向けです。
日本人コミュニティーの中でよく募集のある仕事
- 日系企業(事務などのサポート業務)
- 日本食料理店(接客のないキッチンがメイン)
- 日本食専門の食料品店
- ベビーシッター
- 家庭教師
など
社長になるのは夢じゃない!自分で起業する
これまでご紹介した選択肢がどうもピンと来なかった場合、この際、現地で起業してみてはいかがでしょうか?
語学が苦手であっても、自分でビジネスを起こすのであれば通訳や翻訳家は雇うことができ、職種や業務内容は自分で決めることができます。
国によっては起業家用のビザなどがあるため、ビジネスプランがある方は思い切って起業にチャレンジするのも選択肢のひとつです。
まとめ~言葉ができなくても探せば方法はある
英語や現地の公用語が話せなくても、チャレンジできる仕事が意外と多いことに驚いた方もいるのではないでしょうか。
日本に住んでいる外国の方が全員日本語を話せるわけではないように、語学に自信がなくても海外への移住はでき、その中で可能な仕事も見つかるものです。
しかし、非常・緊急時に現地の警察や病院でまったく意思疎通ができないとトラブルや問題を大きくすることになるため、言葉の勉強は続けましょう。
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