飛行機が無事着陸すると、そこは北京です。窓の外は、遠く霞んでいるかもしれませんし、青く澄んでいるかもしれません。
今回は、入国審査から空港を出る、市内への移動方法をご紹介します。人の流れについて行けば、空港内で迷うことは少ないので、安心して空港から市内へ向かいましょう。
着陸時の注意
機体が完全に止まり、シートベルトを外し荷物を持って飛行機を降ります。同乗している人の中には着陸と同時にシートベルトを外す人、立ち上がる人もいますが、安全のため飛行機が完全に止まってからシートベルトを外しましょう。
飛行機がターミナルから離れた位置で止まることも多いため、その場合はシャトルバスに乗りターミナルへ移動します。1台目のバスは混雑するので、急がなければ2台のバスに乗ると空いているのでおすすめです。
入国審査
ターミナルビルに入ったら、指示に従い入国審査ゲートまで移動します。外国人が入国する際には、入国カードへの記入が必要となります。機内でCAさんが配布してくれますが、受け取り忘れても入国審査ゲートの所にまとめて置いてあるのでご安心です。
入国カードには、氏名、パスポート番号、ビザ番号(取得済みの人のみ)、フライト番号、入国目的、滞在先住所を記入し、内容に誤りがないことを確認して署名欄に署名をします。15日以内の滞在の場合ビザなし滞在が可能です。
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入国審査ゲートは、中国国民と外国人とで分かれていますが、厳密に分けられているわけではないので特に気にしなくても大丈夫です。もしダメな場合は改めて外国人ゲートに並び直すことになります。
なお、入国審査ではパスポートにスタンプが押されますが、たいていの場合無造作に押されてしまうので、スタンプページを無駄遣いしたくない方は、あらかじめページに鉛筆で区画線を引いておくと線に沿って押してくれます。
ただし、それすら気にしない担当もいるので、キレイにスタンプを並べたい人にはつらいかもしれません。
荷物受取
フライトチェックインカウンターで預けた荷物が、回転ベルトに乗って出てきます。搭乗したフライト番号が表示された受け取り場所に行き、自分の荷物が出てくるのを待ちましょう。荷物がターンテーブルにすべり落ちてきます。
違うフライトの受取場所に行ってしまうと、いつまで待っても荷物は出てこず、持ち主不明荷物として別の保管場所に移動させられてしまうので、くれぐれも間違えないように気を付けましょう。
自分の荷物だと思っても、荷物についたタグと手元の控えとの照合を忘れずに行いましょう。ホテルについて荷物を開けたら自分のじゃなかった、ということも多々あるようです。空港から出る時に係員から、自分の荷物かどうかチェックされることもあります。
到着ロビーへ移動
荷物が揃い、お連れ様も揃ったら、到着ロビーに出ましょう。ロビーに出る直前になぜか大型荷物のセキュリティチェックがあります。稼働していたりしていなかったり日によって違います。
日本の「お米」など大量に持ってくるとこの検査で引っかかることがあります。
関連記事▶︎北京で生活しよう!中国へ行く前に日本で買ってくるべき5つのアイテム、この記事で紹介しているもので引っかかることはほとんどないですが、担当者のさじ加減もあります。
北京空港から市内へ移動
空港から市内への移動には、空港バス、地下鉄、タクシー等の交通機関が利用できます。
空港バス
空港バスは、空港の各ターミナルから市内17方面行きの路線バスが出ています。終点まで各路線ともに15~30元(約260~520円)です。
渋滞に巻き込まれると乗車時間が長くなりますが、交通費が最も低く抑えられます。費用を抑えて移動したい方はこの方法が便利です。
地下鉄
地下鉄は、2008年に市内地下鉄環状線に接続する空港線が開通しており、片道25元(約435円)で利用できます。路上の渋滞などの影響を受けないので、到着時間の目途が立ちやすいです。
渋滞に巻き込まれず、スムーズな移動をしたい方は地下鉄が便利です。
タクシー
タクシー乗り場では、時間帯によってしばらく並んで待つ必要がありますが、目的地さえ間違えず伝えられれば直接送り届けてくれるので便利です。終電・終バス発車後は唯一の交通機関となります。
空港発のタクシーはメーターで行ってくれるので、ぼったくられることは少ないでしょう。渋滞にはまった場合は、車が進まなくてもメーターは進みます。思ったよりもタクシー代が高くつくこともあるので、この点は注意が必要です。
空港到着ロビーでの注意
このほか、到着ロビーでは無許可の個人タクシー等による客引きを見かける場合があります。
正規のタクシー業者やバス業者がロビーで声をかけてくることはありませんので、値段交渉や身の安全を自分で確保できる自信がない方は無視するのが得策です。
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まとめ
北京空港内での動きは、さほど難しくありません。空港内で迷いそうになった人の流れについて行ってみましょう。空港内には看板もあるため、スムーズに移動出来ると思います。
また、空港から移動する場合も、バスやタクシー、地下鉄などの移動方法があるため、自分の目的に合わせた移動が可能です。
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