MENU
記事カテゴリ

外務省

厚生労働省

イタリアに入国後にするべき3つの大切な手続き(滞在許可証、納税者番号)

イタリア

学生ビザを手に入れて念願のイタリア入国を果たしたあなた。でも、ほっとするのはもう少し先。イタリアに到着した後もやるべき事はたくさんあるのです。

それをなくして、イタリアでの生活を進めていくことはできません。イタリアに入国するまでも、日本では手続きのための書類に追われましたが、イタリアに着いてもしばらくは、書類や申請に追われることになります。

今回はイタリア入国した後の必要な3つの手続きについてご紹介します。

目次

滞在許可証の申請方法

イタリアに入国したら7日以内にまず郵便局に行き、「外国人用滞在許可証申請キット」(kit per la richiesta di rilascio/rinnovo del permesso di soggiorno)を購入します。

そのキットの中には、住所を記入するマークシートのようなものが入っているので、それにすべて記入して、再び郵便局に持っていきます。

記入したマークシートは郵便局から警察署の滞在許可証の部署へ郵送してもらいます。同時に滞在許可証を申請している証拠となる領収書を受け取ることができます。

また、そこで警察署に行く日のアポイントを取ります。数年前までは、警察署に直接行って滞在許可証をもらっていたのですが、現在ではこのように少し方法が変わっているので注意しましょう。

滞在許可証申請の流れ

  1. 外国人用滞在許可証申請キットに必要事項を記入
  2. 郵便局へ外国人用滞在許可証申請キットへ持って行き、警察署へ郵送
  3. 郵便局で領収書を受け取る
  4. 警察署へ行く日のアポイントを取る
  5. アポイントの日に警察署へ行く

アポイントを取った日に警察署を訪れる際の持ち物

  1. 郵便局で渡された申請証明となる領収書
  2. パスポート
  3. 証明写真写真2枚

が必要なので忘れないようにしましょう。そこで、正式に滞在許可を申請をすることになります。ミラノなどの大都市では、2週間程度で手元に滞在許可証が届きますが、地方では、数ヶ月かかることもます。

コーディチェ フィスカーレ(Codice fiscale)取得

コーディチェ フィスカーレとは、イタリアに住む人一人一人に与えられた税金納税番号です。この番号がないと、イタリアでは定期券の購入を始め、就職、アルバイト、銀行口座の開設など何もできません。

取得方法は、近くの税務署に行き、パスポートとビザを提出し、書類に住所などを記入します。

納税者番号取得のための必要書類

  • パスポート
  • ビザ
  • イタリア国内の住所

申請が受け付けられるとその場ですぐに受け取ることができます。実際の申請の際の所要時間は15分ほどです。この納税番号は、一度受け取ったらイタリアで永遠に機能するので大切に保管しましょう。

銀行口座の開設

銀行口座の開設には、滞在許可証を取得している必要があります。

開設に必要なもの

  • コーディチェ フィスカーレ
  • 滞在許可証(原本)
  • パスポート
  • ビザ

です。

イタリアの銀行は口座維持費がかかる

イタリアでは、銀行に口座を持っているだけで毎月わずかですが費用がかかります。その口座維持費は、銀行によって金額が違うのですが、平均で年間20-30ユーロと言われています。

どの銀行が、どのくらいの口座維持費用を取るのかは、あらかじめ調べておいた方がよいでしょう。銀行口座を開設する時に交わす契約書(contratto)にも、維持費などの費用が書かれています。

契約書に書かれている内容に同意して、初めて銀行口座を開設する事ができます。

関連記事▶︎イタリアに長期滞在するために知っておきたいビザに関する3つのこと

まとめ

今回は、イタリア入国後に必要な手続きについてご紹介しました。イタリアに入国したらこの3つの手続きにすぐに取りかかりましょう。まずは滞在許可証を取ること、そして、納税者番号を取得する、銀行口座を開設するの流れになります。

これができればイタリア生活の第一歩のはじまりです。

海外求人

あなたの挑戦を待っている!あこがれの海外企業へ就職しよう(海外求人)

イタリアで働くには?日本人向けの求人とイタリアでの就職・転職について

【イタリア求人】未経験からでもイタリアを狙えるサイト・転職エージェント12選

あわせて読みたい

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

Twitter で
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

目次