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カナダへ移住して分かった!トロント生活5つの魅力

トロント

日本とは全く違う土地に身を置き、自分自身で良い環境を作り上げて海外で過ごしていくということは、想像よりもはるかに大変なことが多いと思います。

私も渡航したばかりの頃は期待と不安でいっぱいで、時にはホームシックになることもありました。しかしトロントで1年以上暮らしてみて、色々な気づきもたくさんあり、日本にはないたくさんの魅力を知ることができました。

今では大好きなトロント。その魅力について今回はご紹介したいと思います!

目次

治安がとても良い

トロントの建物

私がトロントに来る前、色々なサイトで治安について調べました。

スリや置き引きが多く、ホームレスもたくさんいるというネガティブな記事を見ることもあり、少々不安に思っていましたが、実際来てみると想像よりも遥かに過ごしやすく治安が良いと感じています。

スリや置き引きなどの被害にあったという人にはまだ一度も会ったことがないので、自分さえきちんと注意していれば全く問題ない程度だと思います。

確かにホームレスはたくさんいます。日本とは違い、積極的に小銭を求めて声を掛けてくるので注意が必要ですが、怖がらずそのまま通り過ぎれば何か危害を加えてくることはまずありません。

ただし、突然暴言を吐いてくる人はいるので、その点はやはり日本との違いを感じます。それでも、仕事が終わった後夜遅くに帰ることも多々ありますが、特に何事もなく過ごしています。

日本でだって、お店で荷物をほったらかしにして席を外したり、夜遅くに一人で出歩くのは好ましくないと思いますので、「自分がしっかりしていれば」日本とはそう変わりはないように感じています。

思いやりを持った人達

トロント

トロントに来てとても印象深かったのは、きちんと周りを見て気にかけてくれる人が多いことです。

例えば、私が何度かバスの中で大きな荷物を持っていた時、「座る?」と毎回必ず誰かが声を掛けてくれました。

電車でもバスでも、お年寄りや不自由な方が乗ってくるとすぐに何人も動いて席を譲ろうとする光景に何度も遭遇し、日本のマナーを少し恥ずかしく思うこともあります。

日本でだってよくあることですが、トロントではそれが「当たり前」で、とても自然に誰もが行っていることなのです。ドアを開けたときも、後ろを見て誰か来ていたらそのまま開けて待っていてくれることも「当たり前」に、誰もが行っています。

日本では「断られたら気まずい」だとか、「目立ちそうで恥ずかしい」なんて思ってしまい積極的にできないという話をたまに聞きますが、そんなことをトロントの人はまず考えないと思います。

一時帰国をして電車に乗ったとき、「なんだかみんな冷たいな…」という印象を持ったのはこの考え方の違いからなのではないかと思います。私自身も反省する点を見つけることができました。

日本に帰国した際は、継続してトロントの人々にならった振る舞いをしていきたいと思っています。

なんだって食べられる

食事

トロントは人種のモザイクと呼ばれ、移民が多く色々な国の人々が暮らしている街です。北米でも4番目に大きな都市なので、食文化も発展しており、食べたいと思えばどんな国の料理でも食べることができるという魅力があります。

チャイナタウンやグリークタウン、リトルイタリーなど様々な国の人々が作り上げてきた移民街がそこかしこにあり、その場所柄によってお店も街の景観もがらりと変わり、トロントにいながら様々な国の雰囲気を味わうことができるのがとてもユニークで面白いです。

是非トロントを訪れた際には色々な移民街をまわってみてください!

どこに行くにも安く行けちゃう

トロントからだと日本から渡航するのに比べてアジア以外の国にアクセスしやすく、格段に飛行機代も安いです。その為、トロント留学の間やその帰り道に旅行するという方もたくさんいます。

時間は掛かりますが、ニューヨークへはバスで1万円前後で行けちゃうほど安い!

バスで行く場合は12時間程度時間がかかりますが、夜行バスなので翌日の昼頃に到着することができ、なおかつ到着するバス停はマンハッタン島の中心部の場合が多いので節約したい方にはとても便利です。私も既に2回ほどニューヨークを訪れました。

また、ヨーロッパへの飛行機代も安いので日本に直接帰国するのではなく、右回りで何カ国か旅行しながら帰るという方も多くいます。実際私もトロントからパリへ旅行しましたが、片道の料金は3万円程度でした。

時期にもよりますが、ヨーロッパ圏内の移動も飛行機だとしても1万円以下でチケットが取れる場合もあるので、日本からよりもずっと安くヨーロッパ旅行をすることができます

また、安い飛行機を選択すると、時々ストップオーバーで飛行機の乗換えをする為にヨーロッパを経由することがあるので、そのまま旅行をしてしまうという方もいます。

私がパリに行ったときはアイスランドで乗換えをしました。その際は2時間ほどの滞在でしたが、あえて次の便までの時間を遅めにすれば、そのときに観光をすることもできるのです。

カナダ自体も大きいので色々な観光スポットがあってまわり切れないほどですが、カナダの国内線は少々割高なので、オーロラを見る為にカナダ国内ではなく、比較的トロントからの飛行機代が安いアイスランドへ行くという方も少なくありません。

安い時期ですと、LCCで問題なければトロントからアイスランドは直行便の往復で4万円前後で行くことができます。

カナダでオーロラが有名なスポットといえば「イエローナイフ」ですが、調べたところトロントから行く場合は乗り継ぎ必須で、バンクーバーからであっても直行便の本数が少ない上、アイスランドへの飛行機代よりも1万~2万ほど高いことがほとんどです。

日本からはなかなか行けない場所に簡単にアクセスできるのは大変魅力的です。海外旅行好きにはとても良い環境だと思います。

自分の気持ちに素直になれる

日本にいるとき、私は人の目を気にしすぎて疲れてしまう時期がありました。

しかし、トロントで生活をしている中で素直に感情を表現する人たちにたくさん出会い、「そのままの自分の気持ちを素直に表現すれば良いんだ!」と思えるようになりました。

そのおかげか、だんだん気持ちが前向きになり、「やってもいないことであれこれ考える前にまず動いてみよう!」という考え方に自然と変化していき、日本にいたときよりも意欲的に様々なことにチャレンジしています。

また、トロントの人たちは「初心者」に優しいと感じたからこそ、失敗しても良いからやってみようと思えたのかもしれません。

語学に関しても、初めはとてもたどたどしかった私の英語を、真剣に聞いて受け止めてくれる人がたくさんいたから頑張れたのだと思います。この気持ちの変化は私にとって、とても大きな財産になると思っています。

まとめ

日本は治安も良くとても便利な国なので、それに比べると多少不便な部分もありますが、それをカバーするくらいトロントはたくさんの発見があるとても魅力的な街です。

渡航前の不安はどこに行ったのかというくらい、私はトロントが大好きになりました。実際に住んでみないと分からない魅力もたくさんありますので、もし海外留学などをご検討されている方は、トロントを候補に入れてみてはどうでしょうか?

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この記事を書いた人

フィリピンの語学学校を2ヶ月経験したのちにトロントへ渡航。
様々なことに挑戦しようとトロント中を駆け回っています。

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