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カナダで就職・転職するには?カナダで働くために日本人が押さえておきたい11のこと

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カナダ就職

ワーキングホリデー先としても人気のカナダは、海外就職を目指す日本人にとって選択肢の上位に挙がる国ではないかと思います。

しかし、海外就職は国内就職とは異なります。知っておきたいこと、知っておかなければならないことなどがたくさんあり、より多くの正確な情報を集めた人ほど成功の確率が高まります。

ここでは、実際にカナダで就職して働いていた私が、就活方法や収入、ビザなど最低限知っておくべき情報をまとめました。

※記事内の金額はすべて1カナダドル(以下ドル)=約85円(2017年5月現在)で換算

カナダ就職の5つのポイント

  • カナダの就職状況・特徴を知る
  • 英語を勉強し幅を広げる
  • カナダでの働き方を知る(駐在・現地採用・ワーキングホリデー)
  • カナダでの生活状況を知る
  • 転職サイトを利用する

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カナダで働く魅力とは

日本人がカナダで働くとどんなメリットがあり、どんな点がカナダを選ぶ理由になるのでしょうか。

  • 英語を身につけられる
  • ワーキングホリデーが利用できる(終了後に本採用に切り替えの可能性も)
  • 卒業後に就労許可がもらえるプログラムがある
  • 日系企業が多い
  • 自然が多い
  • 日本とは違った環境で働ける

などが決め手となることが多いです。

さまざまな魅力の詰まった国、カナダへ挑戦する日本人は毎年多くいます。

カナダで働きたい人におすすめの就職情報サイト

バンクーバー

カナダで仕事がしたければ、とにもかくにも職探しです。基本的な就職までの流れは日本と大きく変わりません。インターネットで求人を探し、メールで履歴書(レジュメ)を送り応募、メールまたは電話で返事が来て面接へ、というようになると思います。

トロントとバンクーバーでの私の就活経験をもとに、カナダでの就職を目指すなら押さえておいた方がいい就職情報サイトをご紹介します。

日系企業を狙うための大手転職サイト

カナダの日系企業での仕事を考えるなら、まずは日本の大手転職サイトへの登録から始めましょう。登録すれば気軽にメールで相談もできるので、疑問点の解決に役立ちます。

また、大手の転職サイトなら待遇がしっかりしたものが多いです。正社員として働きたい方は積極的に利用しましょう。

ちなみに日系企業とはいえ、カナダ人と仕事をするため雰囲気はカナダです。

ワーホリ就労者に最適な日本語の情報サイト

どのサイトもカナダ全土を対象に作られてはいます。

しかし、私の使用感として、人材カナダとJP Canadaはバンクーバーを中心としたカナダの西側方面の情報に強く、E-Mapleカナダはトロントやモントリオールを中心に東寄りの都市の求人情報に強い傾向があります。

英語力はあまり問われない

これら日本語の情報サイトの特徴は、レストランやカフェなどのアルバイトの求人が圧倒的に多いということです。

日本語で就職情報を探す人をターゲットにしているということは、英語の能力はあまり問わない、もしくは多くを求めていないということなので、アルバイトのような簡単な仕事が多いのだと思います。

具体的なターゲットは、ワーキングホリデービザで滞在している方たちだと考えられます。

まれに、正社員や長期的に雇用の見込める契約社員の求人も見かけますが、そういった類の求人はほとんどの場合、ターゲットがカナダ永住権を持つ日本人に限定されています。

多様な仕事が見つかる英語の情報サイト

  • Cragslist(クレイグリスト)

・バンクーバー:https://vancouver.craigslist.ca/
・トロント:https://toronto.craigslist.ca/
・モントリオール:https://montreal.craigslist.ca/

上記3都市以外の都市のCragslistの求人情報が見たい場合は、こちらのサイト(https://geo.craigslist.org/)から都市名を探してクリック、「Jobs」から検索できます。

 

全体の求人の半数がオンタリオ州のもの。オンタリオ州の街で職探しするなら必ずチェックしましょう。

 

政府が運営している職探しサイトです。Cragslistやkijijiと使い方は同じで、上のリンクからまずは州の選択をして、そこから職種選択へと進んでいきます。

英語の情報サイトは、ターゲットや雇用形態が幅広いです。

カナダ人や移民をはじめとする現地の人、就労ビザを持つ外国人に対するフルタイム(正規)・カジュアル(非常勤)雇用、期間限定の契約社員、それにボランティアなどなど、多種多様な求人があります。

海外就職、海外転職、海外で働くに関する記事をまとめたページです。はじめての海外就職への就活から海外で働くために必要なことなどを紹介しています。  未経験から海外転職をしたい方は「→<a href='https://wakuwork.jp/archives/44434'><noscript><img src=海外就職・海外転職についての記事をもっと読む

カナダの大手企業

カナダにある有名な企業には、以下のものがあります。

  • 金融のスコシアバンク、モントリオール銀行、トロント・ドミニオン銀行、ロイヤルバンクオブカナダ、マニュライフ、ブルックフィールド・アセット・マネジメント
  • 保険のグレート・ウェスト・ライフ、マニトバ公営保険
  • 通信のビデオトロン、テラス、サスクテル
  • 紙製品のクルーガー・プロダクツ
  • 電力のイドロ・ケベック
  • 鉱業のカメコ、ポタッシュ
  • エネルギーのエンブリッジ
  • 自動車部品のマグナ・インターナショナル
  • ITのSAP
  • 医療のビタリテ・ヘルス・ネットワーク
  • 小売のローナ、メトロ、ロブロウ、ソビーズ、ショッパーズ、ジャンクトゥ、カナディアン・タイア、ホーム・ハードウェア、メック、アリメンテーション・カウチタード
  • 食品のマッケイン・フーズ、サプート、ジョージウエストン
  • アパレルのカナダグース、ルーツ
  • 重工業のボンバルディア
  • デジタルシアターのIMAX
  • 航空のエア・カナダ、ウエストジェット
  • 製紙や輸送のカナダパワーコープ

カナダの給料事情

給料明細

平均年収

カナダ政府のホームページから分かるカナダの収入事情は以下の通りです(2011年時点)。

世帯年収

  • 2人以上の世帯の平均収入:72,240カナダドル(約600万円)
  • 1人暮らし世帯の平均収入:31,400カナダドル(約270万円)

労働者の平均年収

  • 男性の平均収入:49,100カナダドル(約420万円)
  • 女性の平均収入:32,100カナダドル(約270万円)

この統計結果はカナダ生まれの人も移民の人も含めたもので、一般的に新移民や外国人労働者の収入は平均より少ないと見られています。

しかし、移民に対する抵抗の少ない国なので、チャレンジする余地は十分にあります。もちろんキャリアや語学力、技術によって収入の良し悪しも変わります。移民だからといって一概に悪いとは言い切れません。

特別なスキルや経験があれば有利

語学力も大切ですが、それ以上にフルワーカー(日本でいう正社員)として働けるスキルや経験を持っていると、より良い条件で雇用される可能性が高まるのではないかと思います。

美容師や寿司職人、Webデザイナーなど、英語という言語を超えた技術面で勝負できる人は現地でも強いです。

なお、カナダの日系企業で働いていた日本人の収入例としては、

  • 月給2,000ドル(約17万円)→ 手取り約1,700ドル(約14万5000円)

という金額が下の記事で紹介されています。交通費や住宅手当などは支給されていません。

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最低賃金を知っておく

小切手

※カナダ政府から送られてくる小切手

職探しをする上で気を付けなければいけないのは、違法と知っていながら安い賃金で雇おうとする雇用主です。

職がなかなか見つからない焦りや英語ができない引け目などを感じて、給料が安くてもつい飛びついてしまいたくなる気持ちも分かります。私がそうでした。そして、最悪な環境で働くことになって2日で辞めた経験があります。

やはり、少なくとも最低賃金を守っていなければブラックな職場である確率が高いです。

給料の支払いをなかなかしてくれないとか、タックスリターン(確定申告)をさせてもらえず、戻ってくるはずのお金も戻ってこないということになりかねません。ちなみに、タックスリターンできないということは、もらっていた給料額が不正、不当である可能性があるということです。

自分の身を守れるのは自分。最低限の知識として最低賃金は押さえておきましょう

州ごとの最低賃金

以下、州ごとに最低賃金の高い順から低い順です(2017年3月現在)。

  • 13.00ドル(約1100円):ヌナブト準州
  • 12.50ドル(約1060円):ノース・ウェスト準州
  • 12.20ドル(約1040円):アルバータ州
  • 11.40ドル(約970円):オンタリオ州
  • 11.07ドル(約940円):ユコン準州
  • 11.00ドル(約935円):マニトバ州、プリンス・エドワード・アイランド
  • 10.85ドル(約920円):ブリティッシュ・コロンビア州
  • 10.75ドル(約915円):ケベック州
  • 10.72ドル(約911円):サスカチュワン州
  • 10.70ドル(約910円):ノバ・スコシア州
  • 10.65ドル(約905円):ニュー・ブランズウィック州
  • 10.50ドル(約890円):ニューファンドランド&ラブラドール州

参考:RCC:Retail Counil of Canada

カナダで就労するためのビザの種類

私たち日本人はカナダでは外国人です。現地で働くには就職先を探すだけでなく、カナダ政府から就労許可を得る必要があります。

Work permit:就労許可証

就労の許可が得られるビザ(Work permit)には以下のような種類があります。有給であれ無給であれ、働く場合にはいずれかのビザが必要です。

Work permitは大きく2種類

  1. 職種制限や条件の規定がない、いわゆるOpen Work permit
  2. 勤務場所や職種制限などがあるWork permit

詳しくは下記サイトで確認してください。日本語で解説しているサイトもあります。

なお、上記サイトに条件などが記載されていても、最終的には「担当者」が就労許可証に記載した内容がすべてになります。

ワークパーミット

※実際のWork permitはこんな感じ

Permanent residency:永住権

永住権所持者はそれだけで就労が可能です。永住権を得る方法としては、就労しながら申請するパターンや、結婚で権利を得るパターンがあります。

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カナダで働く際の必須アイテム「SIN」

SINとは

カナダで就労するにあたり、必ず必要になるものの一つに「SIN(=Social Insurance Number)」があります。SINは9桁の番号で一人一つ発行され、その番号をもとに政府が個人を見分けます。日本のマイナンバーのようなものです。

タックスリターン(確定申告)などの際にも必要になる重要な番号で、これがないと就労できません

以前はSIN cardと言われ親しまれていましたが、カードの発行は既にストップし、今では普通の紙に印刷されるSINになりました。

ちなみに、私たち外国人の番号は9から始まる9桁の番号になっており、カナダ国籍の人たちと一目で見分けがつくようになっています。

申請できる場所:Service Canada

基本的に直接Service Canadaのオフィスに行ってSINを発行してもらいます。住んでいる場所がオフィスから100km以上離れている場合のみ、郵送でも申請可能です。

SIN取得に必要な書類

  • パスポート
  • カナダで就労可能であることが証明ができる書類

2つ目の「カナダで就労可能であることが証明ができる書類」についてですが、私たち外国人がSINをもらうにはパスポートのほかにIRCC(下記参照)が発行した以下の書類のうち、いずれか「一つ」が必要です。

  • 「Work permit」(就労許可証)
  • 「Study permit」(就学許可証):就労できる条件が満たされている場合のみSIN発行可
  • 「Visiter record」:就労について正式に表示がある場合のみSIN発行可

※IRCC(=Immigration, refugee and citizenship Canada)とは、移民・難民・市民権を取り扱うカナダ政府の機関

SINの有効期間

就労許可を証明できる書類の示す有効期限までになります。更新した場合は、新しい書類を持ってService CandaのオフィスにSINを更新しに行きます。

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カナダで働いている間の年金:日本との社会保障協定

バンクーバー

意外と知っている人が少ない事実。

実は、カナダと日本は社会保障協定を結んでおり、カナダで仕事をしている間は両国での年金の二重支払いをする必要はなく、年金加入期間の通算も可能です。

日本の年金加入期間のみでは日本の被用者年金制度及び国民年金の年金給付の受給資格要件を満たさない場合には、カナダ年金制度(CPP)の保険期間を算入することができます。

(老齢保障法(OAS)によるカナダ居住期間は算入できません)

この場合、カナダ年金制度法による暦年ごとの1年の保険期間を日本の12ヶ月として算入します。

ただし、日本の年金加入期間と重複する期間は、考慮しません。

※日本年金機構ホームページ(http://www.nenkin.go.jp/)より

ただし、日・カナダ協定は、ケベック州にある独自の年金制度(QPP:QuebecPension Plan)は対象ではないため、加入期間の通算の対象になりません。詳細は上記ホームページで確認してください。

カナダで働くなら年金を見直そう

この年金に関する事実はカナダ在住者の間でもあまり触れられない話題で、私はカナダに5年滞在していて4年半目くらいに知りました。将来のことを考えて日本の年金もずっと払い続けていましたが、重複期間は考慮されないため、結局私は大きなお金を捨てたことになります。

就労期間、滞在期間、支払期間など注意すべき点もあるとは思いますが、カナダで長期的に就労することを考えていて日本の年金も支払っている方は、カナダでの仕事が決まった時点で年金についても一度見直しをした方がいいかもしれません。

期間によっては、日本に一度帰国するお金を使ってもおつりがくることになります。しっかり検討することをおすすめします。

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カナダでの年末調整は自分で!

カナダでは、雇用されてお給料をもらっていても年末調整は各自で行わなければなりません。

  • 公的な機関や郵便局に置いてある専用用紙に記入・提出する
  • オンラインで申請する
  • 税理士を雇う
  • エージェントに依頼する

などの方法がありますが、不動産を持っていたり、仕事を掛け持ちしたりしているカナダ人の多くは税理士を雇っています。

カナダでの勤務時間と休暇事情

勤務時間は8〜16時や9〜18時など。8時間以上仕事をする人はあまりいません。特に退勤時間は厳守されることが多いです。

有給休暇は例えば1年勤続で40日。職場のほぼ全員がすべて消化しています。1ヶ月ほどまとめて取得する人も多いので、バケーションが楽しめますね。

また、有給休暇とは別に給料の保証された病気休暇もあります。

カナダの働き方

カナダ人の仕事に対する考え方やカナダの職場の雰囲気は日本とは全く異なります。

  • 人と比べない
  • 新人や外国人を区別しない
  • ランチしながら楽しくミーティング
  • 天気や状況に応じて柔軟に対応
  • ペット同伴出勤もOK

など、カナダ流の仕事の仕方があります。詳しくは以下の記事をお読みください。

カナダで日本人が多い地域

日本人が多く住む地域は、

  • トロント
  • バンクーバー
  • カルガリー

などの都市です。日系企業もトロントやバンクーバーといった大都市に拠点を置くことが多いですが、観光業などであればもちろんカナダ全土の観光地に点在しています。

海外暮らしに関する記事を国ごとにまとめたページです。
ここから気になる国を探すと便利です。海外暮らしについての記事をもっと読む

まとめ~とにかくしっかりと事前の情報収集を

私自身はカナダ就職についてほとんど無知の状態で渡航し、手探りで右往左往しつつ働いていたようなものなので、後から知って後悔すること(特に年金ですね)がいくつもありました

知っておけば、現地で慌てずに検討や決断をすることができたことばかりです。

事前にしっかりと知識をつけ、不安なことや不明なことはあらかじめ検討・決断した上でカナダに渡れば、現地での就労も生活もより有意義になると思いますよ。

カナダ就職・カナダ転職するには

カナダ就職の状況は絶えず変化しています。今すぐにカナダで働くことを考えていなくても、情報収集のため転職サイトに登録しておきましょう。

カナダへの就職を進める上で大事なことは「情報収集」と「行動力」です。そのため、転職エージェントを使い、気になる求人情報をストックしておくことが大事です。情報収集が進めば、より具体的にカナダで働く自分をイメージできるはずです。

以下の転職サイトは待遇がしっかりとした求人が多いので、不安の多いカナダ転職でも安心して利用できます。登録は3分程度、利用は全て無料です。

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登録したからといって必ずしも転職する必要はありません。いい条件のスカウトが来た時だけチェックするなどして、可能性を広げましょう。

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