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フランス留学!パリでフランス語を勉強する際に必要な予算諸々

エッフェル塔

フランス語、アート、音楽、ファッション、舞台芸術など、フランスは様々な文化に特化しています。それらを本場で学びたい!そう決意したら、まずはフランス留学に必要な予算を考えましょう。

学費は通う学校ごとに変ってきますが、必要最低限の生活費はどのジャンルの留学であってもあまり変わりません。今回はフランス留学の学費の目安、フランスでの生活費についてご紹介したいと思います。

目次

フランス留学の学費

テキスト

学費は学校や分野によって様々です。例えば、ソルボンヌ大学付属の語学学校、ソルボンヌ文明講座は、週25時間4か月のコースで3,900ユーロ(約50万円)です。

また、パリでも学費が高いといわれている語学学校、パリ・カトリックは週21時間1か月のサマーキャンパスで952ユーロ(約12万以上)。通年ですと6,360ユーロ(約82万円)です。このほかに、登録料や教材費もプラスされます。

私立の語学学校の方が安い場合も

大学付属の語学学校だからといって学費が安いわけではありません。意外にも私立の語学学校のほうが、学費が安い場合もあります

私立の語学学校ですと、パリの真ん中オペラ駅から徒歩3分で行ける日本人向けの語学学校AAA語学院は週20時間通年のコースが3,190ユーロ(約41万円)で受講可能です。

また、芸術分野では公立の音楽学校conservatoire(コンセルヴァトワール)というものがあります。声楽、楽器、バレエ、ジャズダンスなどの芸術分野の専門学校です。

フランス全体に各県立のコンセルヴァトワールがあり、パリにはそれぞれの区にコンセルヴァトワールがあります。レベルはまちまちですが、学費は1年を通して500ユーロ(約6万5千円)ほど。国を挙げて芸術分野に力を入れているのがわかります。

このように分野や学校によって学費は大きく変わります。目安として語学学校は1年50万から100万ほどで考えておくといいでしょう。

さらに多くの学校で奨学金制度が導入されているので、調べて活用するといいですね。

フランス留学でかかる家賃

フランスの家

次に1か月の生活費で一番の割合を占める家賃について。滞在方法や場所によって多少変わりますが、今回はパリとパリ郊外のワンルームについてご紹介したいと思います。

パリ市内

やはり、フランスの首都であるパリ市内は田舎や郊外に比べ割高です。一般的にキッチン、トイレ、シャワーがついて月額700ユーロから1,000ユーロ。それより安くなると、屋根裏部屋だったり、シャワー・トイレが共同になったりします。

また基本的にフランスの家には湯船がありません。多くがシャワーのみ、湯船があってもユニットバスというスタイルがほとんどです。

学生寮がおすすめ

そこで留学生としてフランスに滞在するのであれば、学生寮がよいでしょう。普通のアパートやマンションよりは割安で、さらにパリ郊外であれば500から600ユーロで借りられるところがあります。

住宅補助を使う

そして学生ならばCAF(カフ)と呼ばれる住宅補助を受けることができます。場所や広さ、収入によって変わりますが、パリ郊外のワンルームを例に挙げると、学生で収入無しの場合、月150ユーロほどの補助を受けることができます。

申請して審査に通れば補助を受けることができますのでぜひ活用してください。ネットからの申請が可能で、住居の情報と、細かい個人情報が必要になります。留学生の場合はパスポート、ビザ、戸籍抄本が必要になります。

それらをサイト内の入力と、郵送での必要書類の提出をすることで申請が可能になります。不足があると申請許可が下りないので、フランス語がわかる人や大家さんと進めるとよいと思います。

家賃に関してはデポジット込みで一人暮らしのワンルームなら700ユーロ以上を見ておくといいでしょう。

その他のフランス・パリでの生活費

航空券

学費、家賃以外には食費や電気代、水道代、交通費がかかります。これらの光熱費は家賃に含まれている場合が多いですが、電気代に関しては月50ユーロくらいです。

食費は外食などをすればもちろん高くなりますが、自炊をする場合でしたら月に300ユーロくらいが平均でしょう。

交通費は、パリやパリ郊外に住むのであればNAVIGO(ナヴィゴ)と呼ばれる定期券を使いましょう。学生割引の利くIMAGINER(イマジネール)なら年間約300ユーロでバス、電車、メトロが乗り放題になります。

また、日本とフランスを行き来する飛行機代も考えておきましょう。時期によって大きく変わりますが、ネットで安いチケットが多く見つかります。乗り換え便は割安で、往復で7万円くらいのものを見つけることができますので、探してみください。

フランス・パリでアルバイト

自動販売機

フランスの学生ビザはアルバイトが許可されています。留学1年目や慣れない間はアルバイトなどしている余裕はないと思いますが、慣れてきたらアルバイトするのもありですね。

特にパリ市内は日本食レストランが多く並び、日本人向けのアルバイト求人が結構あります。レストラン以外にも、本屋やジャパン・エキスポなどのイベントスタッフのアルバイトもあります。

大きな収入にはならないと思いますが、少しでも生活の足しになりますし、フランス語の勉強にもなるので興味があれば挑戦してみるといいでしょう。

ちなみに私はレストランで週4回20時間のアルバイトをしていましたが、その時の収入は平均で月500ユーロほどでした。お客さんはフランス人の方が多く、接客のためのフランス語も学べましたしいい経験になりました。

まとめ

フランス

ひとりひとりケースが違ってくるので留学の予算は一概には言えませんが、一人暮らしで収入がない場合は余裕を見て、月1,200ユーロくらいを考えておくといいでしょう。そこから、住宅補助やアルバイトの収入などを盛り込んで考えてください。

月の生活費が見積れたら、それにそれぞれの学費をプラスしましょう。例としては語学学校に1年間の留学でしたら250から300万円を見積っておくと十分余裕があってよいでしょう。

初めのうちは何かと物入りですし、アルバイトなどもなかなか始めづらいですから、すこし高めに設定しておくといいと思います。しっかりと計画を立てて実りのあるフランス留学にしてください!

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この記事を書いた人

海外就職・海外求人マッチングサービスGuanxiを運営しているIT企業。
世界各地をお仕事で飛び回っています。

世界各地で滞在し、見たもの、感じたもののリアルを届けます。

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